面白かった、が……

今週のウルトラマンＸ、面白かった。
今までで一番かと言われると、見はじめたの三話からなんで、ちょっと返答に困るのですが。

先週から引き続きで、惑星ゴールドを石に変えて滅ぼした、地球のギリシャ神話のゴルゴン３姉妹の伝説の元になったという設定の「石化魔獣ガーゴルゴン」

一度はウルトラマンＸまで石に変えるのですが、仲間たちの頑張りで石化を解除。
その後クライマックスで装着したアーマーが「実に相応しい」と思いました。

それまでの話でベムスターを倒していたので、そのうち来るだろうなとは思ってたんですが、ベムスターアーマー。
特性は左腕に装着された盾でエネルギーを吸収し、盾の先端に備えられているツメからその吸収したエネルギーを放射する。

ようは反射ですな。
それで石化光線を放ってきたガーゴルゴンに、光線をそのまま返して逆に石にし、勝利。

ゴルゴン、というかメデューサの伝説のオチには諸説あるみたいですけど、確か「鏡のように磨かれた盾でメデューサの魔力を反射してメデューサ自身を石に変えた」ってのがあったと思うんで。
実に「らしい」と思いました。

……ただまー、この説だと。
メデューサの首を刎ねることが出来なくなり、メデューサを倒した英雄ペルセウスの後の冒険に問題出てくると思うんですけどね。
ペガサスも生まれないし。メデューサの首を刎ねたときに吹き出た血から生まれた幻獣ですからの。ペガサス。

ペルセウスがアンドロメダ姫を娶ることになった「化け鯨ケートスとの戦い」もどうするんだという話ですし。
確かメデューサの生首を使って石に変えて倒すんですよね。

そのせいで、戦いがあったと伝えられるエチオピアの海岸には今でもボコボコした岩があるという話だったはずなので。
そのボコボコした岩は、ケートスがそこで石化した名残、ってわけです。

……と、考えると。
正しい説じゃ無いのかなぁ？

メデューサの首を刎ねられなくなると、色々と問題が出て来過ぎますからの；
なんか自信なくなってきたよ；

日本の場合は古事記読めば正しい説は一発で分かるわけですが。
ギリシャ神話の場合はどうなんですかね？

正史みたいなもの、あるんでしょうか？；