タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

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レポート:タイの人気イラストレーターの個展 パユン・ワラシャナナン展「代官山でつかまえて」

2009-05-16 02:44:11 | タイ映画
見ているだけで、楽しい気分に。タイフェスの前後に代官山でつかまえられてみて ! 5月15日~27日

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Payoon Worachananan "Caught in Daikanyama"first solo exhibition in Japan 

 日本のカルチャー全般に憧れて、とうとう留学してしまったパユンさんの個展をさっそく見に行って来ました。オープニングだったので、パユンさんも来場。楽しい気分満載の絵が並んでいました。

 絵の雰囲気のまんま、毎日楽しいですというパユンさんに、日本の何が楽しいですか?と聞いたら流暢な日本語で、「日本人はいちばん面白いです。この人こんな性格なんだーと毎日発見があります。」と。

 展示作品の中には、代官山を歩いていたと思われる、女子高生、中年の夫婦などの人物画も。女子高生が携帯かけながら歩いているだけなんですが、携帯についてるストラップや、カバンについてるキーホルダーまで、なんだか楽しそうに描かれています。代官山で知らないうちに、好奇心につかまえられてます。

 幾何学模様のようにたくさんのケーキの断片が描いてある、「CAKES」角度を変えて見れば、たくさんの種類のケーキが並んでいるようにも見えます。そうだよね、日本のケーキ、見た目も楽しいよねー、と見ながら内心うなずきます。



คุณพยูณ วรชนะนันท์



 手にしている黄色い本は、4月にタイで出版したばかりの著書「OK GO TOKYO 」Typhoon Books。東京のデザインショップやアート関連の場所を中心に紹介したガイドブック。地図も本人の手書き。この本を片手に実際に東京をまわるタイの若者が増えてるとのこと。わたしもこの本を読んで、東京をまわってみたいです。

 Speak forというギャラリーは、ガラス張りの素敵なギャラリー。会場には、パユンさんの絵葉書や、装丁を手がけた本の展示&販売も。プラープダー・ユンさんの出版社、Typhoon Booksの本もあります。プラープダーさんの「座右の日本」の日本語版とタイ語版も。

 近所には、スクンミットにありそうな気軽なレストランもあってくつろげます。

 私がバンコクのポップカルチャーを楽しむ、その逆パターンだなと思いました。平凡な日本の風景も、こんなに楽しげに見えるなんて。元気になれる個展でした。

ユーンちゃんのブログでも個展の様子の写真が見られます

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