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"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

眠れぬ夜の形而上学-3

2014-04-01 02:56:49 | logos - 言葉、論理
世界は無から生まれたのか。
世界は常に存在していたのか。

どちらにしても、ぼくらの常識的な感覚からしたら不自然きわまりないですが、
常識なんてのは、今までの経験や、ぼくらの基本構造によるものなので、

世界の存在がどう始まったのかとか、そんなことにはきっと常識も論理も通用しないのです。


二次元世界からは三次元世界は想像できないように。
5感しかもたない僕らが、6番目や7番目の感覚を想像できないように。
宇宙のはじまりや、物質が存在するということや、わたしがわたしであるということ、
そういうことは、言葉や論理や常識で把握できることではないであろうと思いまする。





空間的なつながりのないところに宇宙が100個も1000個もあったら面白い。(人の意識はそういう感じだよね)
この宇宙が生まれる前に何個も宇宙が生まれては消えていたのだとしたら面白い。(これまた人の意識はそういう感じだね)
感覚器官が100種類もあったら面白い。
時間が逆流したり、繰り返したり、
空間が歪んだり、ループしてたり、
面白い面白い。

目の前を100羽の鳥が飛んでいる。
その一羽一羽が視界を持ち、音をきき、風を感じ、筋肉の躍動を感じている。
だけど、その一羽一羽の意識は交わらない。パラレルパラレル。
でも、ひとりじゃないってことはわかるんだ。自分一人だけの世界だけど、他者が登場する。
その他者の感じてることは感じることが出来るけど、そこにいることはわかる感じる。
面白い面白い。

と、思います。