帰りの新幹線の中です。
女子フリーから現地観戦しましたが、
最高に幸せな2日間でした。
真央選手はファンに感謝の気持ちを述べていたけれど、
私達こそ真央選手にありがとうと伝えたいです。
真央選手ががんばっている時は勇気付けられ、悲しい表情の時は、家族のように心配し、笑顔の真央選手からたくさんのHAPPYをもらいました。
今後どのような道を選択しようとも、これからも応援させてくださいね。
出場した選手も素晴らしかったけど、お客さんも素晴らしかった!
何処かの記事で「応援に国境はない」と書いてありましたが、まさにその通り。
素晴らしい演技をした選手には、その結果自分の応援している選手の順位が下がることになってもスタオベするし、
上手くいかなかった選手には温かい拍手を送る。
日本人でよかったぁ~て改めて思いました。
真央 華麗に力強く 自己ベスト「精いっぱいの 演技」 世界フィギュア
産経新聞 3月30日 7時55分配信
ウイニング滑走の途中、浅田は佐藤信夫コーチの元へ駆け寄ると、その首に金メダルをかけた。ソチ五輪でかなえられなかったことを、世界女王に返り咲くことで実現できた。
SPトップで迎えたフリーは、地鳴りのような大歓声で幕を開けた。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を流れるような助走から着氷。惜しくも回転不足と判定されたが、観客を引き込むには十分だった。
一つ一つのエレメンツ(要素)に会場が拍手で後押しする。終盤に迎えた見せ場の力強いステップで盛り上がりは最高潮に。
演技を終えると、首を小さく縦にふってうなずいた。「こんなたくさんの人たちの前で滑れて、自分は幸せ者だなと思った」。リンクを降りる前、高々と手を掲げてスタンディングオベーションに応えた。
アクセルを含む全6種類の3回転成功は果たせなかったが、「SPもフリーも自分の精いっぱいの演技ができて最高。4年前のバンクーバー五輪から目指してきたものが、ようやく評価してもらえた」と晴れやかな表情で話した。
「集大成」と位置づけた今季の最終戦が終わった。注目の進退は「まだ終わったばかりなので」と明言を避けた。その上で「体はまだまだいける。あとは自分の気持ちだと思う」と語った。
現役続行か、引退か、休養か…。日本のフィギュアスケート界を牽引(けんいん)してきた若き功労者の決断を、いまは待つしかない。(田中充)
真央「幸せ。最高でした」 超満員のファンに感謝=世界選手権コメント全文 スポーツナビ 3月29日 23時10分配信
フィギュアスケートの世界選手権第4日は29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、ショートプログラム(SP)1位の浅田真央(中京大)がフリー138.03点、SPとの合計は自己ベストを更新する216.69点で、4年ぶり3度目の優勝を飾った。
「この試合はショートとフリーで自分がやりきったと思える演技をすることが目標だったので、それには満足しています」と浅田。「こんなにたくさんの方がいる中で滑れて幸せ」と、超満員に膨れ上がった会場をはじめ、声援を送ってくれたファンに向けて何度も感謝の言葉を述べた。
一方、進退に関しては「まだ終わったばかりなのでハーフハーフ。体はまだまだいけると思うので、自分の気持ちかなと思います」と心境を明かした。
以下は浅田の演技後のコメント。
■浅田真央「絶対にやるんだという気持ちで、1日も無駄にせずやってこられた」
「(アクセルについて)ショートよりは自分のベストではなかったんですけど、自分の気持ちをコントロールして次につなげられたと思います。
(今の思いは?)この試合はショートとフリーで自分がやりきったと思える演技をすることが目標だったので、それには満足しています。
(できた要因は?)こうして自分が生まれた日本という地で、たくさんの方々の後押しもあり、ずっと1から指導してくださった(佐藤)信夫先生をはじめ、たくさんの方が見守ってくださったからだと思います。
(演技が終わって思ったことは?)五輪ほどの感情、『やり切った、最高!』というよりは一段下がったんですけど、日本のこの会場で良い演技を見せることができて、自分も滑っているときにこんなにたくさんの方がいる中で滑れて幸せだなと思いましたし、本当にうれしかったですし、思い出になりました。
(五輪と比べて精神状態は?)五輪のフリーは絶望の中、『やるしかない』という気持ちしかなかったんですけど、今回はショートが首位だったので、少し硬くなるかなと思っていました。でも私は五輪で順位ではなく、自分の演技を見せる、今までやってきたことを全部出すという気持ちで滑ったので、今回も4年間やってきたことを全部出そうと思っていました。あとはたくさんの方の応援があるからこそ、自信を持ってできるなと。
(1カ月前は現役を続けるかはハーフハーフと言っていたが、今はどうか?)まだ終わったばかりなのでハーフハーフです。すみません(笑)。
(3回転を6種類8回跳ぶのは挑戦だったのか?)今年に入ってからこの構成に変えたんですけど、これはいつもできているので決して挑戦ではなくて、一昨日のショートも今日のフリーも、今日のフリーは練習よりは一段下がるかなという感じでしたけど、ショートは練習どおり、いやそれ以上だったかなと思います(笑)。
(五輪のときはすべてのジャンプに感謝を込めていた。今日はどうだったのか?)今日も失敗を恐れずに『跳べる』と思って、跳びました。いろいろ考えていました。滑っているときに『こんなに上のほうまで人がいるんだ』と。上を見たときに思いましたし、跳ぶときに『ここはいつも信夫先生に注意されているところだな』とか。3回転-3回転のフリップなんかは、跳ぶ前に二段モーションにならないようにと、信夫先生のことを考えていました(笑)。
(この4年間の集大成としては?)最高でした。点数とか何がどうとられているかとではなくて、ショートもフリーも精一杯の演技ができたと思います。
(今回はショートのあとどんな反応があった? あとローリーが来ていたが?)ローリーにようやく最高のショートを見せることができたので、ローリーもすごく喜んでいたし、私もうれしかったです。
(信夫先生はどんなこと言っていた?)『よく頑張ったね』と。滑る前はいつも通りですね。『やるべきことはやってきた』と。あとは何も話さずに、お互いうなずいて、何度かそんなやり取りをしました。
(シーズンを終えてどんな気持ち?)やっと終わったなという気持ちです(笑)。長かったし、精神的にも充実した濃いシーズンだったと思います。
(演技終わったときはどんな気持ちだった?)『よし!』という感じです。ショートもフリーも合わせてそう思いました。
(目標を達成できたことは今後の決断に影響を及ぼす?)今後は、自分の人生においてもこのような素晴らしい中で滑れたことは本当に自分にとって良い経験になりました。
(現役続行か引退かを決めるにあたり何を一番重視するか?)体はまだまだいけると思うので、自分の気持ちかなと思います。
(1シーズン休もうという選択肢は?)終わったばかりなのでまだ分からないですね、すみません(苦笑)。
(演技終わった瞬間は?)ソチのときは、この4年間やってきたことを出せたという演技を出せたので良かったと思いました。この試合は、自分の目標を達成するんだという思いでやっていました。
(この1カ月は楽しかった?)この1カ月は楽しかったよりも、この世界選手権に向けて、五輪で悔しかった思いをぶつけようと思って過ごしていました。絶対にやるんだという気持ちで、1日も無駄にせずやってこられたと思います。
(今一番何をしたい?)お部屋に帰って、横になりたいです(笑)」
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