週末は福岡から母がやってきていたので、神戸を案内してあげた。
案内とはいっても、母は神戸が始めてではない。
北野や南京町といった観光地はすでに行ったことがあるので、
とりあえず趣味のガーデニングの勉強にと布引山のハーブ園に連れて行き、
その後は旧居留地周辺を歩いて周った。
今日は大丸で土産を購入したあと、
昼食にモーリヤで神戸牛のステーキランチを食べに行った。
僕は実は神戸に住み始めてから神戸牛を2度食している。
1度はロンドン支局のアイルランド人スタッフが神戸を訪れた際に
同僚と石田屋という焼肉屋で夕食会をやったときで、
もう1度はお得意様に誘われて眺めのいい焼肉レストランでご馳走になった。
たしかに焼肉は美味しかったが、神戸牛といえばやっぱりステーキでしょ、
ということで、昼は寿司を主張する母を
「寿司なんて日本どこででも食べられるんだから」という半ば強引な理由で説得。
さて、初めての神戸牛ステーキ(サーロイン)の味だが、文句なし。
いやぁ、美味しいねぇ。口の中で旨味がじゅわ~っと広がるのよ、これが。
東海林さだおさんであればこの味を的確に表現できるのだろうけど、
僕はただ「美味しい」としか表現できない。
店員さんのお薦めで最初は赤穂の塩をつけて食べてみる。
ん~、天然塩の辛さが肉の旨味をさらに引き出してくれる。
ステーキに塩をつけて食べるなんて意外であったが、
この方が肉そのものの旨味をより味わえるのだ、と店員さん。
ランチはステーキの他にサラダ、スープ、ご飯、漬物、焼野菜、お茶
そして食後のコーヒーとケーキが付くセットで値段も夜に比べたらけっこうお得。
最初テーブルに出された時は、「もうちょっと大きめの肉を選べば良かったかな?」
と思ったが、本当に美味しいものは物足りないぐらいがよく味わえるものだと実感。
ふところが少々寂しくはなるが、あの味ならば満足感の方が上回るものよ。
次回神戸牛を食べるのはいつのことやら。
冬のボーナスが入ったらちょっと考えます。
それまではビーフカツレツで我慢します。
(ビーフカツレツも美味しい店で食べると本当に美味しいですね)