森の詞

元ゲームシナリオライター篠森京夜の小説、企画書、制作日記、コラム等

予告

2008年08月15日 | 小説を書く、ということ

 近いうちに【小説を書く、ということ】を更新します。
 副題は「文章の推敲と校正」の予定。「ファンタジー小説の難しさ③」はどうした、と突っ込まれそうですが、申し訳ありません。今、これを伝えなければ。そういうモチベーションがないと書けないんです。
 この場を借りて概要を説明しますと、③では『お約束』の扱い方について論じる予定でした。
 宇宙空間で爆発音が轟いたり、異世界で日本語が通じたり、質量保存の法則や慣性の法則が無視されていたりといった、空想・夢想とは違った意味での“ありえない”事象が当然のようにまかり通るのもファンタジーの醍醐味です。
 ②で述べたように、空想と常識を融合することで架空の世界に現実の読者が降り立つ『足場』が生まれるわけですが、一度引き込んでしまえば、今度は逃さない・醒めさせない工夫が必要となります。
 そのうちの一つとして、お約束について書く予定でした。
 
 今回「文章の推敲と校正」について書こうと思ったのは、主にオンライン小説において、誤字脱字等の乱れが少々目に余ると判断したからです。
 正しくは**であるとか、本来は**であるとか、そういうことを書くつもりはありません。私も相当数の誤りを犯している自覚がありますから。

 何かを残し、伝えたい。
 誰もが抱くであろうその思いを、願いを、文字に託すことを選んだのであれば、当然備えていて欲しい心構えについて説く予定です。

 文句があるなら読むな。

 過去、文章について指摘を受けて、一度でも上のように思ったことがある人は、よろしければ読んでみて下さい。
 ご意見・ご感想もお寄せいただければ幸いです。