もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

2008年CD紹介:その13

2008年11月14日 | CD紹介
最近まったくCDを紹介していませんでしたが、別にCD購入を控えていたわけではなく、ただ更新する機会(というかやる気)がなかっただけです。何度も言うけど、これは単に僕が購入したCDを紹介しているだけであって、お勧めしているわけではありません。まぁ、紹介されているCDを見ればそんなことくらいわかるか。

さて、CD紹介13回目。
・Budgie - If I Were Brittania I'd Waved the Rules
→ウェールズが誇るB級ハードロックバンドも枚数を重ねるうちに洗練というか粗がなくなっていきます。特徴的なリフも少なくなって普通のバンドという印象。"Anne Negen"はサビで「エノケン」としか聞こえません。でもこの曲が聞きどころかな?


・Groundhogs - Live at Leeds '71
→要はブルースから派生したロックバンドなんだろうけど、ギターのジョン・マクフィーの出す音がとにかく邪悪で凶暴。激しいとか速いとかではなく、ただ邪悪で凶暴。何か音の中にオドロオドロしい成分が相当含まれている感じです。スタジオ盤だと邪悪な成分が多いが、ライブになると凶暴さが相当表に出ています。ある意味ハードロックに必要な1つの成分「だけ」を抽出したバンドだと思う(「速さ」を抽出したモーターヘッドみたいに)。


・Man - Live at the Padget Rooms, Penarth
→去年の後半から今年に入ってマンの70年代のオリジナルアルバムがリマスター化され、さらにボーナストラックも入ってリリースされまくっている。後追いですっかりはまった僕は当然全て購入していますが、このライブ盤は当時廉価版でレコード1枚で発売されたそうですが、今回は未発表ライブ音源を追加した完全版に近い形(CD2枚組)で出されました。英国のグレイトフル・デッドと称されるだけあってか、ジャム形式で長々と続けるスタイルは好き嫌いが分かれると思いますが、僕は完全に気に入っています。"Spank Rock"の冒頭部分もしっかり入っているし、"Romain"は20分近くも引き伸ばされている。"Daughter of the Fireplace"はスタジオ盤よりもさらに格好良い出来になっている。数あるマンのライブ盤の中ではこれが最もお勧め。


・Stack Waddy - Stack Waddy
→なんつーか、ガレージサウンドとアメリカ的ストレートなロックの融合を英国で試してみました、みたいな出来。B級ハードロックの臭いはいいんですけど、個人的には下品な感じが表に出てきてそんなに好きではない。単にボーカルの声質が気に入らないんだろうな、うん。

The Who - In Concert at Osaka

2008年11月13日 | 音楽
今日は17時に仕事を切り上げて大阪城ホールに直行。
もう二度と日本に来ないだろうと思っていたThe Whoのコンサートを見るためです。

さすが60年代から活動しているバンド(現在ではボーカルとギターしか健在ではありませんが)だけあって、コンサートに来る方々の年齢層が高いこと高いこと。30代の僕なぞ子供同然ですな。

コンサートは19時を少し過ぎた頃に突如"I Can't Explain"から始まる。ピートのギターのリフで思いっきり吹っ飛ばされた気分。ロジャーも60過ぎているのにシャウトしまくり。ピートはさすがにジャンプしてはくれなかった(ほんの少しだけ跳ねた)けど、相変わらず腕をグルグル回してくれて観客も大満足。

個人的に"Who Are You""Baba O'Riley""Won't Get Fooled Again"の3曲をやってくれたら思い残すことはないと思ったら、なんと3曲ともやってくれて大感激。

"Don't cry Don't raise your eye It's only teenage wasteland..."
もちろんピートと一緒に熱唱しました。

"Won't Get Fooled Again"ではキメの部分でロジャーと一緒に"Yeahhhhhhhh!!!"と絶叫しました。

60代のおっさん2人にパワーをもらい、ここ数ヶ月の疲れが吹き飛んだ気分です。
また明日から頑張ります

"Who Are You"
http://jp.youtube.com/watch?v=l_FZVD5lsAw

"Baba O'Riley"
http://jp.youtube.com/watch?v=hKUBTX9kKEo

"Won't Get Fooled Again"
http://jp.youtube.com/watch?v=Rp6-wG5LLqE

ペルー雑感

2008年10月14日 | バックパッカー
日曜日に旅行先のペルーから戻ってきました。
詳しいことはまた追って書くとして、ペルーの印象を少し。

・南米は行くだけでも疲れる。
・マチュピチュはやはり良かった。
・でもタージ・マハル同様「テレビ・雑誌で見慣れた」感が強かった。
・ティティカカ湖は意外と面白かった。
・ナスカの地上絵は写真写りがよろしくない。
・日本人爺さん婆さん旅行者は異常に元気。


今年はこの国へ行きます

2008年09月28日 | 日常生活
10月3日から10日間の予定でペルーに行ってきます。
初めての南米ですが、実は南半球に入ることも初めてだったりします(最南端はおそらくシンガポールだったと思う)。

今年と旅行は下記の点で異なります。
①新婚旅行
→えー、実は9月に結婚しました。何人かには伝えたんですが、別に全員に知らせるものじゃなかろうて・・・、と思い、積極的に知らせていませんでした。会社内でもギリギリまで知らない方がいたりして(特に東京本部の方々)、後でメールでお叱りを受けました。

旅先で他の旅行者と次の目的地まで同行することは結構あったけど、初めから終わりまで同じパートナーと共にするというのはなんか緊張しますな。

②ツアーで行く
→普段は自分で目的地までの航空券を購入し、現地では基本的に一人で行動して食事も泊まる宿も一人で探すというのに慣れていたため、「行く前からその日のスケジュールが(ほぼ)決まっている」というのは修学旅行みたいでなんか居心地が悪い。事前にガイドブックを購入したものの、宿泊予定のホテルの評判をチェックするくらいで、クスコからマチュピチュ遺跡の出発点の駅までの列車のダイヤなど確認する必要なし。いつもなら今頃は「旅行に出る直前のワクワク感と緊張感」でアドレナリンが出まくりだったのだが、今回はまるで緊張感無し。ていうか、結婚式の準備でそれどころじゃなかったし。

なんかしっくりこねーな。

でも、アジアと比べて南米は治安等の面で二の足を踏んでいた地域であるため、こういう機会を逃せばいつ行けるかわからない。まぁ、ツアーとはいっても、10人以上で周りは高齢者・・・というのではなく、旅行者は僕と奥さんの2人だけでガイドは現地人(当然日本語は話せず英語でのコミュニケーション)というシンプルなもの。そういう意味では多少は気が楽な旅行になりそうです。

さて、そろそろ旅行に持って行く荷物をまとめる準備を始めるとするか。


2008年CD紹介:その12

2008年09月15日 | CD紹介
1週間を切りました。

終わったら追って報告します。

さて、CD紹介12回目。
・Man - "Be Good to Yourself at Least Once a Day"
→ギターのディーク・レオナードとベースのマーティン・エースが脱退し(レオナードは「追い出された」)、こないだまでキーボーディストとして在籍していた人を第2ギタリストとして再雇用し、新たにベースとキーボードを加えた面子で作成したもの。フィル・ライアンというプログレ畑のキーボーディストを加えたことによりこれまでのジャム的要素から音楽的にかなり幅が広がったように聞こえる。そのせいか、過去最高の売り上げを記録したそうです。収録曲は4曲と少ないですが、ライブで威力を発揮する"C'mon"や彼らの人気曲"Bananas"が入っているので彼らにとって重要なアルバムの1つでもあります。


・Dr. Feelgood - "Stupidity"
→観客席にニラミをきかせながらハーモニカを吹くリー・ブリローの後ろで完全にイッた顔のウィルコ・ジョンソンのジャケットがかっこいい彼らのライブ盤。ウィルコ・ジョンソンというギタリストは、ピックを使わないでカッティングする奏法で有名だそうですが、ギターを弾かないので技術的なことはわかりません。ただ、彼のギターの音はサクサクと小気味良いので結構好きです。彼らはいわゆる「パブ・ロック」の範疇で語られますが、数年後に続出するパンク・バンド(とくにThe Damned)に影響を与えているような演奏ですね。音自体はそれほどハードではなく、むしろ聞きやすいです。


・PFM - "Chocolate Kings"
→イタリアの技巧派集団PFMの、アメリカ志向が伺える作品。アメリカ向け=長ったらしくなくてシンプルな曲、と勝手に解釈していますが、表向きは聞きやすいですが実はかなりテクニカル。英語圏のボーカリストを採用したせいか、歌モノとしてもアピールできるようになったように思えます。このアルバムの曲が収録された公式ライブ盤があればいいんだけど、ブートレグまがいしかないのが残念。


・Soft Machine - "4"
→完全にジャズ・ロックからジャズに移行してしまった4作目。ブリティッシュ・ジャズというのは、どうしてこうも難しい顔しながら聞かざるを得ない音に行ってしまうのでしょうか?もちろんジャズにも多少の緊張感があってしかりですが、緊張感だらけで開放感が少ないのなんのって。同時期のマイルス・デイビスだってここまでガチガチの緊張感のある音を出していたわけはないのだが・・・「ジャズは知的な人が聞く音楽」とか言ってる人はソフト・マシーンのこの時期のアルバムを好んで聞いているのかな?続けて聞くにはちょっときついです。


クライマーズ・ハイ

2008年08月31日 | バックパッカー
山梨側の富士登山者、過去最多に 死者4人、短パン姿も

31日で今年の夏山シーズンが終わった富士山への山梨県側からの登山者が、過去最多の24万6794人(同日午後5時現在)に達した。世界遺産登録に向けたPRや宿泊環境が改善されたことが理由とみられるが、軽装での無理な登山者などマナー問題は相変わらずだった。

<中略>

一方で山梨県警によると、期間内で登山中に急性心不全などで4人が死亡。死者は05年(1人)以来で、富士吉田署は「登山日程に余裕がなく、途中で体調を崩し、救護所で手当てを受けた人も多かった」と話している。

マナー違反も相変わらずだった。センターの指導員加藤洋三さん(49)は「ビーチサンダルに短パンという軽装のほか、ドラえもんの着ぐるみを着た登山者もいた。危険だと注意をしたが、聞き入れてくれなかった」と振り返った。
(伊藤和行、岡戸佑樹)

http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200808310096.html

=====

1999年に1年間かけてアジアを旅行し、9月にパキスタン北部のフンザ(カリマバード)に滞在していた時のこと。日本人バックパッカーの定宿でもある「ハイダー・イン」に宿泊していた日本人旅行者たちと、フンザでの暇つぶしについて話していた。

その中で、ある旅行者から「ラカポシ山のベースキャンプに1泊2日で行けるみたい」という話を聞き、興味を覚えた僕を含めた数名は、他の旅行者や情報ノートからラカポシベースキャンプまでのルートを調べ上げた。ちなみに情報ノートとは、日本人バックパッカーがよく泊まる安宿に置いてある雑記帳。ほとんどが感想文と化しているが、たまに有益な情報が載っており、インターネットが爆発的に普及していない当時は旅先での貴重な情報源であった。

2日後、僕を含めた日本人旅行者4名はカリマバードを朝早く出るバスに乗り、ベースキャンプの入り口となる村で下車し、その村にあるゲストハウスでも正確なルートを調べてからベースキャンプに向かった。

途中、道を1本間違えてしまい、1時間ほど道草を食ってしまったが、なんとか夕方にはラカポシ・ベースキャンプに到着することができた。ラカポシベースキャンプは周りを氷河に囲まれ、氷河に削られた土砂で盛り上がった土手の向こうにある平原(といっても細長いサッカー場が1面入る程度)に山小屋がぽつんと1つあるだけだった。

土手を上ると一面灰色に覆われた氷河で、時折「ゴゴゴ・・・」という、氷河が下流に向かって動き出す際に氷同士がぶつかる(こすれる)大きな音が聞こえた。氷河が動く音を間近で聞くという経験は貴重であったが、3500mを超える場所で氷河に囲まれているにもかかわらずそれほど寒さを感じなかったのは意外だった。

ベースキャンプには僕ら日本人旅行者4名の他に、山小屋を管理するパキスタン人2名、それにイギリス人旅行者2名がいた。イギリス人旅行者はテント道具を持ってきており、さほど言葉を交わすことはなかった。ただ、僕たちがベースキャンプに到着し、彼らに挨拶した時、イギリス人旅行者(女性)が僕の格好を見て、驚き半分呆れ半分で「その格好で登ってきたの!?」と言ってきた。

僕はただ「イエス」とだけ答えたが、その時の格好は長袖Tシャツによれよれのズボン、足にはサンダル、そして手には必要最小限の物を入れたコンビニの袋(日本より持参)。冷静に考えると、村を歩き回るレベルの格好で、過去に滑落等で命を落とした登山者・旅行者がいるルートを呑気に歩いてきたのだから、ある程度のレベルの装備をしてベースキャンプまでやってきた彼らからしてみれば僕は相当の阿呆だったに違いない。今生きているからこんなこと笑い話で済ませようとしているけど、1歩間違えたら僕もあの切り立った崖の下にある氷河のクレバスに転落していただろう。

だからと言って、皆さん山に登るときは入念な準備と環境に適した格好で、なんてことは大きな声では言いませんが、万が一何かが起こったら自分一人の責任で済む話ではなくなったりするので、最低限の準備は怠らないようにしましょう。

山登りはもうしません。疲れるから。


海老江のうどん店

2008年08月30日 | 日常生活
梅田で用事を済ませた帰りに小腹がすいたので海老江にある手打ちうどんのお店「やとう」に立ち寄った。

野田阪神の住み始めてから「やとう」が評判の高いうどん店であることを知り、週末のお昼や仕事帰り(22時までやってる)にちょくちょく食べに行っています。太めでコシのある手打ち麺と天ぷらの相性が良く、ちくわ天と玉子が入った「竹玉ぶっかけ」が最近のお気に入り。

しかし、ここのお勧めはテレビでも紹介された(らしい)「釜玉」。「『かまたま』って何?」という方はここを読んでいただくとして、要は釜茹でされたうどんに玉子の黄身をのせてかき混ぜ、そこに薬味と醤油を垂らしてさらにかき混ぜて食べる、いわば「うどんのカルボナーラ」もしくは「うどんの卵かけご飯」とでも言いましょうか。

自宅でも手軽にできるのでこの食べ方は好きなんだけど、「やとう」ではまだ食べたことがなかったので、今回初めて注文してみた。


壁を見ると釜玉うどんの食べ方なるものが貼ってあります。親切ですね。釜玉を注文すると、「(茹でる)時間がかかりますけどいいですか?」と聞かれます。だいたい10分から15分はかかるようです。急いでいる時やせっかちな方には向きません。


釜茹でされたばかりのうどんが黄身とともに丼にどーんと入っている。まずはうどんと黄身をかき混ぜ、そこに薬味(ねぎ、しょうが、すだち)を放り込み、醤油を垂らして箸でグルグルとかき混ぜる。


うむ、さすが店で食べる釜玉は美味しいですな。丼メシのように思わずがっついてしまう。


うどんが残り一口になったら店員さんを呼んで「うどんだし」を入れてもらう。だしがうどんに絡まってこれまた美味しい。最後の一口でなんか得した気分になります。

値段は600円。さすがに本場讃岐の値段と比べると厳しいものがあるが、各地に乱立する讃岐うどん(または讃岐風手打ちうどん)の中では美味しい部類に入るお店だと思います。


2008年CD紹介:その11

2008年08月11日 | CD紹介
野田阪神に引っ越して1ヶ月、ようやくインターネットが開通しました。しっかり記入したはずの申し込み用紙が2回も返送されてきたため(1回は銀行口座を記入し忘れたアホなミス)7月中の開通は無理でした。1ヶ月間自宅でネットができなくても特に困ったことはなかったですが、週末に急な案件でメールを送らなければいけなかった時に阪神野田駅前のネットカフェまで行って送ったことが3回ほどありました。一応勤務時間外の仕事ということなので、会社がネットカフェ代を立て替えてくれる・・・わけはなかった。

さて、CD紹介11回目。
・Budgie - Squawk
→変態的なリフ、女性的な声質のボーカル、もっさりしたドラム。英国B級ハードロックの全てを兼ね備えたバッジーのセカンドアルバム。ハードロック特有の突っかかるような攻撃性がそれほどないため、地味な印象ですが、1曲目の"Whiskey River"はかっこいい。彼らが本領を発揮するのは3作目からです。


・Fusion Orchestra - Skelton in Armour
→「フュージョン」というよりもジャズ色がよく出たハードロックで、「オーケストラ」というくせに5人編成。彼らは本作しか発表していないため、どのような音を出す「バンド」なのかは70年代英国ロックを評した本を読んで実際アルバムを買って聞くまでわからない。その割にはミステリアスな音ではなく、時折フルートやパーカッションが飛び出し、女性ボーカルの力強い声が耳に残る程度。10分を超える曲があれば、10秒もない曲(?)があったり、とらえどころのないアルバムです。プログレに片足を突っ込んだハードロックが好きな方は聞いてみてもいいかな。ちなみに女性ボーカルは後に「フュージョン」界で大人気となったシャカタクのボーカルだったりします。


・Soft Machine - Third
→ロック色を多少残したブリティッシュ・ジャズ。大学時代に聞いてる途中で絶対に眠くなって全部聞いたためしがなかったが、30を過ぎて聞いてもやはり眠たくなる。なんつうかなぁ、英国ジャズは霞がかっていてはっきりとしないから好きじゃないんだよなぁ。その代わり手を汗握る緊張感が味わえるのがいいんですが・・・世間では評価が高いそうですが、僕はジャズの耳は持ち合わせていませんので。


・John Coltrane - At Newport
→1963年と65年のニューポートでのフェスティバル出演時の演奏を収録したもの。一部「セルフィッシュネス」の音源とかぶります。コルトレーンが生涯演奏した数ある"My Favorite Things"の中でも、「セルフィッシュネス」でのメンバー、コルトレーン(サックス)、マッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラム)は最高にクールで刺激的です。特にロイ・ヘインズの突き刺すようなドラムの音に圧倒されます。元町駅そばのジャズ喫茶"Jam Jam"で聞いたときの衝撃といったらもう。酩酊と覚醒が同時に味わえる演奏。これ1曲のために買ってもいいんですが、その場合はこれじゃなくて「セルフィッシュネス」をお勧めします。こっちはなんか刺激がたりないんだよなぁ。録音或いはリマスタリングの影響でしょうか?



淀川花火

2008年08月10日 | 日常生活
昨日は自宅前のマンション屋上から淀川花火大会の花火を眺めていました。
花火が打ち上がる前から雲行きが怪しくなり、19時半頃には稲光とともに大粒の雨が降ってきた。雨天・荒天の場合は翌日に延期となっていたため、この調子では延期かなぁ、と思っていたところ、予定より10分早く花火が打ち上がった。早めに打ち上げてさっさと済ませてしまおうという主催者側の思いやり(魂胆)なのか?

途中、花火の横で稲光が走るという、なかなか珍しい光景も目にしましたが、初めて見る淀川花火はコンパクトにまとまっていてとても良かったです。


中央線よりマシですが

2008年08月05日 | 日常生活
「開かずの踏切」また死者、JRの対策間に合わず 大阪

4日午後2時55分ごろ、大阪府高槻市富田丘町のJR京都線摂津富田―茨木間にある富田村踏切(警報機、遮断機あり)で、男性が高槻発新三田行き下り普通電車(7両編成)にはねられ、死亡した。同線は大阪―京都間で事故発生から約45分間運転を見合わせ、上下47本が運休、53本が最大1時間11分遅れて約3万7千人に影響した。

<中略>

昨年9月以降、JR西は午前8時から午後5時まで警備員を置いているが、4日の事故当時は反対側で監視していて気づかなかったという。同社は「開かず」の状態を緩和するため、列車種別に応じて遮断時間を変え、最小限に抑える新システムを今秋にも導入することにしている。

==========

通勤にJRを使っていた頃、人身事故・車輌点検その他による理由により高槻~茨木間で電車が一時停止し、ダイヤが乱れることが(ほとんどの場合5分程度だったけど)しょっちゅうだった。

現在住む野田阪神周辺に引っ越した際、初めは海老江からJRを使っての通勤を考えていたけど、一度路線上でトラブルが発生して電車がストップした場合、京都・奈良・滋賀方面から相互乗り入れしている関係上、ダイヤが乱れて乗り継ぎが上手くいかずに会社へ遅れる可能性が考えられた。だったら遅れを見込んで10分くらい早めに家を出ればいいだけのハナシではないの?それはそうですが、ルーティンを頑なに守る性格のため、ダイヤがしょっちゅう乱れて乗る電車がコロコロ変わると確実にイライラしてしまう。

そういう理由で、乗車時間は長くなるけど、阪神野田から1本で行ける阪神電車を使うことに決めた。それに加え、かなりの確率で野田から座っていけるのも嬉しい。

3年前の福知山線脱線事故の後、JR西日本は列車運行にかなりナーバスになっており、ちょっとの異変でもすぐにストップして点検・確認に時間を費やすようになった。乗客の安全を最優先に考えれば当然のことではあるけど、正直止まりすぎ。じゃあ、具体的な解決案でもあるのかと言われれば、無理な乗車及び踏切の横断はやめましょう、くらいか。

あと、いくら人生に絶望しても列車に飛び込むのは勘弁してください。


大阪市民になりました

2008年07月23日 | 日常生活
報告が遅れましたが、6月末から大阪市福島区に引っ越しました。これで僕も念願の(?)大阪市民です。

通勤で利用するのは阪神・野田。
でも家から一番近いのはJR環状線・野田。
阪神野田とJR野田は隣接しておらず、歩いて10分ほどかかります。

前にも書いたけど、阪神・野田は地下鉄・野田阪神とJR東西線・海老江と隣接しております。
ややこしい。

職場は相変わらず神戸・元町なんですが、以前まで住んでいた垂水よりも通勤時間が30分も増えた。でも、阪神電車って意外と空いているため朝の通勤時間も尼崎から三宮までは確実に座っていけます。

問題は帰り。
帰りも座って帰ることができますが、甲子園球場で阪神戦が開催された日の試合終了直後に甲子園駅から乗り込んでくる阪神ファンの凄いこと。おっさんはリュックを投げて知人の座席を確保するは、真ピンクのユニフォームをまとったおばはんから「アンタ目上の人間に席譲らんモンなん?」と懇願されたりするは、巨人のオレンジ色のフェイスタオルを首にかけた女性に向かって「姉チャン、二岡と×××するにはたったの9800円でえぇんやぞぉ」と叫んで周囲は大爆笑するは。

夏の高校野球が始まったらまた違ったタイプの人種が沸いてくるかと思うと楽しみでしょうがない。

それにしても、大阪は神戸以上に暑いですね。
さすがにエアコン買いたくなった。


The Who単独来日公演

2008年06月27日 | 音楽
The Whoの単独来日コンサートの日程が決定しました(詳細はオフィシャルサイトご参照)。

彼ら(生存するオリジナルメンバーの2人)は2004年夏に横浜と大阪で開催されたフェスティバルに参加したが、この時僕はアメリカでまったりした生活を送っていたため残念ながら観ることはできませんでした(同時期にSan Joseで行なわれたYesのコンサートも、チケットを取ってくれた「はず」の知人がばっくれたため観れなかったなぁ・・・)。

今回は11月13日の大阪を皮切りに横浜・さいたま・東京の計4ヶ所でコンサートが行なわれる。

さっそく11月13日の大阪城ホールでのチケットを購入しました。S席12,000円かぁ。少々高かったけど、これを見逃したらもう(たぶん)生で観ることはできないと思うのでねぇ。

残念ながらベースのジョン・エントウィッスルは数年前に、ドラムのキース・ムーンはとっくの昔に亡くなってしまったけど、ギターのピート・タウンゼントとボーカルのロジャー・ダルトリーが(60半ばのオジイチャンではありますが)ギター片手に右腕をブンブン回転したり、派手にジャンプしてキメてくれたり、マイクをグルグル回したりと、昔と変わらないパフォーマンスをしてくれることを期待します。

危険な地域に行くこと

2008年06月17日 | 日常生活
救助費用は自己負担に=イランの邦人解放で-笹川氏

笹川堯衆院議院運営委員長は17日午前の自民党役員連絡会で、イランで誘拐された日本人大学生が8カ月ぶりに解放された事件に関し「外務副大臣がスタッフを連れて、3度イランに行っている。これはみんな国民の税金(で負担している)」と指摘した。その上で「政府が渡航の自粛を要請しているところに行った人については、今後、外務省で厳しく徹底する必要があるのではないか」と述べ、救出に要した費用は本人の負担とすべきだとの考えを示した。 

6月17日13時0分配信 時事通信

**************

外務省の海外安全ホームページでは、危険度を以下の4つに分けている(下に行くほど危険)。

「十分注意してください。」
「渡航の是非を検討してください。」
「渡航の延期をお勧めします。」
「退避を勧告します。渡航は延期してください。」

中村さんが誘拐された当時のイラン・バム周辺の危険度がどれに該当するのかは忘れたが、「退避を勧告します。」ではなかったと思う。「退避を勧告」レベルはイラクとかそこら辺のレベルにしか適用されていないんじゃないかな。

言い訳するつもりはないけど、僕も「気が付いたら」渡航の延期をお勧めされている地域に入っていたケースがあった。まぁ、無事だったからこそ今こうやって呑気なことを言ってるわけですが、「渡航の是非を検討する」レベルの地域まで避けるようでは、見たい場所がけっこう制限されてしまうので困ります。それにしても、外務省のこのページって紛争関連には敏感だけど、生活レベルでの治安については無頓着だったりする。「渡航の延期をお勧め」するスリランカ東部州よりも、危険情報が出されていないアメリカ本土の方がよっぽど怖かった思い出がある。

とはいえ、退避を勧告されている地域に突入した挙句武装組織に捕まった場合は、多少の自己負担を課してもいいんじゃないかな、と思います。

イラクの三馬鹿や香田さんのことも触れたいけど、あまり見栄えの良い文章にならないと思うのでこれでやめておきます。まぁ、中村さんについては無事解放されたし面白そうな情報を得ていそうなので自己負担は勘弁してあげて下さい。

2008年CD紹介:その10

2008年06月15日 | CD紹介
引越し業者に見積りをお願いし
数社より見積りを取り付けてみた。
どこも似たり寄ったりだけど
安かろう雑かろうで知られている業者は
ちょっと突っつけばすぐに値段を下げてくる。
結局お願いしたのは某有名業者。
いくら安くても営業なんだからこっちの質問にちゃんと答えてくれないと。

さて、CD紹介10回目。
・Budgie - Budgie
→ウェールズ出身ハードロックバンドのデビュー盤。クセのあるリフと女性的なハイトーンボイスはデビュー時から変わっていません。ハードロックではあるけどスピード感がそれほど感じられないため、少々もっさりとした印象です。70年代の英国B級ハードロックが好きな方ならたまらんでしょうな。


・Camel - Stationary Traveller
→バンドというより、もはやアンディ・ラティマーのソロと言ってもよい。暗い、重い。聞き続ければ良さがわかるそうだが、そう何回も聞いてられんよ。


・Family - Anyway
→前半はライブ、後半はスタジオ収録のアルバム。ライブでのロジャー・チャップマンのダミ声がたまらなく良い。特に"Good News - Bad News""Strange Band"でのシャウトが素晴らしい。スタジオ編も"Part of the Lord"等クセのある曲が揃っているけど、全てライブで通してくれても良かったのでは?70年代初頭のブリティッシュ・ロックって本当にクセのあるバンドが多くて楽しいですな。


・Savoy Brown - Looking In
→まるでHR/HMのようなジャケットですが、中身はややハードなブルースロック。冗長なギターソロがなくコンパクトにまとまっているため聞きやすい。バンドの最も売れたアルバムはこれらしいが、聞きやすさが売れたポイントにもなったのでしょう。

CDも積もれば

2008年06月08日 | 日常生活
今月末に現在住んでいる垂水から大阪市内に移るため、週末を利用して荷作りと部屋掃除を少しずつやっています。午前中に棚に並んでいるCDを収納ボックスに詰め込んでいたのだが、気が付かないうちに(?)こんなにCDを買っていたんだなぁと少々驚いている。写真以外にも2つのボックスの入りきらないCDが残っている。神戸に住み始めてから何枚のCDを購入したんだろう・・・

ためしにボックスを1つ抱えてみたけど、とてもじゃないが一人でこれを抱えて玄関まで持っていける重さではない。引越しを期にCD購入は打ち止めにしよう、なんて考えたけど、買いたいCDがまだあるんだよねぇ。近い将来、収納ボックスをもう1つ買う羽目になりそう。