そういえば今月はCD紹介していませんでした。
6月も今日で終わりなのでやっておきましょう。
・Brian Eno - Discreet Music
→後の「アンビエント・シリーズ」の原型となったアルバム。いわゆるBGMとして「無視できる」音楽という、よくわからないようなそれでいて画期的(なのか?)なコンセプトではあります。1曲目が最高に良い。これを1枚まるごとやってくれたら良かったのに・・・そんな欲求を後の「アンビエント・シリーズ」で披露してくれています。初めて聞く方は「アンビエント・シリーズ」から始めてみてはいかがかと思います。
・Kaleidoscope - White Faced Lady
→60年代にデビューしたものの、音楽評論家の評判とは裏腹に売れなくてどうしようかと悩んだあげく、メンバーを入れ替えることなく"Fairfield Parlour"としてアルバムを1枚出し、それがまあまあ良かったんでもう1枚作ろうやと思いきや契約だの何だので次作はあえなくお蔵入り。そしてバンド自体も・・・という、ちょっと可哀想なサイケがかったバンド。このアルバムこそ「お蔵入り」となってしまい、10数年前に陽の目を見た2枚組アルバムであります。えらい評価が高く、ある人は「2枚組のコンセプト・アルバムではザ・フーの『トミー』をも凌ぐ!」とたいそう高い評価を受けていますけど、はたしてそうかなぁ。いや、落ち着いた感じでストーリーも見えてくるので良いアルバムだと思いますよ。でも、何か弱い。トータルでも60分程度なんだから、CD化の際に1枚にしておけば良かったんですよ。レコードのように片面をひっくり返してB面に針を落としてどんな感じの曲から始まるのかドキドキ・・・という気持ちはもう望めないんですから。
・Carole King - Music
→個人的には世界で最高の1枚と断言する前作「タペストリー」に続く作品。地味?まぁ、前作が完璧すぎたので確かに地味に聞こえるかもしれませんけど、このアルバムも捨て曲が少ない。タイトル曲"Music"の穏やかな雰囲気がこのアルバムを優しく包んでいます。木漏れ日がやさしい秋の午後に聞くとなんとも言えない感じになれるアルバムです。
・Penguin Cafe Orchestra - Music from the Penguin Cafe
→彼らのデビュー・アルバム。評価は次作のほうが高いけど、面白い曲が入っているのでなかなか楽しめます。ただ、次作が「読書中に流すBGMとして最高」のアルバムなんだけど、本作はBGMとして流してもいいように作られてはいないようだ。聞く分には楽しいけど、観賞用なのかBGM用なのか立ち位置がどっちつかずなのが逆に惜しい。そのためあまり聴かないなぁ。
6月も今日で終わりなのでやっておきましょう。
・Brian Eno - Discreet Music
→後の「アンビエント・シリーズ」の原型となったアルバム。いわゆるBGMとして「無視できる」音楽という、よくわからないようなそれでいて画期的(なのか?)なコンセプトではあります。1曲目が最高に良い。これを1枚まるごとやってくれたら良かったのに・・・そんな欲求を後の「アンビエント・シリーズ」で披露してくれています。初めて聞く方は「アンビエント・シリーズ」から始めてみてはいかがかと思います。
・Kaleidoscope - White Faced Lady
→60年代にデビューしたものの、音楽評論家の評判とは裏腹に売れなくてどうしようかと悩んだあげく、メンバーを入れ替えることなく"Fairfield Parlour"としてアルバムを1枚出し、それがまあまあ良かったんでもう1枚作ろうやと思いきや契約だの何だので次作はあえなくお蔵入り。そしてバンド自体も・・・という、ちょっと可哀想なサイケがかったバンド。このアルバムこそ「お蔵入り」となってしまい、10数年前に陽の目を見た2枚組アルバムであります。えらい評価が高く、ある人は「2枚組のコンセプト・アルバムではザ・フーの『トミー』をも凌ぐ!」とたいそう高い評価を受けていますけど、はたしてそうかなぁ。いや、落ち着いた感じでストーリーも見えてくるので良いアルバムだと思いますよ。でも、何か弱い。トータルでも60分程度なんだから、CD化の際に1枚にしておけば良かったんですよ。レコードのように片面をひっくり返してB面に針を落としてどんな感じの曲から始まるのかドキドキ・・・という気持ちはもう望めないんですから。
・Carole King - Music
→個人的には世界で最高の1枚と断言する前作「タペストリー」に続く作品。地味?まぁ、前作が完璧すぎたので確かに地味に聞こえるかもしれませんけど、このアルバムも捨て曲が少ない。タイトル曲"Music"の穏やかな雰囲気がこのアルバムを優しく包んでいます。木漏れ日がやさしい秋の午後に聞くとなんとも言えない感じになれるアルバムです。
・Penguin Cafe Orchestra - Music from the Penguin Cafe
→彼らのデビュー・アルバム。評価は次作のほうが高いけど、面白い曲が入っているのでなかなか楽しめます。ただ、次作が「読書中に流すBGMとして最高」のアルバムなんだけど、本作はBGMとして流してもいいように作られてはいないようだ。聞く分には楽しいけど、観賞用なのかBGM用なのか立ち位置がどっちつかずなのが逆に惜しい。そのためあまり聴かないなぁ。