上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

今度は歯茎が大変だっちゅー話

2015年01月31日 | 後遺症


「唾液はね、なんだかんだで、超大事」


でおなじみのボクです。
もう今年も残すところ、あと11ヶ月になりますね。


今回は口の内のお話でございます。ハイ。
退院してから一年半。

退院当初はまったく唾液が出ませんでしたが、
ここ最近は3~4割位は回復した気がします。
水を飲む頻度や、口湿スプレーを使用する頻度がだんだん減ってきました。

ですが、ここに至るまでに虫歯には3回なりました。
1日三回食後の歯磨き+寝る前にフッ素のジェルを歯に塗っても、、、、虫歯(白目)

もう本当にどうしようもなかったので、去年の3月頃に電動歯ブラシを購入して、
高濃度フッ素入りの歯磨き粉を使うようにしてからは、虫歯にはならなくなったのですが、
ここ数か月、知覚過敏のような歯が沁みる現象が、頻発するようになってしまいました。

んで、会社の近所の歯医者で診てもらったところ、、、
「歯茎が何か所か、大幅に垂れ下がってるね」との診断。


原因は、、、

1)放射線の後遺症による歯茎の血行障害。
2)加齢によるもの。
3)オーバーブラッシング


のジェットストリームアタックでございました。

というワケで、「今度どうしたら?」と質問をしたところ、
「う~ん、もうウチで処置出来る事はあんまりない。ブラッシングの指導くらい」。。。的な
なんかもう凄い頼りない返事だったので、「この歯医者はアカン!」という直観が働いて、
友達の歯科医のKちゃんにメールで相談→四谷にある歯周病専門の先生を紹介してもらいました。

で、この前四谷の歯科に行ってきたのですが、歯のレントゲンを撮って歯茎の撮影をして、
自分の歯の状態を見ながら色々説明してもらいました。

結論から言うと、一番はオーバーブラッシングが原因で、歯ブラシの選定から、
歯磨き粉などを推奨してもらい、衛生士さんにブラッシングのやり方を教えてもらいました。

あと歯茎が下がって、出てきてしまった歯槽骨の部分には、知覚過敏と虫歯防止の為に
コンポジットレジンという歯科用のプラスチックでカバーを付けてもらう治療計画を
立ててもらうことになりました。


虫歯を気にして歯を磨きすぎると、歯茎にダメージが残る。
歯茎にダメージが蓄積すると歯周病になってしまう。
歯も歯茎も両方バランスよくケアするしかないのですね。


咽頭癌の経験者の方は、歯ブラシのブラッシング方法を歯医者さんでちゃんと、
教えてもらったほうが絶対に良いです。これ絶対必要です!!

下がった歯茎は放射線治療をやった僕らは、外科的治療をすることが出来ません。
セルフケアで歯と歯茎のメンテナンスをしていくという選択枝しか方法がありません。

なので、特に電動歯ブラシで適当に歯磨きをしてる人は気を付けたほうが良いです。
研磨剤が少しでも入ってる歯磨き粉は絶対NGだそうですよ。

一番良いのは、歯科推奨の歯ブラシで丁寧に手磨きするほうが良いみたいです。
僕みたいになっちゃうと、ホント大変ですからね。トホホホ。。。。



※ちなみに、僕がいま使っている歯ブラシはKOデンタルのGVK3.07(柔らかめ)です。
 この歯ブラシ、ホントに磨きやすいです。目からウロコでございます。


癌の後遺症は次から次へと出てきますが、「生きてるだけで儲けもの」と、
今回も考えるようにしつつ、前進あるのみです。



                            がんばれ!ワタシ!(OL風)

退院後一年半検査の話

2015年01月17日 | 上咽頭癌

※写真はイメージです(笑)

この一昨日の木曜日に、退院後1年半後のCT検査を受けて来ました。
頭~肺まで、造影剤を打ってバンザイをしてCTスキャンのドーナツを何回もくぐって、
10分位で検査終了。

結果としては、右の肺に若干の炎症っぽい反応が出たものの、咽頭部、頸部リンパなどの
再発も無く、食道、肺などにも転移も無しということで、無事に通過できました。

右肺の炎症は、たぶん誤嚥をして糖分がたまに入ってしまうのだろうとの事でした。
想像するに、一番の原因は「ビール」だろうとの事でした(白目)

主治医曰く、固形物を誤嚥すると、反射的に咳込んで、排出する反応を体がするらしいが、
糖分を含む水分は多少肺に入っても、咳払いをしても肺に入ってしまうことがあるそうだ。

なので、今後の飲酒についてはビールは控えめにして、糖分の少ないホッピーや、糖質0の
発泡酒、あと大好きな焼酎に変えていこうと思いました。


え? 断酒しろって?
絶対に嫌でーーーーーす!!


まぁタバコはもうとっくに辞めましたが、酒だけは絶対に辞めれません。
つーか、食べ物も食べれる物が制限されるわ、味覚も可笑しくて、満足に楽しめないのに
酒までも辞めてしまったら、生きてて楽しめる私の娯楽が無くなってしまいます。


昔みたいに、晩酌はもうしませんし、テキーラガバガバ飲んだりはしません。
でも、僕の場合は最低でも週最低に1~2回位は酒を飲まないと逆にストレスが溜まってしまい、
心にとっては結局飲まない事のほうがよっぽど「毒」になってしまう気がしてなりません。


最近よく思うのが、タバコや酒や食生活は確かに発癌の因子の一つではあるのでしょうが、
なんだかんだ一番の原因はやっぱり「ストレス」だと思っている。


グローバルな有名企業で働いている社長さんや有名人などの元気バリバリな人達って、
健康管理を完璧にこなしたり、タバコも酒も一切やってないなんて人はいないと僕は思っている。
(※僕の経験上、元気バリバリな経営者は酒もたばこも嗜んでいる人のほうが多い)

そんなことより、大事なのは「メンタルコントロール」なんじゃないだろうか?

ストレスは日々色んな原因で自分に降りかかってくるんだけど、それを如何に消化して、
自分の好きなことから受ける刺激の数増やして、ストレスよりも上回る人生を送っていくか?
それが、一番の健康管理であり、健康な人生に必要不可欠なものなんじゃないだろうか。


「一番大事なことは、食事管理や運動なんかじゃない」


自由に主体的に生き、必死で物事を考えたり心からワクワクしたりしながら、
自分にいい刺激を自分に与え続ける人生を歩むこと。

<僕の人生に必要なストレスをぶっ飛ばす為の行為>
1)酒を嗜みながら、友人達と酌み交わす飲酒ということ。
2)あと、会いたいと思った人には自分からドンドン会いに行く。そして交流をすること。
3)そして、好きな音楽をみんなと共有するDJを続けていくということ。

というのが、僕は死にかけた経験から得た貴重な「生き方」である。


ストレスが増えたら、それを上回る良い刺激を!



これをモットーに、これからの人生を歩んで行こうと思う。

 

                                      つづく

今年もよろしくおねげーしますな話

2015年01月12日 | その他・色々


遅ればせながら、今年も皆様宜しくお願いします。


年末年始は、忘年会や、新年会ラッシュで、飲み過ぎたせいもあって、
元旦早々、血痰を吐きましたが、今のところ相変らずなんとか生きています。
おせち料理も、焼きモチ以外は結構食べれました。



そして、1/2は咽頭癌経験者の会(チーム日サロ)の新年会に
参加してきました。

このメンバーのなかでは僕は最年少なのですが、先輩の皆さんの元気っぷりは、
相変らずで、いつもパワーと色々な後遺症経験や、対策などの知識を貰えます。

こういう先輩たちに出会えたこと、そして自分からブログを始めたことによって、
広がっていた世界を、これからも自分の財産として大切にしていきたいと思います。


来週に半年ぶりにCT検査を受ける事になりましたが、去年で後厄からも脱出したし、
この勢いで無事クリアをして、今年も前進していけるといいな~と初詣で神頼みもしてきました!


今年も、前進あるのみじゃ!!!