せっかくの春分の日だっていうのに、
会社でWBCの決勝を会議室のテレビで一人寂しく観戦していた。
日本が優勝してとにかくおめでたいことだが、
負けてたら最悪の祝日になっているところだった、まったく。
ここで愚痴を書くのもアレなので、3月のCD紹介をします。
今回は全て名盤の誉れ高い5枚。いずれのアルバムも「買い」ですよ。
・Steely Dan - Aja
・Jackson Browne - Saturate Before Using
・Joe Cocker - Mad Dogs and English Men
・Supertramp - Breakfast in America
・Billy Joel - The Nylon Curtain
スティーリー・ダンのいわゆる「でかジャケ」CDがたまたまHMVのサイトで売られていたので(他のCD4枚とともに)即購入。こうして見ると、レコードジャケットってアートだったんですねぇ。スティーリー・ダンはゲストプレイヤーが実力派をそろえているため、曲単位のレベルが非常に高い。特にこのアルバムは捨て曲がないといっていいくらい(個人的には気に入らない曲がないわけではないけど)完成度の高さを誇る。どこかの雑誌で『ちょいワルおやじが若い女性と聞きたいアルバム』の中にこれが入ってたけど、そんな下衆なレベルで判断してもらっては困るほどの名盤です。でも、音楽で女を落とせるもんかねぇ。
70年代初頭のアメリカで巻き起こったシンガー・ソング・ライターの出現。そのなかでもジャクソン・ブラウンのデビュー・アルバムは素晴らしい。心に染みる曲が多いねぇ。"Doctor My Eyes"がヒットしたのでアルバム中の曲ではこれが最も有名だけど、僕は"Rock Me on the Water"が特に気に入っている。そういえば来月ジャクソン・ブラウンが来日するんだっけ・・・関西には来るのかな?
69年ウッドストックで震えながらの絶唱が印象的な酔っ払いのオッサンのライブ盤。ブルース臭はしないのに、どういうわけか汗と酒の臭いがスピーカーから出てくるような気にさせられる彼の歌唱法。とにかく、カバー曲ばかりなのでNHKの「ふたりの歌謡ショー」的感覚を持ってしまった知人はこのアルバムをけなしていましたが、それはそれでいいんじゃないの?今の時代に高密度のテンションを期待して聞くのはちょっとしんどい。ラストの"Delta Lady"はいいねぇ。
スーパートランプの最も売れたアルバム。アメリカのFM局で彼らの曲が流れる場合、たいていはこのアルバムからの曲が大半を占めるくらいだからアメリカ人も大好きなんだろう。リマスター盤のつもりで購入したつもりが、実は違ったのでちょっとがっかり。ポップよりなロックを聞きたい方はスーパートランプはおすすめします。
中学生の時に初めて聞いてショックを受けたビリー・ジョエルの82年発表のアルバム。"Goodnight Saigon"を飽きもせず聞いてた記憶が蘇る。やや重めの雰囲気をアルバム全体から感じるけど、緊張感に包まれたプログレ的な雰囲気ではないので、すっきり聞きとおせます。"Piano Man"や"Honesty"だけのバラードオヤジではないことを再認識させられる。
会社でWBCの決勝を会議室のテレビで一人寂しく観戦していた。
日本が優勝してとにかくおめでたいことだが、
負けてたら最悪の祝日になっているところだった、まったく。
ここで愚痴を書くのもアレなので、3月のCD紹介をします。
今回は全て名盤の誉れ高い5枚。いずれのアルバムも「買い」ですよ。
・Steely Dan - Aja
・Jackson Browne - Saturate Before Using
・Joe Cocker - Mad Dogs and English Men
・Supertramp - Breakfast in America
・Billy Joel - The Nylon Curtain
スティーリー・ダンのいわゆる「でかジャケ」CDがたまたまHMVのサイトで売られていたので(他のCD4枚とともに)即購入。こうして見ると、レコードジャケットってアートだったんですねぇ。スティーリー・ダンはゲストプレイヤーが実力派をそろえているため、曲単位のレベルが非常に高い。特にこのアルバムは捨て曲がないといっていいくらい(個人的には気に入らない曲がないわけではないけど)完成度の高さを誇る。どこかの雑誌で『ちょいワルおやじが若い女性と聞きたいアルバム』の中にこれが入ってたけど、そんな下衆なレベルで判断してもらっては困るほどの名盤です。でも、音楽で女を落とせるもんかねぇ。
70年代初頭のアメリカで巻き起こったシンガー・ソング・ライターの出現。そのなかでもジャクソン・ブラウンのデビュー・アルバムは素晴らしい。心に染みる曲が多いねぇ。"Doctor My Eyes"がヒットしたのでアルバム中の曲ではこれが最も有名だけど、僕は"Rock Me on the Water"が特に気に入っている。そういえば来月ジャクソン・ブラウンが来日するんだっけ・・・関西には来るのかな?
69年ウッドストックで震えながらの絶唱が印象的な酔っ払いのオッサンのライブ盤。ブルース臭はしないのに、どういうわけか汗と酒の臭いがスピーカーから出てくるような気にさせられる彼の歌唱法。とにかく、カバー曲ばかりなのでNHKの「ふたりの歌謡ショー」的感覚を持ってしまった知人はこのアルバムをけなしていましたが、それはそれでいいんじゃないの?今の時代に高密度のテンションを期待して聞くのはちょっとしんどい。ラストの"Delta Lady"はいいねぇ。
スーパートランプの最も売れたアルバム。アメリカのFM局で彼らの曲が流れる場合、たいていはこのアルバムからの曲が大半を占めるくらいだからアメリカ人も大好きなんだろう。リマスター盤のつもりで購入したつもりが、実は違ったのでちょっとがっかり。ポップよりなロックを聞きたい方はスーパートランプはおすすめします。
中学生の時に初めて聞いてショックを受けたビリー・ジョエルの82年発表のアルバム。"Goodnight Saigon"を飽きもせず聞いてた記憶が蘇る。やや重めの雰囲気をアルバム全体から感じるけど、緊張感に包まれたプログレ的な雰囲気ではないので、すっきり聞きとおせます。"Piano Man"や"Honesty"だけのバラードオヤジではないことを再認識させられる。