森の詞

元ゲームシナリオライター篠森京夜の小説、企画書、制作日記、コラム等

番外編② チャット

2008年03月30日 | 小説を書く、ということ

 以下は、先日チャットにて物書き仲間と交わした会話のログです。
 本記事とするには余りにも短いため、番外編として掲載しました。
 最近手抜きをしてばかりで申し訳ありません。

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篠森 > 師の言葉では、小説を書くということはプロットを作った時点で90%完了しているとのことです (17:09)
** > ほう (17:09)
篠森 > そのくらい、作品の世界を構築することが重要だということでしょう。書き進めているうちにわからないことが出てきて取材を追加したり、 (17:10)
篠森 > ファンタジーなら、設定の矛盾や「決めていなかったこと」が出てくるようでは話にならないと (17:10)
** > う…… (17:11)
** > 響き渡るお言葉です…… (17:11)
篠森 > 掲示板で取材に関する■■さんの書き込みがあったときにも書きましたけど (17:12)
篠森 > これを題材にする、と決めた時点で (17:12)
篠森 > 本棚が一段埋まるくらいの資料を揃えて、知識を網羅してからプロットを立てるようにと言われました (17:13)
篠森 > 言ってみれば、砂漠を通り抜けてオアシスに向かうと決めた時点で (17:13)
篠森 > その砂漠の地形や砂の性質、日の出日の入りの時間、気温に湿度、隊商の有無など完璧に調べ上げて (17:14)
篠森 > その上で、最適なルートを決めるべきだということです (17:14)
** > なるほど (17:14)
篠森 > 砂漠に入って、迷ってから地図を取り出したり (17:14)
篠森 > 隊商に出会ってから、何を売っていますかと尋ねたり (17:15)
篠森 > 水が足りなくなってからサボテンを探すようでは、あまりにも心もとない (17:15)


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