最近まったくCDを紹介していませんでしたが、別にCD購入を控えていたわけではなく、ただ更新する機会(というかやる気)がなかっただけです。何度も言うけど、これは単に僕が購入したCDを紹介しているだけであって、お勧めしているわけではありません。まぁ、紹介されているCDを見ればそんなことくらいわかるか。
さて、CD紹介13回目。
・Budgie - If I Were Brittania I'd Waved the Rules
→ウェールズが誇るB級ハードロックバンドも枚数を重ねるうちに洗練というか粗がなくなっていきます。特徴的なリフも少なくなって普通のバンドという印象。"Anne Negen"はサビで「エノケン」としか聞こえません。でもこの曲が聞きどころかな?
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・Groundhogs - Live at Leeds '71
→要はブルースから派生したロックバンドなんだろうけど、ギターのジョン・マクフィーの出す音がとにかく邪悪で凶暴。激しいとか速いとかではなく、ただ邪悪で凶暴。何か音の中にオドロオドロしい成分が相当含まれている感じです。スタジオ盤だと邪悪な成分が多いが、ライブになると凶暴さが相当表に出ています。ある意味ハードロックに必要な1つの成分「だけ」を抽出したバンドだと思う(「速さ」を抽出したモーターヘッドみたいに)。
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・Man - Live at the Padget Rooms, Penarth
→去年の後半から今年に入ってマンの70年代のオリジナルアルバムがリマスター化され、さらにボーナストラックも入ってリリースされまくっている。後追いですっかりはまった僕は当然全て購入していますが、このライブ盤は当時廉価版でレコード1枚で発売されたそうですが、今回は未発表ライブ音源を追加した完全版に近い形(CD2枚組)で出されました。英国のグレイトフル・デッドと称されるだけあってか、ジャム形式で長々と続けるスタイルは好き嫌いが分かれると思いますが、僕は完全に気に入っています。"Spank Rock"の冒頭部分もしっかり入っているし、"Romain"は20分近くも引き伸ばされている。"Daughter of the Fireplace"はスタジオ盤よりもさらに格好良い出来になっている。数あるマンのライブ盤の中ではこれが最もお勧め。
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・Stack Waddy - Stack Waddy
→なんつーか、ガレージサウンドとアメリカ的ストレートなロックの融合を英国で試してみました、みたいな出来。B級ハードロックの臭いはいいんですけど、個人的には下品な感じが表に出てきてそんなに好きではない。単にボーカルの声質が気に入らないんだろうな、うん。
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