"bokuttenani - ぼくってなに" هيا بنا إلى الاحلامات

"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

伊坂幸太郎の「グラスホッパー」

2013-05-30 08:55:52 | liber 本
”自分の支援者を見殺しにしてでも国全体のことを考えるのが政治家じゃねぇのか?”

”政治家は何を言っても罪に問われない”

”京葉線乗り場の方から家族連れがひっきりなしにやってきた。例の白い手袋をしたねずみが印刷された袋をたくさん抱えている”

”今まで世界中で起きた戦争の大半は、みんなが高をくくっている間に始まったんだと思うよ”

”バイキングっていうのは、一対一の勝負ですから”

「背広の男」や「化粧の濃い女」がどっとやってくるところ

2013-05-30 07:21:48 | societas - 社会
「背広の男や、化粧の濃い女がどっとやってきて、次々とすれ違っていく」

伊坂幸太郎のグラスホッパーを読んでいます。
上の文は、都心の地下鉄についての描写です。
上手いこと言うぜ、と、思いまして。

ひとりひとりは、その人なりに、生きてんだろうが、
見渡せば、背広の群れ、化粧の群れ。
通勤先の駅でそっとしたのを思い出しました。

峠越え失敗

2013-05-15 05:10:11 | via - voyage - 旅
会津若松の東山温泉でフルマラソンに参加してきました。フルは初めてで、タイムは 4時間10分。
ゆっくり完走しよう、と思いつつも、4時間切るつもりで走ってたので、ちょっと悔しい。
25kmぐらいで、太ももが重くなり始め、ラスト10kmは未体験ゾーンな太ももの痛みでした。
しゃがむと痛き気持ちい、というか、しゃがめない。。。


+++++++++++++++++++

その後は市街地へ戻るべく温泉街をゆっくり下りながら
東屋で日本酒をちびちびたしなみつつ、百人一首など読みつつ、ゆっくり歩いてましたが、
途中で、「羽黒神社」へと続く鳥居と山への階段を見つけました。

ちょっと登ってみようと思ったのですが、ちょっとで済みませんでした。
終わらないつづら折りの階段、まさかの1200段でした^^
太ももの筋肉痛を癒すための軽いリフレッシュ運動もかねて登りましたが。
登る道々、つづらの折り目ごとに、「一」とか「二」とか数字が書いてあるお地蔵様が並んでいたので
いくつまで続くんだろうと思ってたけど、三十ちょいありました。

ともかく、神社まで1200段、登りつめ、湧き水を飲み、一休み。
しかしながら、ここはまだ山頂ではないな。
神社の裏に登山道(というか作業道)が隠されておるではありませんか。

ということで、山頂まで登ります(といっても小さな山です)
山頂は、平ではなく、木がたくさん生えておりましたので、見渡しは良くありません。
が、木々の向こうに、ふもとの東山温泉、会津若松の市街、夕陽に輝く田んぼの水面、さらには遠くの峰峰が垣間見え見えました。
「垣間見える」、文字通り。

ここでちょっと欲を出しまして。
同じ道を戻るよりも、峠を越えて、夕陽に照らされた町の方へ下って行こうと思いまして。
さいわい、道も続いていたので、登ってきたのと反対方向に下って行きました。
が、道は途中で終わっておりました。
「NHK会津若松中継所」なるボックス部屋(小さな小屋ぐらいのサイズ)が終点でした。
中で休めないかなとか思ったけど、もちろん鍵もかかっており。

なので、道は途切れたけど、草木をかき分けて進むことにしました。
まあ、こころなしか、道に見えなくもないのです(願望まじりの妄想かもしれませんが)
だって、町は向こうに見えてんだもん。下ればいいだけでしょ?
川の流れも聞こえるし。
暮れなずむ美しい空の色が、若干気になるところではありますが。

ぞくぞくするのです。

日は暮れる、だけど、道無き道を進んで行く。
露営することになるかもしれん。
先の見えない道中、ぞくぞくします。

途中から、斜面が急になり始めました。
ほとんど崖というか、崖です。
なので、所どこら生えている大きな木を中継しながらゆっくり下ります。
木があるところでは木にしっかりつかまっていれば滑り落ちません。

でもちょっと油断するとすぐすべって転びますね。
岩も、木も、地面も、根拠なしにその安定性を信用すれば、命取りです。

てなわけで、転びました。
つかまった、木の根っこが折れて顎に「ボコ」って当たりました。

焦った。
痛みは無かったけど、穴空いてたり、血がドバドバでてたらどうしよう!?
父よ母よごめんなさい。。。

と思っておそるおそるてで触ってみたけど、ちょっとぬめって血が付いただけ、大丈夫そうです。

とりあえず、気持ちを落ち着け、心拍数を落ち着けるために、その場に座り込んで休憩。
新聞紙をひいて、ジャケットをきこんで。

見上げれば、木の間にちらほらと星が綺麗です。
安定した地面があれば、露営もありですね。
ちょっと楽しい。



ー続く^^ー

東海道の旅 summary

2013-05-06 06:54:02 | via - voyage - 旅
4/25 横須賀ー富士 160km
4/26 富士ー島田(静岡県) 90km
4/27 島田ー袋井(静岡県) 40km (新幹線で京都へ)
4/28 京都ポタリング    30km
4/29 
4/30 京都ー甲西(滋賀県) 60km
5/1  甲賀ー日野(滋賀県) 30km
   (新幹線で帰宅)
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合計 410km (日本橋ー三条大橋の片道分にも達してないね^^)


今回の旅で一番楽しかったのは、
ちっちゃいこどもと遊んだこと^^

公園で遊んだりお話ししたりしました。
いやぁ、萌え萌えキュン死に5秒前でした。。。

「なんで歯ブラシもってんの?」
「お風呂は入らなかったん?」
「うちバス5号車やねん」

バスの番号なんか知るかー(笑)

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寄り道は一杯してますよ。
主に茶畑でしたが^^
よくわかんない坂道を上り続けると、一面の茶畑、その向こうに山と谷と山間の町。
電力会社の鉄塔。

脇道に入って、細い峠道を抜けて、また次の町が眼下に見えると嬉しい嬉しい。
峠を越えて行く時ってなんか楽しいな。
小さな峠で、集落とか、畑とか、色々ひとの気配がたくさんあるようなところを走り続けて行くのも楽しい。
高地を走り続けたり。
山の上とか丘の上とかに、人が暮らしてるってのが、何か嬉しい。


今回は、宿場町や旧街道の町並みの中を進む楽しみを知りました。
古い町並みとか、お寺とか、渡しの跡とか、色々あって楽しかったな。

愛しの ボブ・マーリー

2013-05-06 06:14:05 | mundus - world - 世界
”思い出す 俺たちはよくトレンチタウンの共同広場に座り込んでいた
 それでジョージが焚き火の火をつける
 一晩中燃え続けてたな
 それからコーンミールポリッジを作ってみんなで食べるんだ
 俺にはこの両足だけだから
 ずっと歩き続けなきゃいけないんだ
 だけど忘れないで
 俺がいない間も大丈夫だから
 何もかもうまくいくから
 大丈夫だから...

 思い出す 俺たちはよくトレンチタウンの共同広場に座り込んでいた
 仲間の中に紛れ込んだ偽善者たちを眺めていたんだ
 いい仲間が出来て
 いい仲間を失ったりもして
 偉大な未来へと向かうこの道の途中で
 だけど君は過去を忘れるちゃ駄目だよ
 さあ涙はふいて

 ねぇ愛しい君 泣かないでおくれ
 ねぇ可愛い君 泣かないでおくれ”



"i remember, when we used to sit in the government yard in Trenchtown
and then, George would the make the fire light
as it was log was burning through the night
then we would cook cornmeal porridge,
of which i share with you
my feat is my only carridge,
so i've got to push on through
but while i'm gone, i mean
everything's gonna be all right
everything's gonna be all right..."

"no woman, no cry" by Bob Marley



悲しくて切なくて、優しくてあたかい気持ちになります
トレンチタウンはジャマイカ、キングストンにある「貧困層」の密集住宅地域