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危険な地域に行くこと

2008年06月17日 | 日常生活
救助費用は自己負担に=イランの邦人解放で-笹川氏

笹川堯衆院議院運営委員長は17日午前の自民党役員連絡会で、イランで誘拐された日本人大学生が8カ月ぶりに解放された事件に関し「外務副大臣がスタッフを連れて、3度イランに行っている。これはみんな国民の税金(で負担している)」と指摘した。その上で「政府が渡航の自粛を要請しているところに行った人については、今後、外務省で厳しく徹底する必要があるのではないか」と述べ、救出に要した費用は本人の負担とすべきだとの考えを示した。 

6月17日13時0分配信 時事通信

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外務省の海外安全ホームページでは、危険度を以下の4つに分けている(下に行くほど危険)。

「十分注意してください。」
「渡航の是非を検討してください。」
「渡航の延期をお勧めします。」
「退避を勧告します。渡航は延期してください。」

中村さんが誘拐された当時のイラン・バム周辺の危険度がどれに該当するのかは忘れたが、「退避を勧告します。」ではなかったと思う。「退避を勧告」レベルはイラクとかそこら辺のレベルにしか適用されていないんじゃないかな。

言い訳するつもりはないけど、僕も「気が付いたら」渡航の延期をお勧めされている地域に入っていたケースがあった。まぁ、無事だったからこそ今こうやって呑気なことを言ってるわけですが、「渡航の是非を検討する」レベルの地域まで避けるようでは、見たい場所がけっこう制限されてしまうので困ります。それにしても、外務省のこのページって紛争関連には敏感だけど、生活レベルでの治安については無頓着だったりする。「渡航の延期をお勧め」するスリランカ東部州よりも、危険情報が出されていないアメリカ本土の方がよっぽど怖かった思い出がある。

とはいえ、退避を勧告されている地域に突入した挙句武装組織に捕まった場合は、多少の自己負担を課してもいいんじゃないかな、と思います。

イラクの三馬鹿や香田さんのことも触れたいけど、あまり見栄えの良い文章にならないと思うのでこれでやめておきます。まぁ、中村さんについては無事解放されたし面白そうな情報を得ていそうなので自己負担は勘弁してあげて下さい。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-06-18 00:05:25
日本人は確かに外国での旅行で危機意識に欠けているのは確かだと思います。20年以上前に、中近東~サハラ砂漠を女一人で旅した友人は同じ外国人旅行者に「crazy!」と言われたり、地元で働く日本人に日本時旅行者が巻き込まれた怖~い話をいろいろ聞いたようです。
が今回、中村さんが誘拐された時に、そもそも外務省から注意勧告がでてたのかどうかが気になりました。あるHPでは、「数日前まではイランは渡航勧告まるで0だった」そうです。それだったら、外国にいた中村さんが渡航勧告を知らなかったかのう可能性もあるので責メルコとはできないと思います。私はただ、ただ、中村さんが無事に日本に帰ってこれたことを喜ばしく思います。いくら税金がかかっているかなんて、そのために税金払ってるんですよ。 香田さんのときとはちょと違うと思います。
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