悲し気な目をした猫や春愁ひ 2020-03-15 | 春の俳句 春愁ふいつも居た場所に猫ゐず 春愁や芋に溶けゆくチョコレート 春思やよろよろ転がる一円玉 春愁の一円玉の軽さかな 春愁や2Hで描く静物画 春愁や紅茶に浮きしジャムの種 春愁のちぢんだやうな干しぶだう 春愁の声なり伸びきったテープ 春愁や捻り上げたる髭の端 #俳句 « 老いて人嫌ひとなるや藪椿 | トップ | 青空に向いて咲き初む白木蓮 »