町田樹が世界歴代3位で首位発進
デイリースポーツ 3月26日(水)20時47分配信
「フィギュアスケート世界選手権・男子SP」(26日、さいたまSA)
“氷上の哲学者”が、世界王者に王手を懸けた。ソチ五輪5位の町田樹(関大)が、パーフェクトな演技で世界歴代3位の98・21点をマーク。五輪王者羽生らを抑え、首位発進を決めた。演技後は派手なガッツポーズはなく、ひざまづいたまま手を広げ誇らしげに胸を張った。
SP「エデンの東」は“ティムシェル(自分の道は自分で切り開く)”をテーマに磨き上げてきた作品。「得点より、この舞台でこの演技ができて心からうれしい。町田樹史上最高傑作を最高傑作の形でお届けできた」。
ただ、優勝の懸かる28日のフリーに向け「得点もこの幸せな気持ちも、ここ(インタビュールーム)を出たら一切捨てる」と、表情を引き締めた。
<世界フィギュア>町田SP首位 「史上最高傑作」
毎日新聞 3月26日(水)21時33分配信
演技後、町田はしばらく動かなかった。決めのポーズの後、腰に手を当て、胸を張った。実はこの時、町田はガッツポーズをしたかったという。だが、「氷の上にいる間じゅう、作品としてお届けしたかった。だから、やめた」と町田。24歳の新鋭が常々語っていた「町田樹史上最高傑作」がついに、自国開催の世界選手権で披露された。
町田は落ち着いていた。「不思議と無心になれ、最後まで冷静に踊ることができた」という。冒頭の4-3回転連続トーループ、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をともに鮮やかに決め、出来栄え評価で2点台と大きな加点を得た。ほぼミスなく、「エデンの東」を演じきった。
ソチ五輪ではSP、フリーともにミスが出て、目標にしていたメダルには手が届かなかった。五輪での失敗を悔いると思いきや、町田はこの日、「(五輪と世界選手権の出来が)逆ではなくてよかった」と驚くべきフレーズを口にした。
「なぜなら、日本の舞台設営はすごい。このような素晴らしい氷の上で滑ることができて幸せ」と説明した。単なるフィギュアの一演目ではなく、一つの「芸術作品」と捉えているからこそ、成し遂げられた世界歴代3位の好演だった。【芳賀竜也】
町田、ソチの悔しさバネに世界歴代3位「これがベストのエデンの東」
スポニチアネックス 3月26日(水)21時23分配信
演技を終えると全方向のファンに深々と頭を下げ、スタンディングオベーションに応えた。ソチ五輪5位の町田樹(24=関大)は、ほぼ完ぺきな演技で自己ベストを大きく更新する98・21点の高得点でSP首位。「これが自分のベストの『エデンの東』。みなさんに届けることができて自分を誇りに思う」と胸を張った。
冒頭の4回転―3回転、そしてトリプルアクセル、後半の3回転ルッツとジャンプをすべて成功。ステップ、スピン…熟成された演技が世界歴代3位となる高得点を呼び込んだ。
ソチ五輪ではSPでミスを連発し、11位と出遅れたが、フリーで巻き返して5位。その経験が生きている。」「SPの借りは返したけど、まだ戦いは終わっていない。フリーの『火の鳥』も2年間やってきたプログラムなので、みなさんに1番いい『火の鳥』を届けたい」と、28日のフリーに気合いを入れていた。
町田選手、完璧です!
鳥肌が立ちました。
町田選手にとって、今回が初めての世界選手権だとは・・・それほど日本男子の選手層がすごかったってことかぁ~
これは永久保存版の演技ですね。
それにしても・・・織田くん。
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21日に辻井伸行さんの「日本ツアー《ショパン&リスト》」に行ってきました。
クラッシックのコンサートに行くのは初めてです。
今回のツアーは、「ショパン&リスト」とあったので、どうしても行きたくて。
先行抽選で外れてしまったので、一般発売にチャレンジしたら・・・初めて一般でチケットを手にすることができました!
本当に奇跡としか・・・だって、一般発売なんて空売りなんじゃないの~って疑っていましたから。
(その後、すぐに売り切れに・・・)
当日は花粉の症状がひどくて、行きの電車の中でも咳が止まらなくて・・・。
一気に不安になりながら、とりあえずマスクと温かいお茶とのど飴を買って、シンフォニーホールへ。
クロークで上着を預け、緊張しながら席に着きました。
席は2階席ですが、ステージに向かって右上の席だったので、辻井さんの表情がよく見えました。
演奏時間は2時間はあったと思うのですが、あっという間にアンコール。
とっても短く感じました。
心配した咳は演奏中は出なかったので、ホッとしました。
一番心に残ったのはリストの「愛の夢」。
「愛の夢」はどうしても真央選手の演技が浮かんでくるんですよね。
「いつか辻井さんのピアノで真央選手が演技してくれないかなぁ~」って思いながら聴いていました。
ピアノのことはよくわからない私ですが、
辻井さんの指は10本じゃなくてもっとたくさんあるのでは・・と思ってしまうくらい、
ピアノの音色が豪華で迫力がありました。
贅沢な時間を過ごすことができて、本当に幸せでした。