上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

肩こりが酷い

2014年05月27日 | 後遺症


最近、ユニクロの【UTme!】っていうアプリで、Tシャツ作るのが面白くて遊んでいます。
著作権に引っかかる画像を使ってるとオーダーはキャンセルされますが、なかなかオモロイです。
いつかカッコいいTシャツ作ってやる!


さてさて、そんな事は置いといて、最近は毎週金曜に近所の鍼灸院に通っているのですが、
相変らず肩こりが治りません。(特に右肩が)

いつも2時間近く、マッサージと鍼とお灸をしてもらって、1回=5,700円なので、
コストパフォーマンスは良いのかもしれません。
施術をしてもらって1~2日は調子が少し良くなるのですが、翌週には元通りの
カチカチ山みたいな肩コリになってしまいます。
完全に肩こり無限ループ状態です。

かれこれ4か月近く通ってるのですが、さすがにもう金欠になってきました。
週一ペースで通うのであれば、1回3,000円位までが限界かなと思うようになりました。
このままでは、家計は火の車でやんす!

職場復帰をしたら、当分は内勤になるだろうから、PCでの作業がメインになるだろう。
そうしたら、今よりももっと肩の調子は悪くなってしまいそうだ。

金スマでやってた肩こり体操とか毎日やってるんですが、なかなか痛みが取れません(白目)
放射線の後遺症ってのは、本当にシンドイです。
以前にも書きましたが、咽頭癌は消化器系の癌と違って治療後のQOLが長期間に渡って
著しく低下するのが本当に辛いですね。。。

話変わって、シンガポールに出張中の会社の後輩から、6月の取締役会で僕の大嫌いな
常務が退役になって非常勤になるとのメールが来ました。

その常務は、トンチンカンで無理難題な命令やら辞令を出すというキチガイ上司で、
彼のおかげで約4年間近く、精神的に相当ダメージを与えられたのを未だに覚えてる(怒)


これで、社会復帰した後の心配も一つ無くなることが事前に解って良かった。
持つべきものは、優秀な上司より優秀な後輩なのかもしれない。

コレって、どうなんでしょうね?

2014年05月19日 | 上咽頭癌



最近、ネットを徘徊していると、癌というキーワードに引っかかる治療法がある。
それは「血液クレンジング」というもの。

某クリニックのサイトを見てみました。
そこの治療効果などの説明は、、、

■↓以下説明文
専用のオゾン耐性ボトル内に血液を100ml程度採取し、そこにオゾン3%、純酸素97%の
混合ガスを注入することにより血液を活性化させ、点滴の要領で体内に戻すというもの。

活性化した血液により下記のような多岐にわたる変化がみられるため、さまざまな体調不良や、
病気の改善ばかりでなく、アンチエイジング効果が期待できます。

<効 果>
・血管が拡張し、サラサラ血になるため、全身の隅々まで血液が行き渡ります。
・血液中の酸素量が増えます。
・活性酸素に対抗する抗酸化酵素が増えます。
・免疫力を調整したり高めたりします。
・エネルギーの生産量がおよそ20%アップします。
・代謝が良くなります。
・炎症を抑える働きが高まります。



治療金額は1回で大体10,000~15,000円位?
癌の予防などの場合は高濃度ビタミンC注入がお勧め。。。とかなんとか。。。

ヨーロッパでは50年以上前から行われてる治療だとか書いてあるけど。
なんか胡散臭いんだよねぇ。。。こーいうの。

ただ癌になった人からすれば、少しでも効果があるものには飛びつきたいというのが
心情ってものなのですが、実際のところ効果があるのでしょうか?

入院中に、ネットで某免疫療法の事を色々調べて、某主治医に併用できるのですか?と
コソッと聞いてみたら、、、


「そんなエビデンスの無い高額治療やるなら、そのお金で栄養のある美味しい物たべなさい」


と、一蹴されたことを思い出しました(笑)

でも実際は、退院しても嚥下障害のおかげで、美味い物なんか食べれないわ、味も解らないわで、
エンシュアを胃瘻から入れるだけのロボットのような生活が待っていたワケですが(白目)


結局は先日書いたとおりでメンタルヘルスを行う位しか、対応できる事って他には
何か無いのでしょうかねぇ?

少しでもいいから、「死」という事から遠ざかる事が出来る治療法があればいいのになぁ。

結局、癌という病気は。。。

2014年05月12日 | 食事


今日もいい天気ですね。
今週は通院が多いので、このまま暖かい天気が続くと良いなぁ。

中耳炎の具合も少し改善が見えてきて、鼓膜に溜まってた浸出液が減ってきたのか
聴力のほうも少し良くなってきました。
このまま聴力のほうも改善をしてくれれば良いのですが。。。


あと、先日久々にククレカレーの甘口に久々にチャレンジしましたよ。
やはり辛さは今までよりも感じてはしまいますが、甘口は完食できるようになりました。
今まで食べれたものが、また食べれるようになる事は、失った体を取り戻したかのような
気分になって、とても嬉しいことですね。

そうそう、食べ物と言えば今日こんな記事を目にしました。

■食事とがんの発生リスクはほとんど関係無し
http://gigazine.net/news/20140512-foods-cannot-prevent-cancer/

まぁ、こんなもんだろうと思ってはいましたが、何を食ってても癌になる人はなるし、
ならない人はならないのかもしれません。

関係あるのは、タバコと酒とメンタルの3つなんでしょうか。
つきつめると、一番の原因はメンタルヘルスなんだなと思いました。
だって酒もタバコも結局はストレス発散の為に吸ったり、飲んだりする事が多いもんね。

僕も正直なところ、そんなに酷い食生活はしていませんでしたが、
仕事でのストレス、離婚のストレス等がある時期に集中して、自律神経がおかしくなったのが、
癌になった原因だったと思っています。


「病は気から」

とはよく言ったもんですね。
先人たちは、昔からこの事を知っていたんしょう。

癌になって生まれ変わったと思い、これからの生き方を考え直さないと
いけないなと思いました。

TS-1再開

2014年05月08日 | 上咽頭癌



今日は、月に1度の東大病院での定期健診日でした。
15:00の予約だったのですが、呼ばれたのは16:20頃。。。
相変らず、予約の意味を感じないシステムです(白目)

今回も治療前に血液検査をしてからの診察となりました。
血液検査の結果は、炎症値(CRP)が2程度と少し炎症反応がありましたが、
まぁ、問題無いだろうということで、先月いったん中止となった抗がん剤(TS-1)を
再開することになりました。

来月も問題がなければ継続投与をして、TS-1が飲み終る7月の定期健診時に、
MRIかCTを撮ろうという話に。。。


■今日の噛み合わない診察中の会話
ワタシ「7月にPET検査という訳にはいかないんですか?」
主治医「PETは1年か2年に1回位しかやりません」

ワタシ「なぜですか?」
主治医「時間とお金がかかるし、そんなに頻繁に行う検査ではないので」

ワタシ「また肺に違和感などを覚えたりした場合は?」
主治医「肺だったら、CTでも十分に見れますし、肺に転移してたら見つけても、もう手遅れですね」

ワタシ「消化器系などは痛みを感じないので気づかないのでは?」
主治医「癌は再発したら、治る見込みは無いのでPETをやってもやらなくても結果は
    同じですよ」

ワタシ「早期発見出来れば、手の打ちようがある場合もあるんじゃないんですかね?」
主治医「まぁ、そういうケースも稀にありますけど、基本的には厳しいですよ」

ワタシ「あぁ、そうですか・・・」
主治医「他に質問ありますか?無ければ今回はこれで終わりです」


この主治医の考えでは、「再発・転移=延命(いずれは死ぬ)」という考えは揺るぎないようだ。
なので、今日のような会話をこの主治医と交わすのは、今後はもう辞めることにした。

確かに、画期的な抗がん剤でも見つからない限り、一度癌治療を行った人間は、
かなり身体が弱ってしまっているので、再発・転移をしてしまったらアウトと言う事は、
ほぼほぼ当たっているのかもしれない。


それでも、例えそうだとしても、生きる事を諦めたくないのが人間なのではないのかなぁ、、、
と今日は思いました。


ワクチンでも、抗がん剤でもいい。
せめて癌が完治しなくてもいいから、飲んでいれば延命が出来る「分子標的薬」等が
早く開発され実用化されることを切に願う。


そうすれば、「癌」を主体としてしまう生活からは少し距離を置く事が出来るのだから。

退院後10ヶ月目のQOL(2014.05)

2014年05月01日 | 上咽頭癌

世の中は、GWなんですね。

最大で11連休とかなんとか。。。
海外旅行にBBQに買い物にと、皆さん楽しんでいる事でしょう。
僕は最近は体調があまり良くなくて、引きこもり&通院の日々です(白目)

先週は鼓膜につけていた通気チューブが取れてしまい、4日間も耳からダラダラと
滝のように滲出液が出てきて大変でした。
やっと鼓膜が塞がって耳垂れが止まったかと思ったら、鼓膜の中に滲出液が溜まって
また、退院した頃と同じ感じに戻ってしまいました。
これを「滲出性中耳炎」というなかなか治りにくい中耳炎というそうです。

<症状>
・耳の閉塞感
・難聴
・自声が頭の中に響く感じ


とにかくもう、違和感ありまくりです。
しかも、先日の日記で書いたとおりで、東大病院では中耳炎は診てくれそうにないので
昨日、近所の耳鼻科に1年ぶりに行ってきました。
そして、東大の先生の紹介状を耳鼻科の先生に渡すと「大変でしたねぇ」と励まして
くれました。

そして鼓膜の状態を確認してもらい、耳の清掃、チューブを使っての耳管の通気をして
もらいました。
先生曰く「しばらく毎週通いながら色々と治療方針を考えて行きましょう」との事でした。

僕が「またチューブを入れなくてもいいんですか?」と聞くと、
先生は「まだ鼓膜の傷口が完全に塞がってないので、とりあえず薬で様子を見ましょう」とのこと。

結局、ムコダインとロメフロンという点耳薬を1週間分処方をしてもらいました。
先生曰く、放射線が耳と喉をつなぐ「耳管」という管が炎症を起こしてて、通気が悪くなってて、
浸出液が未だに出まくっているみたいです。

放射線が正常組織を破壊してしまっていて、回復には最低でも2~3年はかかるそうだ。
しかも耳管の粘膜を修復してくれる薬はムコダインしかないそうで、暫くは飲み続けないとダメらしいです。

癌の後遺症とはまだまだ長く付き合っていかないといけないようです。
まぁ、70グレイの放射線を浴びてしまったのだから仕方がない。
【生きてるだけで丸儲け】と考えるしかなさそうです。


さて、今月で退院後10ヶ月目となりました。
今の身体の状態を記録に残したいと思います。

■嚥下障害について
 薄皮を剥ぐようにですが、地味に改善してきています。
 食べれる物がまた少しづつ増えてきました。
 ですが、お米については相変わらず飲み込めないです。口の中で餅になります。
 あと、水が飲み込みづらかったのですが、先月よりは少し飲み込みやすくなりました。
 薬やサプリメントの錠剤も大きくない物であれば、飲み込めるようになってきました。


■味覚障害について
 甘味はだいぶ回復してきましたが、何故か生クリームだけは甘味を感じません。
 辛さについては、ラー油、胡椒は辛さを感じますが、大丈夫になりました。
 唐辛子については、まだかなり辛く感じてしまいます。 
 大好物のカレーですが、甘口のカレーであれば少しは食べれるようになりました。
 甘口カレーを完食するのが当面の目標になりそうです。


■歯について
 今のところ虫歯は発生していませんが、最近右顎に鈍い痛みを感じるようになりました。
 やはり、左下の親不知の周辺の歯肉が少し炎症を起こしやすいそうです。
 そろそろ、また歯医者に行って診てもらおうかと思っています。
 顎関節症じゃなきゃ良いのですが。。。


■唾液について
 先月よりは少し出るようになったような?体感としては25%位かな?
 ガムを噛む頻度と保湿スプレーを使う頻度が減った気がします。
 水が飲みやすくなったので、頻繁に水を飲むようになったからかもしれません。

 就寝時は、人口唾液を塗らないと相変らず潤いが持続しないので辛いです。
 相変わらず明け方に一度、目が覚めてしまいます。
 色んなジェルを試しましたが、バイオティーンのオーラルバランスというジェルが
 値段は高いのですが、一番潤いが持続する気がします。


■声について
 ガラガラ声は結構改善をしてきました。声帯の動きというか発音の仕方が解ってきた
 みたいで、話しやすくなってきた気がします。
 暖かくなってきたので、口の中が乾燥しづらくなったというのもあるのかも。
 ただ、長時間話すとすぐに乾燥してしまい口が渇いて呂律が回りづらくなります。
 とにかく口の乾燥を何とかすれば、少しは話しやすくなったかなと思います。 


■その他
 ・体重は67kgで停滞中です。このままキープで!
 ・ジョギングはここ最近の体調不良で中断してますが、ぼちぼち再開したいです。
 ・鍼治療ですが、あまり改善が見られないので、店を変えようか悩み中です。
 ・抗がん剤(TS-1)は今月から5クール目に入ります。あと2クール!



今はこんな感じです。
全体的には地味に回復傾向にありますが、顎が痛かったり、右耳の調子が悪かったりと
今月はちょっと調子が悪い感じになってしまいナーバスな傾向になってます。
でも、自分の身体の事は自分で解決していくしかないので、自分で考えながら
最善の方法で治していきたいと考えています。


あと6月~職場復帰に向けて、書類などを準備しています。
順調にいけば、6/1から午前中だけリハビリ復帰をして、7月から勤務時間を増やしていって、
8月~フルタイムでの復帰を目指しています。


7月に退院後1年のPET検査があるので、そこで再発・転移が見つかってしまったら
また入院になってしまうかもしれませんが、先の事を考えても答えは出てこないので、
今出来ることだけをやっていこうと思います。