ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

おっくうで居留守をしたる春炬燵

2020-03-30 | 春の俳句
     


     猫の鼻てふちん見たる春炬燵


     雀らの呼んでる窓や春炬燵


     小宴会ひとり始める春炬燵


     眠りから醒めて寂しや春炬燵


     ふるさとの恋しくなりし春炬燵


     猫戻り来てゐるやうな春炬燵


     火の消えて父の匂ひの春炬燵


     春炬燵もぐって子らは秘密基地


     


     寝た顔にらくがき楽し春炬燵