ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

春惜しみ奈良公園を散策す

2019-05-04 | 俳句
     


     春惜しみ奈良公園を散策す


     公園の雀と鳩と春惜しむ


     惜春や群れに痩せたる鳩のゐて


     池の面に波紋ひろがり春惜しむ


     惜春の雀寄り来るベンチかな


     ホルモンを噛んで噛み切り春惜しむ


     平成の終りし空に春惜しむ


     春惜しむ君のうなじのほつれ髪


     春惜しむ喜ぶ老いの顔見つつ




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みどりの日

2019-05-04 | 俳句
     


     健やかに老いの気合や緑の日

     明るく「お山の杉の子」みどりの日

     目を洗ひ心を洗ふ緑の日



 今朝も早くから起き出しました。昨夜、9時過ぎに寝たので夜明けに目が覚めました。それほど飲んだわけでもないのですが。近ごろは酔うのが早いし、酔うともうすぐに眠くなります。しんぼうして1時間起きてるのがやっとです。(すぐ寝ると太るから)太ると医者がうるさいし。
 暦を見て、今日は「みどりの日」と気づきました。五月みどりさんとか「今日は私の日よ。」なんて言うんでしょうね。「おひまなら来てね」「一週間に十日来い」を歌ってたような。まだ子供の頃でしたがヒットしてたのでよくテレビやラジオで耳にして覚えて友だちと歌ってました。子供心に「色っぽさ」を感じてましたね。男の子が歌うと、妙な色気がありました。この時代は、「お座敷ソング」が流行っていましたね。文字通り「お座敷小唄」や「松の木小唄」など。
「どうかしたのと肩に手を どうもしないとうつむいて 目にはいっぱい涙ため あなたしばらく来ないから」なんてな歌詞にまだ子供ながらに艶を感じてました。もちろん精通前です。「いやよいやよも好きのうち」「好きでないのはただ一つ 蔭でかくれてする浮気」とか。浮気の意味はわからないのに、男女の秘め事を何となく嗅いでたような。
 今日は、みどりの日だから野に出かけて来ます。目に良い若葉を見て来ます。目と、心も洗われると良いのですが。無理か。目は洗われても、心は汚れ過ぎとる。





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