本気だから悔しい

レスリングの世界選手権代表決定のプレーオフ。これまでは、せいぜい「世界選手権の結果が出てから、メダルを取った試合の録画をテレビで放映」でしたが、始まる前の、誰が代表になるかの時点で、ここまで注目されるなんて。パチパチ！

女子57㎏級の伊調馨選手と川井梨紗子選手は、判官びいきの方も、どちらを応援するか悩まれたところでしょう。いやあ、凄い試合でした。最初の川井の片足タックルを伊調がノーポイントで押さえたところは、ホント凄かった。いや、どう考えても最低1ポイント取られる場面でしょう。あれが五輪4連覇の実力だなと。伊調って、これまでは何を考えているかよく分からないような、受け身のスタイルだったのに（自分を動物に例えると、ナマケモノと言っていた＾＾；）、今回は闘志が溢れてあふれて止まらないように見えました。いや凄かった。勝った川井選手にはぜひ姉妹で金メダルを取ってもらいたいです。女子50㎏級の入江も、初出場まで長かった。よかったなあ。そして、なんといっても男子フリーの65㎏級。乙黒拓斗、今度は5-0かあ。


実は、、、、、来年の東京五輪、レスリングの男子フリー65㎏級観戦チケットに私が当たったのは内緒です。楽しみ！会場でお会いしましょう（＾＾）


誰かが勝つということは、必ず誰かが負けるということ。それを恐れず逃げず、自らを信じて真っ向から挑んだ選手たちは素晴らしい。心の底から称賛します。プレーオフで負けた選手は、きっと、悔しくてくやしくて眠れないと思うけど、それは3位の選手も、一回戦で負けた選手も、試合に出られなかった選手も同じことなんだよね、、、、。
歳をとればとるほど、本気度が減り、悔し度も減ります。いくつになっても悔しさを、味わいた、、、、、、、、くは無いか（＾＾；）




写真～
「あれ、住職じゃない！どこ行くの？」
「おおつやです」
「どこまで？へえ、御徒町まで。その格好で？ああ、向こうで着替えるのね」
「いや、お通夜じゃなくて、大津屋、、、」