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"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

任地での協力活動について

2018-04-24 19:55:46 | mundus - world - 世界
隊員の活動の場で必要とされていることや現存する問題は、一つ一つが唯一の事例であり、活動に際して決まったやり方や正解があるわけではない。自分自身がよく考え、活用可能な経験や技術は全て活用して現状の改善にあたることが大切だ。

1.現状の把握
 隊員自身が現地の状態を見渡して問題点や改善を洗い出すことも大切だが、住民自身がニーズを感じていることが何より大切だ。現在住民がどのような問題を抱えているのか、どのような変化を望んでいるのか、よく話し合って現状の把握に務めるべきだ。そして改善目標を設定する際には、その目標が特定の住民だけでなく、地域全体にとって有益であることが重要だ。

2.改善の計画の策定や新たなプログラムの導入
 日本の職場でやっていたことをそのまま現地に適用しないこと。現地の資源・予算・人材などの状況は任地によって異なる。その地域にとって負担にならない材料や予算で実践でき、なおかつ現地の住民にとって過度な負担にならない技術で導入・運用できるものでなければならない。新たな資材を導入しなくても今ある材料で実践できるものがベストだろう。隊員が去った後は、住民が主体的に管理・運用し、必要に応じて改善していけるような手法を導入することが大切だ。逆に、任地に今ある材料や人材の能力・適性などをよく見極めて、どのような改善案が適切か、というアプローチを取ることもできる。
 さらには、新しい手法や目標を導入するわけだから、それが現地の人々の文化や価値観と対立しないことも大切だ。隊員が現地にとって有益であると考えていても、その土地の文化や習慣に適合した方法でなければ住民の反発を買う可能性もある。ここでも、よく話し合って、お互いの価値観や考え方の違いをよく理解し合うことが大切だ。場合によっては、お互いに譲り合って相手の価値観に合わせて行動してみることも必要かもしれない。

3.改善の実践
 活動の最中には、自分の描いているゴールと住民が描いているゴールのイメージがずれていないか、住民の価値観や風習に対立するような方法になっていないか、情報を共有してよく話し合い吟味することが大切だ。隊員が去った後のことも意識して、自分が何でもやってしまうのではなく、現地の住民とよく協力してわからないことは教え合い、彼らの主体性やスキルが育つように意識すること。また、困難に直面したときには、自分一人で抱え込まずに、任地の住民だけでなく、他の隊員や、専門分野を超えた協力や助言を求められるように、コミュニケーションや人脈は大切にしたい。

まとめ
視野を広く持って柔軟に対応し、自由な発想で活動していきたい。勤務時間だけでなく、日常からよく話し合い、生活をともにして、お互いをよく理解し合うことがより良い活動につながるだろう。

これまでの日本の政府開発援助(ODA)の成果と今後の課題について、あなたの意見を述べて下さい。(600字以上2000字以内) 

2018-04-20 09:59:16 | mundus - world - 世界
1.これまでの成果
日本はコロンボプランへの加盟以来、戦後賠償から始まり、資金援助や人材派遣・研修生の受け入れなどを通して、インフラ、水と食料、医療と衛星、人材育成(技術や知識の普及)など様々な分野で180以上の国に支援を行っておりそれらの国にとって重要な援助国になっている。国だけでなく、アジア開発銀行やアフリカ開発基金など様々な国際機関にも資金を提供しその運営に貢献してきた。これらの援助を通して、各国からは感謝と信頼を得ており、これは、平和な国際環境、安定した政治的交流、豊かな文化・学術的交流、安定した貿易につながる。また国際社会において日本の発言権を増すことにもなり、日本の利益に繋がっている。また長年の人材派遣や研修生の受け入れなどで、人の行き来のルートが出来上がっており、国際社会で活躍する日本人の育成にも繋がっている。

2.今後の課題
食料や資源の大部分を海外からの輸入に依存している日本にとって国際社会の平和は、文字通り自分自身の問題であるが、現在の日本は、国内で抱えている問題に対する国民の不満が大きく、国外の問題に対して資金や技術力を提供することに対して国民の大きな賛同が得られていない。したがって国家としても十分に世界の問題に対する経済的協力、人的資源的な協力ができておらず、国内への難民受け入れなどに対する門戸も狭い。現在も世界各地で紛争、貧困、飢餓、自然環境の破壊など問題は絶えないが、それらの問題を国民一人一人が「海外の問題」でなく「自分自身の問題」として受け止めることが国家としての国際協力への第一歩だと思う。

私たちが日常的に買ったり食べたりしているものがどこでどのように作られているのか、誰がどのような環境で作っているのか。私たちが「安ければいい」と思って買っているものは、海外で子供や弱者が酷使されて搾取される中で生産しているものではないか。食料・資源を輸入に依存している私たちが当然考えるべきことだ。

現在も難民支援・医療・紛争などに携わる団体は国内に数多くあるがそれらの活動がもっとメディアで日常的に取り上げられて、国民一人一人の意識に当たり前のように世界の問題があるようになれば良い。政府も国民の意識を世界に向けるための努力をもっとすべきだ。「まずは日本国内」と言っていたらいつまで立っても世界の問題に向かい合う時は来ないだろう。

日本人一人一人が、一つの地球に生きる者として考え行動し、日本がもっと国際社会の平和と安定に向けて積極的・主体的に協力していければ良いと思う。





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東日本大震災などによる避難の問題、相対的貧困による子供の教育機会の損失、いじめ、都市部の人口過密、食料自給率の低下など、国内の問題は多い。
それらに対応することはもちろん大切だが「まずは日本国内の利益」と言っていたら、いつまで立っても海外の問題へ協力する時は来ないだろう。
日本の国民が自分の不満ばかりに気を取られないで、世界各地で怒っている紛争や戦争、それに伴う難民や孤児、貧困、飢餓、砂漠化などの自然破壊などの問題に対して

他人事としてでなく、自分の問題として関心を持ち、自分たちこそが積極的に関わって地球全体が平和で安定した状態になることが望むようになれば良いと思う。
現在はジャーリストやカメラマンが命をかけて個人的に活動して、世界の問題を伝えてくれている。それで取材で命を落として自己責任と言われたりする。
政府や国際的な機関がもっと責任をもって世界の現状を国民に伝えて問題意識を育むように働かなければいけないと思う。


世界の極地的な紛争の解決により大きな協力をすること。
世界の問題、地球の問題を自分の問題として受け止めること。

青年海外協力講座 レポート「青年海外協力隊員として活動する上で、 大切に持ち続けなければならないことは何かについて、 事業理念を踏まえ、あなたの考えを書いてください。」

2018-04-16 14:31:40 | mundus - world - 世界
口では言えないようなことも、タイプだと書けてしまうと言う。。。


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(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与について
勤務先において、利用者がより快適に過ごし有意義な訓練ができるように、また職員同士がよく協力し合って有意義な仕事ができるように、自分の持っている能力や知識を発揮できるように尽くす。そのために聞き取りや話し合いを怠らず、情報をよく集め、現地の人々が何を求めているのか、どうやったらもっと良い状況、環境、職場になるのかを考え続ける。また、業務改善に貢献できるように業務に関する勉強を継続する。

現地職員の言うことを聞くだけの、ただのお手伝いさんにならず、自分なりのゴールのイメージをしっかりと持つこと、
しかし、そのゴールのイメージは実際に活動する環境や状況に応じて柔軟に変えることを心がける。

(2)異文化社会における相互理解の深化と共生について
異なる文化、異なる価値観と交流する際に、自分を中心とした視点を脱却し、多様な価値観や個性を認め合うこと、自分が理解できないことも尊重するように務めたい。お互いに認め合い、受け入れ合って、個性の違いや能力の差に寛容であることを学び合い、共に生きて行くように務めたい。自分が本能的に受け入れられないような考えや感性と出会っても、まずは、相手がそのような感性を持っていることを認め、さらにそこから何かを学びとったり、理解し合うように心がける。

職場でも日常でも、現地の人々と積極的に関わって、現地の習慣や文化に馴染んで生活して行きたいと思う。

(3)ボランティア経験の社会還元について
今まで自分にとって当たり前だった価値観、習慣、思想とは異なる環境で過ごす貴重な2年間を大切にし、自分が学んだ共生の大切さや多様性を認め合うことを、家族、地域、日本、世界に広げて行きたい。活動終了後は日本の児童養護施設や発達支援の現場で働くか、または、海外で難民支援や孤児支援などの活動に携わりたいと考えているが、常に互いの個性や能力の違いを寛容に認め合うこと、未知のものと出会っても相手を否定せずに、まずは相手を認め、そこからお互いに何かを学びとる態度を大切にしていきたい。



より平和で調和のとれた世界に向かうために、自分ができる小さなことを一つ一つ大切にして、日々を過ごして行きたいと思う。