ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

花菜畑かくれし子の「おーいおーい」

2020-04-06 | 春の俳句
     


     教室の窓を開ければ花菜風


     先生と生徒の笑ひ花菜風


     ひとり遊ぶ子どこの子菜の花明り


     とことこと幼子ころび花菜風


     


     菜の花のにほひ連れ去る電車かな


     菜の花や小川未明の丸眼鏡


     花菜明りや宿はランプの灯り


     待ちぼうけ帰る道々花菜雨


     菜の花を瓶におばちゃんの食堂


     


     菜の花や蝶をとまらせ風に揺る


     


     菜の花に寄り来て蝶のたはむるる



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