PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



映画『かぐや姫の物語』で出てくる動植物が、当たり前なんですが、日本古来の物ばかりで偉く感動しました。パチパチ!
竹取物語の成立は奈良時代から平安の初めといいます。当時の生き物たちは見た目も可憐で儚げで、なんともやさしく繊細で、、、こりゃあ、外来種に勝てるわけないよなー、と。


円東寺の周りに咲いているタンポポもほとんどセイヨウタンポポです。ごく稀に「ん?これはカントウタンポポだな!」というのがあって(背丈で見分けるというのは正しくなく、花の裏を見ないとまず分かりません。mixも多いそうです)愛おしく眺めたりするのですが、もはや風前のともしびでしょう。既に埋め立てられた市野谷の池々にはさすがにブラックバスやブルーギルはいませんでしたが、水を抜いたときに現れたのはウナギやナマズではなくライギョ(大陸から来たもの)ばかりで少々驚きました。


日本古来の種を守ろう!というのは環境保護と呼ばれ、それをノスタルジーだといって批判する人はあまりいません。
しかし、「昔はこうだった」「人とは本来こうあるべき」という発言はたちまち「考え方が古い」と言われ、下手すると「あなたのような人がいるからブラック企業が生まれる」とか、果ては「社会がよくならないのは旧人類のせい」とまで言われてしまいます。
我々も、セイヨウタンポポと交配していくしかないのかしら。それとも踏みつぶされていくだけか(T_T)




流山おおたかの森駅西口のハナミズキテラスに咲くハナミズキ。アメリカヤマボウシというくらいで、アメリカ原産です。



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