ボブディランが「才能の枯渇」みたいなことを言って引退宣言したよね?
まああれだけ売れちゃうとちょっと製作ペースが落ちただけでマスコミははやし立てるだろうし。
『若いうちに負けると、あいつはまだまだだと言われる。年をとって負けるとあいつはもうダメだと言われる。だから負けてはいけない』
村上龍の『最後の家族』でバスケのデニスロッドマンの話が出てきます。ロッドマンが子供の頃に人種差別を受けたかなんかでバスケを止めたくなったときに、育ての親のおじさんが「俺は止めない!」とか畑に向かって大声で叫ばせるのだ。だけどそれは邦訳で、実は「お前たちに俺を止めさせることはできない!」って叫んでるって話。
僕りんはあの本を読んでからなにかイヤになったり、それこそ人生やめちゃいたいって思ったときいつも「何かが俺を挫けさせようとしている」と思うようになりました。
その“何か”に俺は絶対に負けない、と。
どんなに言い訳をしようと、世間から見れば「止める=負け」なのです。
その「何か」は案外ちんけなものでその気になれば鼻息で吹き飛ばせることがほとんどです。フンガーッ!でも「何か」が何なのか分からない時はどうするか?そんな時はその正体はきっと「紫の煙だ、いや、小麦粉か何かだ」くらいに思って、、、寝ます。
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