旬のはなし

日々のあれやこれや

披露宴

2010年06月28日 | 音(おと)のこと
昨日は結婚式の披露宴で太鼓を叩いた。

その前日までは当日雨だとの気象庁の発表だった。
私は僅かながら畑をやってる身、雨の有り難さはよくわかる。
だから太鼓演奏の後のお祝いのコメントには、恵みの雨の話をしようと思った。
ところが当日天気は晴れ。
機転の利く私は天気の話には触れなかった。

私の出番はサプライズであったので、出演までは会場横にある非常出口の外の踊り場に太鼓を隠していた。
屋根は付いていたが、お陰で雨に因る湿気には気にせずに済んだ。
祝いの太鼓のソロ演奏は10分くらい。

実は新婦のお父さんはこの春に亡くなられた。
お父さんとお母さんは有り難い事に、娘の結婚式には是非私に太鼓を叩いて欲しいとずっと思っておられた。
私は亡くなられたが心優しきお父さんの何かしらの祝福のメッセージが私の演奏を通しても伝わる事が出来ればと深く願っていた。

新郎新婦にはその後お話出来てないが、とりあえず祝福に来てくれた皆さん、そしてお母さんには喜んで戴いたみたいで一応ほっとしている。


二人に幸有れ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿