上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

園子温監督の映画がヤバイ話

2014年09月15日 | 映画


久々の3連休、皆さんはいかがお過ごしですか?
この前の話しなんだけど、久々に映画を観てきました。

園子温監督の「TOKYO TRIVE」というコミック原作の実写化。
その昔、男性ファッション誌で「BOON」という雑誌(今は廃刊)を買ってる時に連載を
していたストリートカルチャーとファッションと音楽を題材をしたカッコいい漫画で、
当時からカルト的な人気があり、僕も愛読者の一人でした。(原作者:井上三太)

そんな、昔の漫画がまさか実写化されるとは思っておらず、しかも監督が園子温、
キャストも凄い濃いメンツで、主要キャスト全員がラップをするという前代未聞の
映画ということで、観に行ってきました。


■『TOKYO TRIBE』予告編


もうね、良くも悪くも「スゲェーーー!」の一言の映画でした(笑)
バトルラップミュージカルっていう世界初の映画になってました。もう園子温ワールド大爆裂!
現役のラッパーも多数出演してるんだけど、鈴木亮平、佐藤隆太、染谷将太とかの有名俳優陣も、
皆ラップに挑戦してて、それがまた妙にカッコいい!(特に染谷将太のラップは特筆してクール!)

とにかくパワーと勢いの熱量が凄い!!
言葉にしづらいのですが、なんかこの映画を観るとエネルギーを分けてもらえる気分になります。
観終わった後になんか元気になる映画です。これぞエンターテインメント!

まだ劇場公開中なので、お時間ある方は是非観てみてください!
きっと皆さんも元気がもらえます。


それにしても、園子温監督って凄いなぁと思います。
この監督は今までも、色んなジャンルの映画を撮ってるのですが、過去の作品の中で
僕のお勧め作品をご紹介↓

■『冷たい熱帯魚』

実際にあった、愛犬家殺人事件とモチーフにしたホラー映画。
リアルに怖すぎてマジでびびる。でも、何故か観てしまうという禁断の扉的なカルト作品。
でんでんの狂気に染まった演技がマジで怖すぎ!


■『ヒミズ』

親に見捨てられた少年がどん底まで落ちるんだけど、這い上がっていくっていう、
コミック原作の青春映画。全体的にダークなんだけど、ラストに絶望から希望へ
這い上がっていく主人公の生き様にグッとくる。あとヒロインの二階堂ふみがカワイイ。


■『ちゃんと伝える』

父親が癌で倒れ、余命を過ごそうと誓う息子が、実は父親よりも自分のほうが重い末期癌だと告知され、
父親よりも先に死ぬまでに、自分が父に伝えられる事はなんなのか?
生きる事の意味と、親と子の関係を綴るヒューマンドラマ。超泣けます。


映画館では洋画ばかり観ているワタシですが、たまには邦画もいいなと思いました。
連休最終日!今日も生きている事に感謝しつつ、ホリデーを楽しみましょう!


夏休みに非リア充だったのでDVD観まくった話

2014年08月19日 | 映画


あっという間に、終わってしまった今年の夏休み。
振り返れば今年も、旅行に行ったり、フジロック行ったり、BBQ行ったりなどという
「リア充」的な事とは一切無縁な夏休みとなってしまいました。

それでも、去年の地獄のような夏の生活に比べれば、かなり前進したもんだと
自分を慰めつつ、今年の夏休みに観たDVDの話をしようかと思います。

まず、我が街ではTUTAYAとGEOという2大レンタルチェーンが
ウクライナ情勢ばりに、このお盆休みも火花を散らしており、両店ともに
旧作・準新作は100円、GEOに至っては、お盆中は新作まで100円という
もはや、暴挙としか思えないような価格設定を打ち出して、もう戦争状態となっており、
当然、私のような「非リア充」は、こぞってレンタルしまくる訳です。

僕が最近レンタルする作品の傾向としては、

若くして事故で死んでしまう人の話や、
若くして病気で死んでしまう人の話や、
若くしてがんで死んでしまう人の話など。

今回も5本ほど借りましたが、3本はこの類のものでした(笑)
(体がこういう作品を求めているのでしょうか?別に早死にしたいワケじゃないんだけどね。。。)

でもって、一番印象に残ったのが↑の皆さんご存知の「Steve Jobs」
色んな映画レビューサイトでは超駄作だと、ボッコボッコに叩かれてはおりますが、
正直僕にとっては、とても印象深い作品でありました。

内容的には、自宅のガレージから仲間を集めて基盤ボードを手作りで作って、
電気屋さんにボードを60枚売るところから、アップルⅡ、マッキントッシュ
そして、iMacから初代ipodをリリースするまでしか作品としては描かれてはいませんが、
僕が大学生時代にリクルートでDTPのバイトをしている頃は、まさにマッキントッシュを使って、
仕事をしていて、90%までデザインが出来たところでアドビのソフトが
フリーズして、こっちも全身がフリーズするという苦い経験を思い出させてくれました。
あの頃はよく徹夜してバリバリ仕事をこなしたりしてたなぁ。。。と。


■この映画の良い点
・とにかく主演のアシュトンカッチャーのジョブズの模写の拘りがハンパ無い。
・初代アップルⅠ、Ⅱ、そしてマッキントッシュが開発されていく描写がリアル。
・そしてOSのリサの開発秘話や、マイクロソフトのビルゲイツに見事にOSを
 まんまとパクられる所がちゃんと描かれている点。
・そして、当時の仲間との亀裂と、その後社内で孤立をして会社をクビになるまでの描写。
・とにかくアップル社の製品に対しての拘りと誇りをちゃんと描いてるところ。

■この映画の残念な点
・アップルをクビになってからジョブズが、NEXT社とピクサー社を
 立ち上げて再び成功する話が15秒位しか描かれていない点。
・実はのちにビルゲイツから色々と出資を受けたりしたエピソードが描かれてない点。
・学生時代との恋人の話と結婚した奥さんと子供たちの話が少ない点。


とまぁ、こんな感じの作品でした。

この映画が叩かれている理由は、iphoneやitunes、Macbookなどの最近の製品については
一切語られていないので、ライトなMacユーザーが観たら「なんじゃこりゃ?」的な
作品に映ってしまったのでしょうね。きっと。
(そのへんはきっと、ソニーピクチャーズ版の新しいジョブズ映画が表現してくれるでしょう)

でも、この作品はIBMのスローガンが「Think=考える」という事に対して、
アップルは「Think different=違う事を考えよう」という世の中に無い未来を
作り出そうという創業者たちの熱い思いを一番伝えたかったのだろうと僕は思う。

残念ながら、彼は56歳に癌でこの世を去ったワケですが、
非常に密度の濃い人生を全力で駆け抜けたんだろうなと映画を観て思いました。

↓僕が一番好きなアップルのCM
「Think Different.」(声:スティーブ・ジョブズ)


やっぱり人生は生きる長さだけじゃなくて、密度のほうがとても重要なのかもしれませんね。





映画を観てきました。

2013年12月24日 | 映画



昨日は久しぶりに映画館に行ってきました。
観た作品は【ゼロ・グラビティ】です。
今問題になっている「宇宙ゴミ=スペースデブリ」を題材にした映画です。
3Dで観たのですが、とにかく凄い映像美とスリル満点の映画でした。

ジョージクルーニーとサンドラブロックしか出てこないので宇宙での孤独感が
より一層強く表現されてる作品でした。
これは映画館で3Dで観ることをぜひお勧めします!


さてさて今日はクリススマスですが、僕は昨晩から熱が38度位出てしまい、
しかも頭痛が酷く、結局、昼過ぎまで寝込んでしまいました(白目)
昨日一昨日と2日連続で外出したせいなのか疲れが溜まってしまったようです。
この位でヘトヘトになるなんて、、、、嗚呼情けない(涙)

朝熱を測ったら、37度まで下がりましたのでカロナール飲んで家で引きこもってます。
喉が痛いとか、鼻水が出たりはしてないので、風邪ではないみたいで良かったです。


今年はクリスマスケーキも、チキンもたぶん食べられそうにないですが、
一生のうちにこんなクリスマスがあったなぁ~と後々良い思い出になるのでしょうか?


皆さんは、楽しいクリスマスを!!