PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



流山ジャグリングクラブの練習会での出来事です。パチパチ!
前に使っていた団体がぞろぞろと出てきて、「さて」、と体育室の中を覗くと、やけに暗い。


片側9つある水銀灯が3つしかついていない。3分の1じゃ暗いよね。

帰ろうとする妙齢の女性に
「なんか暗くないですか?」と声をかけると
「そう?」
「いやあ、暗いですよ。だって、あんなに電球が消えてるじゃないですか」
「ああそうね。はじめからそうだったわよ」
「ええっ?電球が初めからキレてたってことですか?」
「そうね」

電球がキレてるならキレてるで、なんで事務室に言いにいかないんだ?
と思いつつ、階段を下りて事務室へ行き、電球が切れていることを報告しました。すぐにシルバー人材センターの方が、事務室から体育室を見にきてくれたのですが、その途端、一人の女性が言いました。
「私がさっき消したのよ。でもすぐに点けたわよ」



、、、、、ちょっと整理します。



水銀灯は一度消すと、再び点くのに10分以上時間がかかります(だからスイッチのところに「絶対に消さないでください!」と大書してあります)。つまり、体育室の電球はキレていたのではなく、前に使っていた人がうっかり消してしまった。そして慌てて点けたところに、我々が来た。「暗くないですか?」と聞かれたとき、誰ひとり「うっかり消した」とは言えず、「元々暗かった」と答えた。だけど事務室の人が来たので、本当のことを話した。そんな流れです。

彼女たちは最後まで、謝りもせず、目も合わせず、帰っていかれました。
我々は、水銀灯が点くまでの間、暗い中で無駄に時間を過ごしつつ、結局、ごめんなさいねの一言も無く去っていった団体に静かな憤りを感じていました。なんで、あの人たちは謝らないんだと。

でも、もしかすると、スキンヘッドで眉間にしわを寄せた、自分が、謝るチャンスを奪っていたのだと思います。「私がさっき消したのよ。でもすぐに点けたわよ」と言われたときに、「ああ、うっかり消しちゃったんですね」と言えば、何か返事が返ってきたかもしれないし、「すぐに点けたのなら、もうじきまた明るくなりますね」と言えば、目と目を合わせてくれたかもしれません。
謝らない人と謝らせない人はセットなのかもなー。と反省しつつ、スキンヘッドと眉間のしわは許してもらいたいなとも思うのでした、、、。


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