もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

出る出る詐欺

2005年06月27日 | 日常生活
最近の長嶋茂雄氏をとりまく環境のこと。

いい加減7月3日は出てくるんだろうな。

日テレ社長が「顔見せ興行」なんて言ってるんだから、この会社の頭の程度が知れる。

だったら24時間テレビに出せばいいのに。

無駄にハンディキャップ持ちを酷使させているんだから、
脳梗塞わずらった元プロ野球選手を出すことくらいワケないでしょ?

最初で最後の「A」視聴

2005年06月26日 | 日常生活
世間でクソつまらないと評判の「A」を見てみた。
日曜夜8時からの放送にも関わらず視聴率5%を切るという凄まじさに興味を覚えた。
阪神が読売をリードしているさなかにチャンネルを変えるのは非常にしのびないが、
今月にも打ち切りの話もある番組を見逃すわけにはいかないので、
ここは断腸の思いでチャンネルをよみうりテレビに変える。

・・・

つ、つまんねぇ・・・
以前、知り合いの人とNHK教育の「真剣十代しゃべり場」を
どこまでちゃんと見続けられるか耐久レースをやったことがあるが、
正直「しゃべり場」の方が耐えられる。
痛い・寒い・つまらない、の3拍子が見事なまでに揃っている。
久米宏がどうとか、あややがどうとか、とにかくそういう問題ではない。
ただ単に「つまらない」のだ。

「A」とは「アジア」のAらしいが、
昔フジテレビ深夜にやっていた「アジアバグース」のほうが圧倒的に面白い。
エセ感動押し付け番組の「ウルルン滞在記」のアジア編を見ていたほうがよっぽど子供のためになる。
あーつまんねーの。
何だよ、この「玉の輿お相手大募集」って?
年齢35~48歳はともかく、年収5000万円以上って・・・
あなた、鏡を(以下自粛)

見終ったよ。
長い長い1時間だったさ。
結論?結論もなにも、こんな番組終了して当然だろ?
こりゃ以前まで放送していた特命リサーチなんとかの方が数字も取れるし内容もマシだよ。

テレビ見ただけでこんなに蒸し暑くなれるものだろうか?
さっさとシャワー浴びて寝るとするか。


宗教と私

2005年06月24日 | 日常生活
僕は大学では国際学という、極めて曖昧で抽象的なものを専攻していた。
「国際学」にもいろいろあって、
政治・文化・経済のカテゴリーからそれぞれ学びたいものを選べるわけだが
ゼミの半数は東南アジア及び東アジアについてであった。

アフリカ関係のゼミもあることはあったが、人気がまるでなく、
人気ゼミの選考に落ちたある女子が、アフリカ関係のゼミに入らなければならなくなったとき、
(学部ではゼミ・論文が必修であった)
「あんな黒人だらけの国のことなんかやりたくないよー!」
と、ラウンジで喚いていたのを思い出す。

学部の話とはあんまり関係ないのだが、
ある日の午後、選択科目のクラスを受けるべく200人は入るであろう大きめの教室に少し遅れて入ると
なにやら数人の学生がアンケート用紙を配っていた。
僕も教室の最後部に座り、配られたアンケートを漠然と答え続けた。
内容はたしか国際経済やら世界やら戦争やら、そういったものだ。
どうせどこかのゼミのアンケートだろ、そう思いながらもちゃんとアンケートには答えていた。

アンケートはだいたいが選択方式であったが、
最後の質問だけは意見を書き込む形式のものであった。

Q:将来世界からなくなってほしいものは何ですか?

随分とまあ漠然とした質問だな、と思いつつさらっと僕の意見を書き込む。

A:宗教。戦争との関わりが強すぎるから。

うーむ、答えも漠然。
さてと、やっとアンケートが終わった、と思い最後のページをめくるとそこにはこんな文章が。

ご協力ありがとうございました 創価大学○○学部××ゼミ

うへー
てっきりうちの学部のゼミのアンケートかと思ってたら創価大学さんかよ。
でも最後の答えは変える気はまったくないからね

ボンネットで目玉焼き

2005年06月19日 | バックパッカー
いま、インドが暑いらしい。
インドブーム到来とかマサラムービーなんたらとかそういうのではなく、
本当に気温が高くて暑いらしい。

共同通信の記事によると、
「インド東部のオリッサ州や西ベンガル州などの各地で熱波のため気温が50度を超え、
19日までに計200人以上が暑さが原因で死亡した。」そうで、
「暑い」というよりも「熱い」と表現したほうが的確かもしれない。

春先からモンスーンの時期にかけて、インド中部では「暑期」に入る。
実はこの暑期のインドが1年で最も暑い時期である。
僕が最初にインドに入ったのが1999年の4月だった。
ネパールからインド東部の避暑地ダージリンに向かったので、
入国当初はそれほど暑いとは思わなかった。

オリッサ州の沈没地プリーにいたとき、宿で英字新聞を読んでいると、
デカン高原の街で摂氏51度を記録、死者数名という記事を目にした。
その頃からインドの暑さを次第に実感し始めた。
プリーからバラナシへ列車で向かう車中はまさに蒸し風呂状態で記憶があんまりない。
宿の前の店でカチカチに凍らせた2リットルのミネラルウォーターを買って列車に乗り込んだのだが、
発車して1時間で氷は完全に溶け、もう1時間でぬるま湯になったときは唖然とした。

4月下旬のデリーの暑さも厳しかった。
パハールガンジから歩いてコンノートプレイスのシェイク屋に行くまでにヘトヘトになった。
微妙に冷たいシェイクを飲んだあと日本文化センターで新聞を読みつつ日本語の勉強をしているインド人と会話し、
再びコンノートプレイスに戻りエアコンの効いたマクドナルドでまったりするのがデリーでの日課だった。
今思えばコンノートプレイスのマックはお金持ちインド人とバックパッカーだけという、
ある種異常な光景だったなぁ。

ある日のデリーは本当に暑かった。
さすがにその日は外に出ずレストランでまったりしていたのだが、
翌日ある中級ホテルのロビーで涼んでいると、置いてあった英字新聞の記事に目を奪われた。
「昨日のデリーの気温は4月の観測史上最高を記録」
気温は確か46度かそれ以上だったと思う。
死者も数人出ており、デリーの機関は向こう3日間小学校を臨時休校にするとも書いてあった。
そりゃ暑いはずだ、と思いつつ記事を読んでいると、気象学者のコメントが載っていた。
「日中は日なたで寝ないこと。死ぬぞ」
そりゃ死ぬだろ。

学生の旅行シーズンである7~8月のインドは暑さは多少和らぐが、それでも暑い。
だからと言って、天井でプワンプワン情けなく回っている扇風機をつけっぱなしにしたまま眠ると
翌日風邪をひいてしまったりするので、なかなかやっかいである。
みなさん、熱中症にかからないよう、体調に気をつけて楽しいたびを。

ジャコビニ流星打法

2005年06月18日 | 日常生活
昨日会社の上司から「これ、暇だったら読んでいいよ」と言われて紙袋に入った本3冊を手渡された。
カバーを外すとそこには「アストロ球団」の文字が。
おお、70年代に「巨人の星」か「アストロ球団」か、と言われた伝説の野球(?)マンガか!
さっそく家に帰って読んでみる。

・・・

す、凄すぎる。
何が凄いって、これ、野球を通りこして完全に別の世界に逝っている。(「行って」じゃなく)
次から次へと繰り出される殺人打法に殺人投法。
試合中に選手は死ぬは完全なホームランを弟にぶん投げてもらってキャッチするは、
そのキャッチを跳ね返すほどの打球を放つ現役大リーガーはいるは・・・

伝説の大投手沢村栄治が亡くなったとされる昭和29年9月9日に生まれた、
いずれも体のどこかに野球ボール形のアザを持つ連中がシュウロという、
故沢村の意志を継ぐフィリピン人の下に集結し、アストロ球団として
様々な球団と文字通り「死闘」を繰り広げる。まだ9人揃っていないんですけど・・・

連載されたのが70年代中期ということもあり、ところどころに「目くら」「キチガイ」「かたわ」等の、
今ではいろんな意味で文字にできない言葉も多く登場する。
アストロ球団の2代目キャッチャーはただの小児マヒの学生だったのにいきなり超人化するし、
(初代は試合中に殺人投球をくらい死亡)
ファーストは元レーサーで交通事故で死亡するも上空5000メートルから落とされ(!)、
途中で開いたパラシュートの衝撃で命を回復する、女性と見間違えるほどの美貌の
格闘技一門の家に生まれた、現在では盲目ながらも兄と袂を分かつ濃いキャラだ。
濃い割には顔は車田正美系だったりして面白い。

上司から借りたのは復刻版なので、全部で7巻くらいあるそうだ。
今回は3巻までしか借りていないので、これから何人が試合中に死ぬんだろうか、と
今から楽しみで仕方がない。
とにかく、白土三平の「忍者武芸帖」以来、久しぶりにマンガで衝撃を受けた。

Forget Me Not

2005年06月14日 | 日常生活
そういえば毎月1回は仕事で外国の方と食事をしているなぁ。
4月は上海に弁護士事務所を構える中国人。
5月はロンドン事務所で働くアイルランド人。
そして今日は香港で働くイングランド人。

今の仕事を始めてまだ数ヶ月なので、僕は同伴みたいなものだが、
それでも良い印象を抱いて皆帰って行く。
理由はみんなが僕の珍妙な経歴に興味を持つからだ。
食事の最中に必ずと言っていいほど「この仕事をする前は何やってたの?」と聞かれる。
僕は毎回「日本の大学を出て1年間働き、貯めたお金で1年間アジアを旅し、
帰ってからは実家でバイトをしながらお金を貯め、その後アメリカに行って去年の12月に帰国した」
と答える。
後は自分の旅先でのエピソードを適当に話せば場がなごむ。

海外旅行が好きな人は世界中どこにでもいるが、
1年というスパンで旅行をする人ってそんなに珍しいものなのかね?
まぁ、僕の知っている旅行者が「尋常ではない」人たちばかりなのかもしれないが。
でも、そのおかげで知ってもらえるのだからそれはそれで良しとしなければ。

あなたがここにいてほしい

2005年06月13日 | 音楽
ライブ8でピンク・フロイドが再結成されるらしい。
しかもロジャー・ウォータースも加えた黄金期の4人で。
もうみんなおっさん、ていうかおじいちゃんになりかけているけど、
途中でケンカしないで観客を楽しませてほしい。

で、当日は何を演奏するんだろう?
オープニングは"Shine On You Crazy Diamond"にしてほしいなぁ。
アンコールはいつもの"Comfortably Numb""Run Like Hell"で決まりか。
全然興味を持っていなかったライブ8だったが、フロイド再結成でがぜん注目である。

当日は日本でもTV中継してくれるのかな?

トラック、大統領、四国

2005年06月12日 | 日常生活
昨日の22時からは面白い番組が目白押しだった。
NHKではトラックドライバーを追ったNHKスペシャルの再放送。
NHK教育では金大中元韓国大統領の言い訳。
サンテレビでは「どうでしょうリターンズ:四国パート3」の3週目。
とりあえず、「どうでしょう」を録画し、NHKを中心に教育を見ていた。

トラックドライバーの話に関しては、
物流において基盤のはずのトラック運転手の過酷な現状がリアルに映し出されていて非常に勉強になった。
「追っかけ」と呼ばれる、いわゆる長距離トラック運転手たちのノルマがあれほどキツイものとは。
ある運転手が「もう給料なんていらん。この場で寝かせて欲しい」とポツリと呟いたが、
あれほど正直で悲しいセリフはめったに聞けるものではない。
宅配便の日付指定や、アマゾンの24時間以内配送サービスが
実は裏ではこのような厳しい条件の中で行なわれているのだと改めて実感した。

そういえば、このあいだ3枚のCDをアマゾンから注文したが、
3枚とも24時間以内発送であったにもかかわらず、届いたのは2日後であった。
別にすぐにでも聞きたかったわけではないので時間の遅れなどまったく気にも留めなかったが、
この番組を観たあとに、アマゾンからの配送遅れの通知を読んだとき、なんか切なくなった。

さて、NHKを中心に観ていたため、教育での金大中さんのインタビューを全て観ることができなかった。
大統領任期中に実現した南北首脳会議のエピソードはなかなか面白かったが、
番組の後半で、金氏が
「朝鮮半島はその地理的条件により、昔から周囲の列強に狙われる立場にあった。
 過去には中国や日本・ロシア、それに朝鮮戦争におけるアメリカ等。
 だが我々は統一の実現しなくてはならない。
 統一においては『4ヶ国から協力を取り付ける必要がある』」
と、こんなことを言っていた。
つまりだ、「統一するから援助してくり」というニュアンスを含んでいるところに
あぁ、やっぱり元大統領も朝鮮民族なんだな、と思った。
確かに統一するためには周囲のサポートも必要だ。
でも、結局は統一するのは南北2カ国なのだから、周囲は「自立」を求めたサポートをする。
「協力を取り付ける」という表現に朝鮮民族が過去に搾取され、かつ自立できない欠点が見てとれる。

夜中に録画しておいた「どうでしょうリターンズ」を見る。
内容が無いに等しいので、まったり見ることができるこの番組はやはり良い。

Pink Floyd - P.U.L.S.E

2005年06月11日 | CD紹介
先月デイヴ・ギルモア中心のピンク・フロイドのアルバムと
「元」フロイドのロジャー・ウォータースのソロアルバムが紙パッケージで再発された。
僕にとってのピンク・フロイドはロジャーあってのものなので、
ギルモア中心の87年以降のフロイドにはあまり興味がない。

先週タワー・レコードでギルモア・フロイドの再販アルバム「PULSE」が売られていた。
特製パッケージに入った95年発売の2枚組ライブアルバム。
73年に発表したアルバム"The Dark Side of the Moon"をまるごと演奏していることを思い出し、
アマゾンを通じて購入してみた。

中は豪勢なつくりになっている。
元々4枚組LPとして発売されたため、CDケースが4つ入っていたが、
うち2つは中にレプリカのレコードとレコードケースがそれぞれ4枚ずつ入っていた。
その他にライブ当時の写真満載のブックレットに歌詞和訳本。
ケースデザインを元ヒプノシスのストーム・ソガースンに任せているせいか、
CDを聞く前からピンク・フロイドの臭いがケースからプンプン出てくる。

さて、演奏内容はというと、懐かしい曲から当時の最新アルバムからのものもあり、
「ライブ」というより「エンターテイメント」として楽しませているように感じる。
音質もこれまた良い。ヘッドホンで聞くと様々なエフェクト、
例えばジェット機の爆音が右から左に飛んでいく様子が、
まるで自分がその場で聞いているかのように感じられる。
ピンク・フロイドは音や技術よりも「雰囲気」「空間」で視聴者を別の世界に導いてくれる。

1枚目を聞いた時点でかなり満足。
"The Dark Side of the Moon"は2枚目に収録されているので、
明日にでもじっくり聞き込もう。

消音野球観戦

2005年06月07日 | 日常生活
ようやくTVが部屋にやってきた。
なんとか水曜日の日本-北朝鮮の試合に間に合ってくれた。
本当は先週の金曜日になるはずであったが、「在庫が・・・」と言われて結局今日になったわけだ。

さっそく巨人-ロッテ戦を見たわけだが、実況・解説がうざすぎで1分で音を消した。
どうして解説が3人もいるんだよ?
栗山といい東尾といい、もう一人はわかんないや。
あと必要以上に巨人持ち上げすぎ。
「最後まで投げてこそエースです!」負けてるじゃん。
「ここで清原あたりにHRを・・・」最近ヒットすら打ってないじゃん。
同率最下位に沈むチームよりも快調に首位を走るチームを注目せんかい。

無難

2005年06月05日 | 音楽
サンノゼのクラシック・ロック専門FM局のKFOXが毎年恒例の
"Top 500 Classic Rock Songs All Time"を発表した。
上位20曲は以下の通り。

1 Stairway To Heaven - Led Zeppelin
2 Freebird - Lynyrd Skynyrd
3 Hotel California - Eagles
4 Dream On - Aerosmith
5 Satisfaction - Rolling Stones
6 Layla - Derek & The Dominos
7 Hey Jude - Beatles
8 You Can't Always Get What You Want - Rolling Stones
9 You Really Got Me - Van Halen
10 Light My Fire - Doors

11 Won't Get Fooled Again - Who
12 Black Dog - Led Zeppelin
13 Bohemian Rhapsody - Queen
14 You Shook Me All Night Long - AC/DC
15 I Love Rock 'N Roll - Joan Jett
16 Sweet Home Alabama - Lynyrd Skynyrd
17 Back In Black - AC/DC
18 Comfortably Numb - Pink Floyd
19 The Breakup Song - Greg Kihn
20 Jumping Jack Flash - Rolling Stones

まぁ、無難といえば無難な順位になったな、今年も。
だが、リスナー投票なだけあって、「こんなのが」と思える曲がたまに入る。
AC/DCが20位以内に2曲も入っているし、ヴァン・ヘイレンを入れるなら
キンクスのを入れろやといつも思う。
19位のはKFOXで毎朝番組を持つパーソナリティーの中ヒット曲。
日本で聞くケースはほとんどないと思う。

ベイエリアの投票でクイーンやディープ・パープルは上位に入ることはまずない。
かと思えばグレイトフル・デッドが1曲も入ってなかったりと、地域性ってあまり関係ないのかな。
まぁ、日本のFM局のランキングよりかはマシだけどね。