久々の3連休、皆さんはいかがお過ごしですか?
この前の話しなんだけど、久々に映画を観てきました。
園子温監督の「TOKYO TRIVE」というコミック原作の実写化。
その昔、男性ファッション誌で「BOON」という雑誌(今は廃刊)を買ってる時に連載を
していたストリートカルチャーとファッションと音楽を題材をしたカッコいい漫画で、
当時からカルト的な人気があり、僕も愛読者の一人でした。(原作者:井上三太)
そんな、昔の漫画がまさか実写化されるとは思っておらず、しかも監督が園子温、
キャストも凄い濃いメンツで、主要キャスト全員がラップをするという前代未聞の
映画ということで、観に行ってきました。
■『TOKYO TRIBE』予告編
もうね、良くも悪くも「スゲェーーー!」の一言の映画でした(笑)
バトルラップミュージカルっていう世界初の映画になってました。もう園子温ワールド大爆裂!
現役のラッパーも多数出演してるんだけど、鈴木亮平、佐藤隆太、染谷将太とかの有名俳優陣も、
皆ラップに挑戦してて、それがまた妙にカッコいい!(特に染谷将太のラップは特筆してクール!)
とにかくパワーと勢いの熱量が凄い!!
言葉にしづらいのですが、なんかこの映画を観るとエネルギーを分けてもらえる気分になります。
観終わった後になんか元気になる映画です。これぞエンターテインメント!
まだ劇場公開中なので、お時間ある方は是非観てみてください!
きっと皆さんも元気がもらえます。
それにしても、園子温監督って凄いなぁと思います。
この監督は今までも、色んなジャンルの映画を撮ってるのですが、過去の作品の中で
僕のお勧め作品をご紹介↓
■『冷たい熱帯魚』
実際にあった、愛犬家殺人事件とモチーフにしたホラー映画。
リアルに怖すぎてマジでびびる。でも、何故か観てしまうという禁断の扉的なカルト作品。
でんでんの狂気に染まった演技がマジで怖すぎ!
■『ヒミズ』
親に見捨てられた少年がどん底まで落ちるんだけど、這い上がっていくっていう、
コミック原作の青春映画。全体的にダークなんだけど、ラストに絶望から希望へ
這い上がっていく主人公の生き様にグッとくる。あとヒロインの二階堂ふみがカワイイ。
■『ちゃんと伝える』
父親が癌で倒れ、余命を過ごそうと誓う息子が、実は父親よりも自分のほうが重い末期癌だと告知され、
父親よりも先に死ぬまでに、自分が父に伝えられる事はなんなのか?
生きる事の意味と、親と子の関係を綴るヒューマンドラマ。超泣けます。
映画館では洋画ばかり観ているワタシですが、たまには邦画もいいなと思いました。
連休最終日!今日も生きている事に感謝しつつ、ホリデーを楽しみましょう!
そしてあのクールな視線と雰囲気。
今回も主役じゃないんだけど、印象が強かったよ。