PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



宗派の事務所に行ったあと、銀座で会議だったのですが早めに着いたので献血にいきました。パチパチ!

いろいろとここには書けない大人の質問をされるのですが、担当の年配女性に
「これもこれもこれも、、、、お坊さんですから大丈夫ですよね?」
といわれる。
「えーっ!何で坊さんだって分かるんですか!?」
と聞きたかったけど、蚊の鳴くような声で
「ええ」とだけ答える。職業欄とか無かったし、スーツだったのに。

血を採られながらニュースで光市母子殺害の判決特集を見る。9年か、、、なんでこんなに時間がかかってしまうのか。僕りんなんか献血の1時間弱でさえ「長いなあ」と思ってしまうのに。若かりし頃、こちらの住職とこの事件での本村さんの発言でいろいろと議論したなあ。

死によって罪は償えるのか?
遺族の気持ちは被告人の死によって良い方向へ向かえるのか?
事情はどうあれ、他人の「死」を望む人間は認められるのか?
死刑が国民のガス抜きに成り下がりはしないか?
仏教的に、、、、一人の坊さんとして、、、、、

本村さんはありとあらゆる選択肢を想定して、慎重に言葉を選んでいると感じました。厳しい表情で会見をしておりましたが、ひょっとすると被告人のことを一番考えているのかもしれないと思いました。ある意味、弁護団よりも。

墓前に報告したあとは早く、自分自身の人生を歩き始めてもらいたいです。それが亡くなった奥さんと子どもの希望だと思います。




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