もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

2007年CD紹介:その17

2007年08月29日 | CD紹介
定食屋で野菜炒め定食(正確には肉野菜炒め)を注文したら700円近くとられた。なんだよ、キャベツと玉ネギともやしと人参とピーマンと豚バラを塩コショウで炒めて最後に醤油をちょこっと垂らしただけじゃんか。しかも「手作りハンバーグ定食」とあんまり値段が変わらないぞ。そんなことならハンバーグ定食にすれば良かった・・・と思いきや、野菜炒めの量が半端じゃなかったので満足です。ご飯もおかわりできたし野菜もたっぷり食べることができて幸せ。


さて、CD紹介17回目
・Return to Forever - Romantic Warrior
→チック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエバーといえば、本職のハードロックバンドよりも激しくかつテクニカルなハードロックを聞かせるフュージョン・グループという印象が強いが、このアルバムでは昔に戻って(?)ロマンティックな音を奏でている。まぁ、フュージョンに逆戻りしたわけですね。読書のBGMとしては気に入っているけど、ハードロック期の音が好きなんだよなぁ。


・Steve Hillage - Live Herald
ゴングの、いつも目の焦点が合っていないギタリストのライブ。これがけっこう良かったりするから不思議。ドノヴァンやビートルズのカバーも秀逸だし、意外とテクニックがあるのね、この人。ゴングでいつもヘロヘロしたギターを聞かせてくれるが、ソロではかっちりした音で聞かせてくれます。ボーカルは、まぁ、独特。


・Rush - 2112
→ラッシュの大出世作。アメリカで会った13歳の小僧が「世界で一番このアルバムが好き!」と豪語していた。13歳のくせに。ストーリー性に溢れて、かつ3人(たった3人!)でこの音が出せるのかと驚く。ハードかつテクニックじゅうぶんなのは普通に聞いていれば理解できるけど、個人的にはラッシュは聞くと疲れる。なので好きだけどたまにしか聞きません。


・Kraftwerk - Autobahn
元祖テクノ。アウトバーンとはドイツの高速道路のこと。夜中に睡眠導入剤を飲んでヘッドホンでこれを聞くとちょっとしたトリップができます。知人が「このアルバムを車で聞くと本当に気持ちがいい」と言っていますが、夜中に高速道路を飛ばしながら聞くには、若干テンポが遅くないですかね?


なんちゅうか

2007年08月22日 | バックパッカー
本中華(by 大橋巨泉)

ネットで調べてみると、中華航空(チャイナ・エアラインズ)はけっこう派手な事故を起こしているなぁ。そういえば、名古屋空港で堕ちたのも中華航空だったよな。ちなみに、福岡にいた頃、福岡空港で堕ちたことのあるガルーダ・インドネシア航空のイメージは一時最悪だったが、名古屋での中華航空のイメージはやはり良くないのだろうか?

とはいえ、中華航空は時々利用させてもらっている。福岡からサンフランシスコに向かった時も中華航空を使った(トランジット先の台北で11時間も待たされた)し、こないだ台湾に行った時もやはり中華航空だった。

個人的には、「事故さえ起きなければ」、別に悪くないエアラインだと思います。だけど、アメリカの某航空会社(ゆーえー)にはもう二度と乗りたくありません。アエロフロートビーマンに乗ったほうがまだマシだ。ちなみに、ビーマンでの体験談はここここに書いています。


山口小夜子

2007年08月20日 | 音楽
パリコレクションなどで世界的に活躍したファッションモデルの山口小夜子(やまぐち・さよこ)さんが14日、急性肺炎のため死去した。横浜市出身。葬儀は親族だけで済ませた。後日お別れの会を開く。

1972年にパリコレクションでデビュー、おかっぱ頭に切れ長の瞳の東洋的な美しさで注目された。その後、国際的なファッションショーで多くの著名デザイナーのコレクションに出演。77年には米ニューズウィーク誌で「世界6人のトップモデル」の1人に選ばれた。

モデルのほか、コンテンポラリーダンスで欧米を公演、女優としても寺山修司演出の舞台「中国の不思議な役人」、鈴木清順監督の映画「ピストルオペラ」などに出演し、異彩を放った。

また、フランス・リヨン国立劇場でのオペラ「三人姉妹」などでは、衣装デザインを手掛けて高く批評された。自らもオリジナルブランドの「SAYOKO YAMAGUCHI」を展開。エッセイストとしても知られていた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007082000721

山口小夜子の名はスティーリー・ダンの超名盤「AJA」のジャケットの女性ということで知ってはいたが、実際にどんな方なのかは知らなかった。70年代に活躍したモデルさんということは何となく聞いたことがあるけど、世界的に有名なモデルとは知らなかった。モデル以外にもけっこう活躍されていたようだ。

AJAでのオリエンタルな音と山口小夜子の東洋を意識した印象的なジャケットが今になって非常に合っているな、と部屋にあるジャケットを眺めながら思った。今夜は久しぶりにAJAをじっくりと聞いてみよう。

2007年CD紹介:その16

2007年08月19日 | CD紹介
テレビつけたら欽ちゃんが走ってた。
っていうか、歩いていた。
この番組で「走る」意味がいまだにわからん。

さて、2007年CD紹介16回目

・Kinks - Kinks Part 1 Lola versus Powerman and the Moneygoround
→邦題は「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第1回戦」。意味不明。確かにアルバム内に双方の曲が収録されているが、内容は、あるバンドが有名になっていく姿とその背景を皮肉を交えて表現されたもので、いわゆるコンセプト・アルバムの類です。ローラとパワーマンの闘いを表したものではありません。このアルバムの人気が高いのは名曲"Lola"が収録されているのもあるが、その他の曲、たとえば"Top of the Pops"、"Rats"、"Apeman"等クオリティの高い曲で占められている。"Lola"は、オカマに恋をした男の曲だが、これをエリザベス女王即位50周年記念コンサートで、女王やチャールズ皇太子の前で披露したバンドのリーダー、レイ・デイビスはさすがである(それを容認した英国もすごいですね)。


・Traffic - The Low Spark of High Heeled Boys
→オリジナルジャケットでは右上と左下がカットされているそうで、紙ジャケ化された再発盤でも再現されています。トラッド色が減り、フォーク色はそのままという感じ。聞き所はやはりタイトル曲。11分間続くこの静かな緊張感がたまらない。スティーブ・ウィンウッドの歌とピアノ、クリス・ウッドのサックスが最高に良い。いい曲半分、駄作半分という印象。


・Kaleidoscope - Faintly Blowing
→60年代後半のロンドンのサイケデリック・ロックを代表するバンドの2作目。ポップさをそれほど前面にだ出さず、薄いベールで覆っているような感じ。当時のロンドンではその音楽性が高く評価されていたらしいが、商業的に成功せず、このアルバムを発表後、いったんバンドは解散しています。その後、Fairfield Parlourという名で同じメンバーでアルバムを出しており、これもサイケを上手に取り入れた名作となっています(が、これまた売れなかった)。


・Neil Young - Live at Massey Hall 1971
ニール・ヤング本人のピアノとアコースティック・ギターによる一人だけのライブ。キャロル・キングの「つづれおり」並みに心にしみる。クレイジー・ホースとの荒々しい演奏も好きだが、こういった静かな弾き語りも非常に良い。



2007年08月18日 | 日常生活
この時期会社で残業していて何が嫌かと言うと

19時に空調が止まること

19時ぴったりにソヨソヨとした冷気が止む

やがて社内をジワジワと蒸し暑さが襲う

窓を開けても外気の方が高いので意味無し

扇風機だけだと汗がベトつくので不快指数は高いまま

コンビニで冷たいもの買ってこよ


高野山修行計画(案)

2007年08月16日 | 日常生活
今日、あまりにも暇だったので(本当はやらなければいけない仕事が3つほどあったんだけど)ネットで高野山について調べていた。なぜ高野山なのかというと、最近、ちょっとしたことで頭を悩ませており、悩みや煩悩といったわずらわしいものを修行で霧散させたいと考えていたからです。

我が家は真言宗ではありませんが、そういうことに関しては無頓着なので宗派の異なるお寺に行っても文句を言われることはありません。ちなみに、仏教から派生(独立?)した「あの」宗教団体とは関わっておりませんので。

高野山の宿坊ってけっこういっぱいあるんですね。さすが全国から集まってくるだけありますな。でも、修行体験と言っても、写経が中心っぽいてすね。字書くのヘタなんだよなぁ。いかんいかん、そういう雑念を抱いているから物事をクリアーに考えることができないんだよ。

秋になったら週末を利用して行ってこようかな。


黒い恋人

2007年08月15日 | 日常生活
石屋製菓(札幌市西区)は14日、主力のチョコレート菓子「白い恋人」の「30周年キャンペーン限定品」の返品商品を再包装して賞味期限を改ざんし、通常の「白い恋人」として再出荷していたと発表した。さらに、「バウムクーヘン」の一部から食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌が検出されたにもかかわらず、出荷していたことも明らかにした。いずれも現場を統括する取締役の判断で行われ、同日夜に記者会見した石水勲社長は「企業としてあってはならない。深く反省している」と謝罪した。同社は15日から全品を自主回収する。
(後略)
http://news.livedoor.com/article/detail/3268733/

夏に北海道帰りの知人からいただいた「白い恋人」は、中のホワイトチョコがでろでろに溶けていて何とも言えない食感になっていたのを思い出す。そういえば、缶飲料も販売していますよね。ミロよりも、もっとトロっとした味わいのチョコレートドリンクだったような気がします。

今日の千歳空港や札幌駅のお土産屋では、代替のお土産を何にすればいいのか悩む家族連れが多かったのではないでしょうか?好きなお菓子なので早めに食べられることを願っています。


シリアビザ取得

2007年08月13日 | 2007シリア
シリアビザが出来上がったとのメールを旅行代理店よりもらったので、パスポートを受け取りに行ってきました。背景にはパルミラ(?)の遺跡がうっすら入っていて素敵。イスラム諸国のビザってなんか、こう、威厳というものが溢れている感じがしてけっこう好きなんですよね。東南アジアのまん丸とした文字に囲まれたビザもなかなか趣があって良いですが、個人的にはイスラム諸国のビザに惹かれる。

航空券も8月末に入手できることだし、あとはバックパックに入れるものをリストアップして、足りないものを適宜購入するくらいでしょうか。行き先が西欧やハワイではないため、着飾る必要もなければ長袖も1着持って行けばじゅうぶんな気候だと思うので、空いたスペースに文庫本やCDでも詰めてみようかと思う。しかし、一部からアレッポの石鹸を買って来いという脅迫、もとい、要望を受けているので、その分のスペースを空けておくとするか。


2007年CD紹介:その15

2007年08月12日 | CD紹介
垂水駅から舞子側へ10分ほど歩いたところに太平のゆという入浴施設があり、たまにここでゆったり浸かって疲れを取っていますが、サウナに長時間我慢して入ったあと、水風呂に首まで浸かると脳天までリフレッシュされるようで非常に爽快です。露天風呂からは明石海峡を一望できるので、隣のポルトバザールで買い物をしたあとにひとっ風呂を浴びるのはいかがでしょうか?

さて、CD紹介15回目。
・Jackson Browne - Late for the Sky
相変わらず内省的な曲が多いジャクソン・ブラウンですが、完成度でいえばこのアルバムが最も高いように思えます。夜にこのアルバムを聞くと本当にしんみりできます。4曲目"The Late Show"でバイクにまたがりその場を去っていき、5曲目"The Road and the Sky"で軽快に飛ばす感じは非常に良い。


・Steely Dan - The Royal Scam
ジャクソン・ブラウンが田舎的感覚を持って都会へ行くような感じがする一方、スティーリー・ダンはいかにも都会的な感じを出している。しかし、あくまでも都会のクールさを前面に出しており、無骨なまでの(冷たさを感じるような)クールさが人によっては「ええかっこしい」と感じられて敬遠される原因にもなっているのかもしれない。夏の蒸し暑い日に彼らのアルバムを聞くと、部屋の湿度が低くなった気がするので夏に良く聞きます。このアルバムは「プレッツェル・ロジック」のような徹底したクールさは幾分抑えられているけど、それでもカラッとした肌触りは相変わらず。スティーリー・ダンはアルバム単位で聞くアーティストだと思う。


・PFM - Cook
正式名Premiata Forneria Marconi、通称PFMの北米ツアーを収録したライブ盤。名前からわかるとおり、イタリアのバンドですが、英米進出のために英語で歌っています(もちろん、イタリア語で歌っている曲もある)。演奏能力は非常に高く、ジェントル・ジャイアントやイエスにも引けをとらない実力を持つのが、このライブ盤を聞いていて実感できる。1曲目の"Four Holes in the Ground"からテンションが高く、かつムラのない演奏を聞かせてくれます。


・Procol Harum - Shine On Brightly
オルガン奏者のマシュー・フィッシャーがまだ在籍していた頃のアルバムで、重厚なオルガンが堪能できる。プロコル・ハルムといえばゲイルー・ブルッカーのピアノとボーカルだが、フィッシャーのオルガンも彼らの音楽を象徴している。その割には、ジミヘンのドロワーであるギタリストのロビン・トロワーは長い期間よく在籍していたよなぁ。いいギタリストなんだけど、プロコル・ハルムの音楽性を考えたら、なんか違うような気がする。このアルバムでも、合っている部分もあることはあるが、やっぱり「違うよなぁ」と感じる部分の方が多い。バランスって大事ですね。





立山黒部アルペンルート

2007年08月08日 | 日常生活
松本に夕方到着し、夜は松本ぼんぼんをちょこっと観て近くの料理屋で夕食をとり、夜は友人宅にお世話になりました。
日曜日は松本駅で朝食をとり、大糸線で信濃大町へ。


信濃大町からバスで扇沢へ。扇沢は立山黒部アルペンルートの長野県側の入り口にあたる。扇沢へ向かうバスには乗客は5人しかおらず、「夏休みなのに観光客は少ないのかな」と思いきや、扇沢は観光バスや乗用車で溢れかえっていた。全ての人がアルペンルートを通り抜けるわけではなく、途中の室堂や黒部ダムまで行って引き返す人もけっこう多いようだ。


扇沢からは日本で2路線しかないトロリーバスで黒部ダムへ。展望台から眺めるダムの放水シーンは他を圧倒するほど見事なものだが、僕は11年前にじっくり見させてもらっていたので今回はさくっと通り過ぎた。ダムの上は舗道になっているので、そこを歩いてケーブルカー乗り場へ向かう。


ケーブルカーに乗って降りるとそこは黒部平と呼ばれる場所で、立山連峰をじっくり拝める場所である。そこから出ているロープウェーに乗れば眼下に黒部湖が横たわっているのが確認できる。このロープウェー、ワンスパン方式と呼ばれる方式を採用しており、駅と駅のあいだに支柱のようなものがいっさい存在しない。ただ空中をワイヤーでぶらーんと吊るされながら移動する。もし乗っている途中でワイヤーが切れたら・・・と思うとなかなか楽しくなる。

ロープウェーに7分ほど乗り、大観望へ到着。そこから再びトロリーバスに乗って室堂へ。日本にはトロリーバス路線は2つしかないと言ったが、アルペンルートにその2つがあるため、このルートを縦断すれば必然的にどっちの路線も乗ることになる。


標高2500mに位置する室堂は曇っていた。立山も頂上が雲に覆われて見えない。レストランで昼食をとろうとしたけど、観光客で満杯であったため、室堂周辺を散策して時間を潰す。途中みくりが池を横切り、地獄谷で硫黄の臭いに囲まれていると、突然雨が降ってきた。念のためウインドブレーカーを持ってきていたので、難を逃れたけど、目の前の家族連れはずぶ濡れになっていた。可哀想に。

室堂からは美女平までバスで一気に降り、ケーブルカーで立山駅へ。立山駅が富山側の入り口になる。時間があれば宇奈月温泉でゆったりしたかったけど、翌日は会社があるので夜の電車で神戸に戻る。アルペンルートは標高が高いので、空が曇ればこの時期でも冷える。それに加えて天候が一瞬で変わるため、ポンチョやウインドブレーカーの類を持参することをお薦めします。個人的には日本国内の観光地の中でも特に好きなエリアの1つでもあるので、できれば途中の室堂や天狗平で一泊して立山の自然を満喫してみてはいかがでしょうか?富山・長野両側の入り口にはそれぞれ宇奈月温泉や大町温泉郷もあります。

立山黒部アルペンルートについてはこちら。
立山黒部アルペンルートオフィシャルガイド


虚弱デジカメ

2007年08月06日 | 日常生活
週末の松本・立山旅行にデジカメを持って行ったのだが、前日に充電したにも関わらず、翌日の朝にはもう要充電を示す赤ランプが灯っていた。何とか終点の富山までは耐えてくれよ、と念じながら使い続けたが、立山を一望できる室堂(標高2,500m)でついに息絶えた。かろうじて撮った写真も、心持ち写りが悪い(まぁ、これは撮った本人の腕が良くないというのもありますが)。

そういえば去年のスロベニア旅行でも、旅の途中でバッテリーが急激に減り始め、結局最後の訪問地の首都リュブリャナの写真は1枚も収めることができなかった。充電用のケーブルを持参しなかったのも悪かったが、まさか1週間程度で、それほど写真を撮ったわけでもないのに電池が減ったのには納得がいかん。

新しい充電地を購入すればいいだけの話かもしれないが、画素数が320万程度なのもちょっとね。最新型の携帯カメラの方が画素数多いんじゃないの?最近では700~800万画素なんて当たり前なんだね。手ブレ防止とか被写体を自動的に識別する機能とか搭載しちゃっている。元来機械系には強くない僕ですが、デジカメの進歩には驚かされるばかりです。

2万円台かぁ、買おうかなぁ・・・

避暑

2007年08月05日 | 日常生活
週末は信州に行ってました。
土曜日は松本でアメリカ時代の茶飲み友達らと松本ぼんぼんを観て夕食をとり
翌日は立山黒部アルペンルートを通って富山から戻ってきました。

立山は涼しかったなぁ。

神戸は蒸し暑いねぇ。


占いに対して思うこと

2007年08月03日 | 日常生活
電話で知人と世間話をしていると、ふと占いの話になった。僕は生まれてこの方自分の血液型を調べたことがないので、血液型占いなんて最も信用がおけない占いのひとつだ、と言ったところ「えー!自分の血液型も知らないのー?もし交通事故とかで大量出血したら輸血できなくて死んじゃうよぉー。そういうガサツな性格は絶対B型だよ、うん、絶対!」

しばらく嫌悪な雰囲気になった後、僕は携帯を黙って切った。

よく、血液型がわからないと輸血の時にトラブルを招く云々という話を聞くけど、そこまで重要なもんなのかね?僕の姉は子供の頃、検査でA型と言われたが、20年以上経って血液検査をしたらAB型と判断されたそうだ。両親はA型とB型なので、A・B・O・ABどのタイプの血液型の子供も生まれることにはなるけど、成長過程で血液型も変わることってあるのでしょうか?

実際のところ、輸血が必要な状況に陥っても、病院側が僕の血液に適合する血液型の血液を入れて助けてくれると信じているので、当分自分の血液型を知ることはないでしょう(毎年秋に行なう会社の定期健診の血液検査の際に「血液型も調べることってできるんですか?」って聞いたらあっさり「できません」って言われた)。

さて、30数年生きてて自分の血液型も知らない僕ですが、たまに僕の血液型を推測したがる方が出てきます。一番多いのはB型で、その次にA型と言われる。AB型と言われたことは滅多になく、O型という人は1人もいなかったと思う。周囲の予想では、僕はどうやらB型らしい。まぁ、何型であろうと、血液型に関する占いは全く信じていないのでやっぱり知らないままでいいです。

話は少しずれますが、毎朝フ○テレビ系列でやってるニュースだかバラエティーだかわからない番組(死んだ目をして原稿を読む蝶ネクタイのメガネのアナウンサーが出ている番組)で星座別今日の運勢ランキングをやっていますが、あれも結構いい加減ですよね。「おは朝」(テレ朝系列:関西のみ)の星座別ランキングと全く違う結果が出て笑っちゃうこともしょっちゅう。

同じ星座別ランキングでも、「めざまし」の方がそこはかとなくムカツク。だって、いきなりテレビを付けたら「やぎ座のアナタ、ごめんなさ~い」とか原稿もロクによめなさそうな女子アナに謝られたりする。なんだよ、朝から不愉快だな。しかも、本日の運勢最悪なやぎ座のあなたのラッキー・アイテムとして紹介されたのが「白のワンピース」だったりする。

ケンカ売ってるのか?

男も見ているんだからもうちょっと中立的なアイテムを紹介しろよ馬鹿野郎。いつの日だったか、夏の暑い日に「今日のラッキーアイテムはクラムチャウダー」とか、頭おかしいんじゃねぇの?どこの世界に「あぁ、今日は私(の星座)の運勢サイアクだから、お昼はクラムチャウダー食べよっと」とか踊らされる奴がいるんだ?・・・どこかにいるんだろうな・・・