ウォーキングタイムトラベラー

2010年04月01日 09時58分08秒 | 島鉄也
太陽を追いかけ続ければ陽が落ちない。

すると日付が変わらない。

そうすれば永遠に時が経たない。

そう思いついた少年は太陽が地平線の彼方に落ちる速度と同じ速さで歩きはじめた。

そのうち少年はまたまた思いつく。

太陽を追い越したらどうなるんだろう?理論的には前の日に着くんじゃないのか?

そう思った少年は太陽より早く歩きはじめた。

足の指の皮がめくれてしまっても、過去にもどり未来を改める為に彼は歩き続ける。

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