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"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

これまでの日本の政府開発援助(ODA)の成果と今後の課題について、あなたの意見を述べて下さい。(600字以上2000字以内) 

2018-04-20 09:59:16 | mundus - world - 世界
1.これまでの成果
日本はコロンボプランへの加盟以来、戦後賠償から始まり、資金援助や人材派遣・研修生の受け入れなどを通して、インフラ、水と食料、医療と衛星、人材育成(技術や知識の普及)など様々な分野で180以上の国に支援を行っておりそれらの国にとって重要な援助国になっている。国だけでなく、アジア開発銀行やアフリカ開発基金など様々な国際機関にも資金を提供しその運営に貢献してきた。これらの援助を通して、各国からは感謝と信頼を得ており、これは、平和な国際環境、安定した政治的交流、豊かな文化・学術的交流、安定した貿易につながる。また国際社会において日本の発言権を増すことにもなり、日本の利益に繋がっている。また長年の人材派遣や研修生の受け入れなどで、人の行き来のルートが出来上がっており、国際社会で活躍する日本人の育成にも繋がっている。

2.今後の課題
食料や資源の大部分を海外からの輸入に依存している日本にとって国際社会の平和は、文字通り自分自身の問題であるが、現在の日本は、国内で抱えている問題に対する国民の不満が大きく、国外の問題に対して資金や技術力を提供することに対して国民の大きな賛同が得られていない。したがって国家としても十分に世界の問題に対する経済的協力、人的資源的な協力ができておらず、国内への難民受け入れなどに対する門戸も狭い。現在も世界各地で紛争、貧困、飢餓、自然環境の破壊など問題は絶えないが、それらの問題を国民一人一人が「海外の問題」でなく「自分自身の問題」として受け止めることが国家としての国際協力への第一歩だと思う。

私たちが日常的に買ったり食べたりしているものがどこでどのように作られているのか、誰がどのような環境で作っているのか。私たちが「安ければいい」と思って買っているものは、海外で子供や弱者が酷使されて搾取される中で生産しているものではないか。食料・資源を輸入に依存している私たちが当然考えるべきことだ。

現在も難民支援・医療・紛争などに携わる団体は国内に数多くあるがそれらの活動がもっとメディアで日常的に取り上げられて、国民一人一人の意識に当たり前のように世界の問題があるようになれば良い。政府も国民の意識を世界に向けるための努力をもっとすべきだ。「まずは日本国内」と言っていたらいつまで立っても世界の問題に向かい合う時は来ないだろう。

日本人一人一人が、一つの地球に生きる者として考え行動し、日本がもっと国際社会の平和と安定に向けて積極的・主体的に協力していければ良いと思う。





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東日本大震災などによる避難の問題、相対的貧困による子供の教育機会の損失、いじめ、都市部の人口過密、食料自給率の低下など、国内の問題は多い。
それらに対応することはもちろん大切だが「まずは日本国内の利益」と言っていたら、いつまで立っても海外の問題へ協力する時は来ないだろう。
日本の国民が自分の不満ばかりに気を取られないで、世界各地で怒っている紛争や戦争、それに伴う難民や孤児、貧困、飢餓、砂漠化などの自然破壊などの問題に対して

他人事としてでなく、自分の問題として関心を持ち、自分たちこそが積極的に関わって地球全体が平和で安定した状態になることが望むようになれば良いと思う。
現在はジャーリストやカメラマンが命をかけて個人的に活動して、世界の問題を伝えてくれている。それで取材で命を落として自己責任と言われたりする。
政府や国際的な機関がもっと責任をもって世界の現状を国民に伝えて問題意識を育むように働かなければいけないと思う。


世界の極地的な紛争の解決により大きな協力をすること。
世界の問題、地球の問題を自分の問題として受け止めること。