アナウンサー「信成さんはこのニュースを聞いてどう思われたんですか?」
織田くん「僕は正直意外だな・・・っていうふうに思いました。」
スタジオの皆さん「えー!」
織田くん「というのも佐藤信夫先生のお話にあったように急ぐことはない、
ちょっとずつ浅田選手の状態を見ながら、
地道にこう貯金を積み重ねて行くのかなと思ったんですけど、
やはりGPシリーズに参戦するということは、そこまでにはきちんと仕上げていかないといけない、
全日本選手権は12月末になるので、ちょっと早くなるわけですよね。
ということは今の状態を逆算しているわけですから、
今の状態はすごくいい状態なんじゃないかなと思います。」
アナ「これからの戦いを振り返っていきたいんですけど・・・(まだ始まってないのに・・おかしな表現)
まず全日本選手権を目指すためにも復帰戦は9月末の中部選手権、
国内戦で戦って行く・・・という話だったんですが、
今回、この国際大会であるGPシリーズの参戦を表明したということは、
浅田選手の思惑というのはどういうことなんでしょうか?」
織田くん「まぁシンプルに試合数だけを見ても、試合数が増えるわけですよね。
当初はたぶん中部選手権と西日本選手権で予選大会を積み重ねていって、
全日本選手権に進む・・・という形だったんですが、
GPシリーズ2戦プラス中部選手権ということで、西日本選手権は免除になる可能性があるんですけど
1戦増える、ファイナルに進出すると2戦増えるわけですから、
それだけ試合数を踏むことで、試合感っていうのを取り戻したい、
GPシリーズは国際大会、大きな国際大会なので、
そういったところでどういう風に緊張感と戦うか、
もう一度覚えておきたいというのが狙いなんじゃないかと。
プラスジャッジですよね。
全日本選手権と言っても、国際的なプログラムの評価を踏まえて、
全日本のジャッジの方もプログラムを見るわけですから
浅田選手がどういうプログラムを用意して、
それがどのように国際大会で評価されるかっていうのも
浅田選手自身も滑って確認しておきたいっていうのがあったのでは?」
アナ「世界の一流選手の中で、今の浅田選手のポジションがどの辺りなのかということを
確認したいということですよね。
ちょっと気が早いんですけど、GPファイナルに真央さん行けますかね?」
織田くん「ちょっと気が早いんですけど・・・
僕は、浅田選手が世界選手権のレベルまで戻さないといけないとおっしゃってたので、
そこまで戻せたら十分GPファイナル進出っていうのはありえると思うんです。
といっても若い選手は今3回転3回転だったり、3Aを武器に戦っているので
ジャンプをどこまで浅田選手も決められるか、
演技構成点の部分では、スケーティングの技術であったり技と技のつなぎ、表現力、振り付け、
そういったところは休養しているとはいえ衰えてません!
アイスショーでもむしろアイスショーでさらに磨きがかかってきたと僕は見てて思っています。
そういったところは若い選手と同等に戦っていける、演技構成点という部分では。」
アナ「1年って長いブランクのように見えるんですけど・・・そんなことはない?」
織田くん「1年、確かに長いです。
ただ浅田選手はずっと1年間、全く氷に乗らなかったわけではないので
アイスショーもして氷に乗りながら、1年間休養していたので
そこまでブランク・・・丸々1年のブランクっていうほどではない。
ただ試合には1年出てないので、
試合をどうこなしていくか、すごくポイントになります。」
アナ「大人の滑りをしたいと浅田選手も話していましたから、ジャンプがついてくればおもしろいよと」
織田くん「決まってきたら、もうバッチリ!」
GPシリーズに参戦することが決まっただけなのに、もうファイナルの事を聞くアナウンサー・・・。
マスコミは静かに・・・見守ってね。
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