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ひかりのおと

2012年02月28日 | 日々のこと
「ひかりのおと」という映画がある。
もともとミュージシャンを目指していた青年が父の怪我をきっかけに郷里に戻り、家業の酪農を始めるという話である。
しかし酪農の現状や土地独特の人間模様、将来見えぬ不満で悩む、がその中からなんとか希望を見出して行くという物語である。
舞台は岡山県真庭市。
本当に素朴でかつリアリティーのある作品だ。
岡山県ではすでに40箇所以上で上映されている。
オランダのロッテルダムの映画祭でも取り上げられ賞賛を受けていた。

この映画の監督をしているのは山崎樹一郎。
実は私の従兄弟である。
30代の青年だ。
彼は大学の時から映画にのめり込み数々作品を作っていた。
卒業後、映画の道に進もうかどうか現実的な問題で悩んでいた。
その彼が祖父母のいた岡山の湯原に帰って来て、トマト作りを始めた。
この映画はこのトマトの閑散期に地元の知人を集めて作ったものだ。
映画の主人公と本人の生き様とだぶっている処があり興味深い。
まだまだ今年度も何箇所かの上映が残っているし、追加公演もあるそうだ。
もし興味がある方は是非足をお運び下さい。

ひかりのおと公式サイトhttp://hikarinooto.jp/

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