タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

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国際交流基金アジア映画ベストセレクション 3月14日(土)・15日(日)

2009-02-16 00:01:23 | Movie
大阪でアジアン映画祭なら、東京でもより抜きのアジア映画を。ああ、体が2つあれば、よかったのに。よりによって、同じ週末です。

 既に日本の映画祭で上映されている作品もあります。評判のよい作品ばかり。日本初上陸の作品もありますね。

 タイの映倫に上映禁止されて、フィルムをズタズタにされたのを、あえてタイの映画館で公開された「世紀の光」日本では、完全版の筈。

 また、インド映画『オーム・シャンティ・オーム』は、去年のアジアフォーカス福岡国際映画祭で、観客が踊ってたって。実際見た人が、すんごい楽しいと言って、テーマ曲をいつまでもくちずさんでました。

 ということで、詳細です。

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国際交流基金アジア映画ベストセレクション
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■主催:国際交流基金
 運営協力:財団法人国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
■会期:2009年3月14日(土)・15日(日)
■会場:赤坂・OAGホール
■入場料:800円(当日券のみ・各回入替制)

■上映作品(全6本)
『虹の兵士たち』 ※日本初公開
インドネシア/2008年/カラー/35ミリ/125分 監督:リリ・リザ
1970年代、世界的に有名なすずの産地として「インドネシアで最も裕
福な島」になったブリトゥン島。島の資源の恩恵を全く受けられない貧
困層の子どもたちが、教師とともに懸命に夢を育んでいく。インドネシ
ア版『二十四の瞳』。インドネシアで大ヒットを記録、2009年ベルリン
国際映画祭パノラマ部門でも上映された。

『ナガ・ボナール将軍2』 ※日本初公開
インドネシア/2007年/カラー/35ミリ/120分 
監督・主演:デディ・ミズワル
スリで前科者のナガ・ボナールが独立戦争で大活躍、一躍「将軍」と
呼ばれる英雄となる映画『ナガ・ボナール将軍』(87)は、独立戦争を
コミカルに描き大ヒットを記録した。本作は、その後日譚ともいえる作
品。インドネシア映画祭で11部門中最優秀作品賞をはじめ6部門受賞した。

『マキシモは花ざかり』
フィリピン/2005年/カラー/35ミリ/100分 監督:アウレウス・ソリト
12歳のマキシモはスラム街に住む少年。ハンサムな警官ビクトルに
好意を抱き始めたことから、マキシモと家族との関係に変化が生じ
る。ソリト監督は自らが育った地区を舞台とする本作で長編劇映画
デビュー、国内で大ヒットを収める。モントリオール映画祭最優秀新
人監督賞、ロッテルダム映画祭NETPAC賞など、多くの映画祭で受
賞歴多数。

『細い目』
マレーシア/2004年/カラー/35ミリ/104分 監督:ヤスミン・アハマド
ヤスミン監督「オーキッド・シリーズ」のシンボル的作品。マレー系の
少女オーキッドと華僑少年ジェイソンの甘く悲しい初恋物語。マレー
シア版アカデミー賞グランプリ、2005年東京国際映画祭最優秀アジ
ア映画賞受賞。最新作『ムアラフ―改心」(07)は2008年の東京国際
映画祭で上映された。

『世紀の光』
タイ/2006年/カラー/105分/35ミリ 
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
世界中から注目されるタイの“恐るべき子ども(アンファン・テリブル)”
アピチャッポン監督の長編最新作。日本でも高い人気を誇るアピチャ
ッポン監督。『世紀の光』はふたりの医師が物語の軸となり、人々が
行き交う病院のふとした日常から、消えゆく束の間の“いま”が心に迫る。

『オーム・シャンティ・オーム』※東京初上映
インド/2007年/カラー/35ミリ/169分 監督:ファラー・カーン
1970年代、そして30年後2007年のムンバイの映画界を舞台とする
娯楽作品。恋愛・復讐劇に輪廻転生を絡めるというインドならではの
娯楽ストーリーで、スーパースター、シャー・ルク・カーンに加え、
豪華スターが客演し2007年インドのメガヒット作となった。ファラー
・カーン監督は今もっとも期待される女性監督。


●上映スケジュールなど詳細はこちらへ
国際交流基金ホームページ

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