七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

ポストハーベスト農薬の危険性!!

2017年01月31日 | 食物
昨年の7月にアップした「ポストハーベスト農薬の危険性」がランキング上位に上がってくる事があります。
毎日口にしている食品に関わる大事な事ですので、再び上げます。

ーーーーーーーーーーー再掲ーーーーーーーーー

日本の農業の衰退が言われて久しいのですが、自分たちの食べるものは、近くで作られたものを食べるのが安全だと思います。

食品の安全性を考えるときに、特に農薬の残留濃度が気になります。全く農薬をを使わずに多くの作物を生産することは難しいので、ある程度は使用されていますが、輸入された食品の多くには、収穫後にもポストハーベスト農薬が使用されています。これが、大変問題です。

私がブログを始めた目的の一つに、ポストハーベスト農薬の危険性をお知らせすることがあります。

ポストハーベスト農薬は、収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤、殺虫剤などのことです。日本では収穫後の作物にポストハーベスト農薬を使用することは禁止されています。しかし、米国をはじめとする諸外国から輸入されている果物や穀物等は、収穫後に倉庫や輸送中にカビや虫の繁殖を防止するために薬剤が散布されることがあります。


~~転載~~
小麦のポストハーベスト。

日本で1年間に消費される小麦の量は、約630万トン(2009年度)で、世界でも有数の小麦消費国です。小麦消費量のうち、国内産小麦はおよそ15%で、残り85%は外国産小麦です。ポストハーベスト農薬は国産小麦には使用されていませんが、外国産小麦には使用されています。年間約530万トン余りの外国産小麦にポストハーベスト農薬が使用されていることになります。したがって、健康を考える上で、ポストハーベスト問題は重大な関心事です。

輸入小麦に使用されるポストハーベスト農薬。

過去の調査データによれば、日本市場の小麦粉や小麦粉製品には残留農薬がかなりの頻度で検出されており、それもマラチオン(マラソン)、フェニトロチオン(スミチオン)といった有機リン系の殺虫剤に集中しています。

 有機リン系の殺虫剤には下記のような毒性があると指摘されています。

 1. 発がん性 

    体内にがん(悪性腫瘍)を発生させる恐れのある性質。

 2. 催奇性(さいきせい) 

    生物の発生段階において胎児に奇形を生じさせる性質。

 3. 変異原性(へんいげんせい)

    生物の遺伝情報(DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす性質。

 4. 生殖毒性

    成人の生殖機能および受精能力や胎児などに悪影響を及ぼす性質。

~~転載終わり~~

オレンジやグレープフルーツなどにかけられるポストハーベスト農薬は知られていますが、
もっとよく食べられている輸入小麦や輸入大豆にもポストハーベスト農薬は使われています。
遠く離れた場所へ輸出するために長い時間の移動があり、熱帯にある運河をを通過しなくてはいけません。
収穫後、穀物にかけられるポストハーベスト農薬は殺虫剤です。アメリカ国内で流通する小麦には、
この農薬は使われません。長距離の移動をするから必要なのです。

国産小麦の中で生きていたコクゾウムシを、輸入小麦の中に入れたら三日で死んだというお話があります。
私は早くから輸入小麦粉と国内小麦粉を併用できる環境でしたが、あるとき国内小麦粉にわくコクゾウムシが、
輸入小麦粉にはわかないことに気づいたことから農薬の危険性を察知しました。

家庭菜園は、地球を救えるかさまのブログにショッキングな画像があります。
http://blogs.yahoo.co.jp/pyonepyone/23862748.html


ポストハーベスト農薬が、輸入小麦に使われていることはマスコミに取り上げられません。
私もある時期までは輸入果物に使われているという情報しか知りませんでした。
これは、皇室に美智子様が嫁がれていることと関係があるのかもしれないと思っています。
輸入小麦粉を商う日清製粉と関係が深い美智子様に遠慮して、日本国民の健康に大きな影響がある
この農薬の問題が語られないのであれば、とても残念なことです。

私は、三食ともご飯を食べています。
使う小麦粉は、国内麦を製粉したものです。
学校給食で子供たちに食べさせるパンは、ぜひ国内小麦粉を使ったものにして頂きたいです。
国会でも学校給食に国内産の食品を多く使うようにと論議が行われていた記憶があるのですが、
その後進展があったのでしょうか?
その論議を進めると輸入小麦粉で作ったパンの問題に突き当たり、論議が進められなくなったのではないでしょうか?