PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



故人のお骨の行き先がいよいよ出揃った感があります。パチパチ!
火葬以前は遺体を土に埋める、川に流す、鳥に食べさせるなどがあったわけですが、荼毘に付されたお骨はサラサラのパウダーにできるので、手元供養といって、自宅にお祀りしたり、ペンダントトップや指輪などにして身につけたり(※1)、板状に加工して墓所に納めたり、海洋散骨(※2)などが、可能になった訳です。そして平成時代にはついにバルーンで大気圏外に打ち上げたり、ロケットで飛ばしたりする「宇宙葬」なるものもでてきました。


宇宙葬にもいろいろあるようです。宇宙から大気圏に再突入して燃え尽きるというもの、月面に到達させるもの、カプセルに入れて地球の周りを衛星のように漂うもの、宇宙の果てまで永遠に旅するもの。とりあえず、いつまでも漂うものについては、私個人はかなり怖いです。
小学生の頃に読んだ『火の鳥 宇宙篇』のトラウマだろうなあ。カプセルにのって、誰もいない宇宙を永遠に漂うってかなりの拷問だと思います(※3)。

「カーズは考えるのをやめた」じゃないけど、もういっそ、○してくれって感じ?いや、死んでるし。


『ゼロ・グラビティ』のときも、『オデッセイ』のときも、宇宙で一人って怖い!としか思えなかったんで。
海が好き!とか宇宙が好き!って人、多いですが、私は海も宇宙も、離れて見てるくらいがいいです。

宇宙に神がいる?いやあ、多神教の我らは、街角から街角にだって神がいるっしょ!光のなかに闇のなかに誰かが君のドアを叩いている by佐野元春
遺族が宇宙葬を選ぶのって、極めて少ないような気がするんですけど、どうなんでしょうか。
だとしたら、今までさんざんお世話になったんだから、最後くらいは我がまま言わず、残った人の思うようにさせてあげたいな。


※1:故人といつも一緒にいられるので人気ですが、外出時などに失くす恐れがあるので注意が必要です。
※2:昭和23年にできた法律(『墓地、埋葬等に関する法律』)では、【第4条 埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない】とあるのですが、「これは埋めているんじゃない、撒いているんだ」と言い張って、法的にグレーのまま断行しているのが現状です。当時は、埋蔵以外の選択肢があるなんて想定していなかったんですよね、、、、
※3:実際には、ごく一部を宇宙に飛ばすので、残りのほとんどの骨については別の埋葬法をする必要があります。

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