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"判断留保"
“僕らしくなくても僕は僕なんだ 君らしくなくても君は君なんだ” 【ハイロウズのNo.1】

すべての自転車乗りはパリのシャンゼリゼを目指す かもめ☆チャンス7-12巻

2012-02-29 23:53:47 | liber 本
かもめ☆チャンス 7-12巻 気になる言葉



「お前の言ってることは正論かも知れねぇが俺には1ミリも関係ねぇ
生活とかいってる時点で勝負する資格がねぇ」

「すべてのロードバイクのタイヤはある方向を向いています。
1903年以降、プロ・アマ関係なく。
「シャンゼリゼ」っす」

「歯磨き粉、パンにつけて食べれば歯を磨かないですむぞ!!!」

「新チームのキャプテンが負けてはいけないから」

「冗談じゃないんで。。。
ほんとにツール行きますから」

「ペダルの回転はすべての人間に平等だ
ただひたすらこげばいい
不可能は、ない」

「俺たちに必要なのは脳みそじゃねぇ
脊髄反射さえあればいいんだよ」

feeling so extremely cold I am going mad and burning

2012-02-25 17:53:32 | liber 本
25th - February - 2012 @ Ichinoseki, having left KesenNuma
 気仙沼を後にして、二週間ぶりの一関に到着
 一段上の寒さです^^

 喫茶店でウィンナーコーヒーと洒落込みつつ
 黄昏行く窓の向こうは雪景色にて候
 
 とりあえず一人でカラオケ行ってフィーバーしちゃうのだ。清志郎!
 そんで漫画喫茶で「かもめチャンス」読みまくり自転車馬鹿の情熱にシンパシーなのだ。

 横須賀の家に帰り着いたら、トレーニングしまくって
 脂肪をもやし、酸素摂取量を増強して、赤血球の酸素運搬能力を鍛えて
 筋肉の持久力、瞬発力、回復力を鍛えて
 目指すのだ、スーパークライマーを、ウルトラスプリンターを、馬鹿者を。
 
 自転車は何のためにあるのかというと、何のためでもないが
 自転車に何のために乗るのかと言えば、それは、それは、つまるところ、
 僕はいつでも燃え尽きて蒸発してしまいたいだけなのだ。
 それは、きっときっと素晴らしく官能的でエクスタシックな感情と身体感覚であろう。
 どこまでも続く直線で、いつまでもペダルを踏み続け、走り続ければ
 もう、僕はただの、偏執狂以外の何者でもないのだ。
 苦しさと、のどの渇きと、足の疲労と痛みと、
 頭の中の暑苦しさと、爆発しそうな内蔵が僕に語りかけるのだ。
 
 走れ走れ、燃え尽きて爆発してこの世の外まで吹っ飛んでしまえ。
 気持ちいいぞ、気持ちいいぞ、最高だぜ、ばかやろー。
 
 でも、僕は、いつでも、命を大切にするのだ。
 命は、何で出来ているのか。
 命は、憎しみと優しさでできているのだ。
 憎しみは心を腐らせてしまうのだ。
 憎めば憎むほど自分が腐って行くのだ。
 
 優しさって何さ?
 優しさって何さ?
 
 誰かの悲しみを、自分の悲しみのように感じるか
 誰かの悲しみは、誰かの悲しみで、それはそのままで悲しいか
 
 わからないからとりあえず、僕は笑っていよう。
 優しい声で語りかけよう。
 優しい言葉はどこにあるのかわからないから、優しい声で語りかけよう。
 誰かの言葉に心を傾けよう。
 
 「知らない間に僕たちは 色んな知識ばかりを得るけれど
  ユビサキから世界を変えましょう 大切なあの人に届くように」
 アンダーグラフ「ユビサキから世界を」

 世界は媒介である。
 僕のユビサキは世界にタッチして、世界に波紋を起こし、世界を揺るがせる。
 揺るぐ世界は誰かのユビサキから心をタッチするかなぁ。

 全部とけてしまえ

弱虫ペダル21巻 荒北靖友の汗と鼻水、そして魂 ^^ (ネタバレする)

2012-02-14 18:42:01 | liber 本
21巻は荒北のための自転車です。
荒北に全ての魂と汗と鼻水を捧げます。
荒北、らびゅー。。。。。。

荒北、マチミヤに
「そっくりなんだよ、昔の俺に
 終っちまったもん引きずり出して
 蒸し返しちゃあ他人に当たんだ」

福富(福ちゃん)、ぐれていた荒北に
「進む 前に 確実に
 練習はウソをつかない
 昨日より今日、今日より明日
 積み重ねた努力が必ずカタチになる
 そういうものだ 自転車は
 俺は俺自身まえに進みたくて自転車(コイツ)に乗っている」

「全てを忘れろ 過去もしがらみも
 前だけを見ろ
 全てを使って前に進もうとしなければ
 自転車は速くはならない」

荒北、マチミヤに
「おれぁ全部の力使って前に進んでんで。
 こっから先は濁っちゃいけない領域、前だけみてねぇと駄目だ
 前に進みたい、
 そういう純粋な気持ちでしかたどり着けない領域なんだよ」
「レース終わったら一緒に呑もうぜ
 ペプシおごってやるよ、俺が。
 強ぇよ、お前」

マチミヤの返し
「アラキタァ
 悪いのう、ペブシ
 おごってもらうわ。。。」

わう。。。
あらきたぁああああああああああ
。。。。。。
らびゅー。。。。。。
まちみやぁああああああああ
。。。。。。
らびゅー。。。。。。

お前も、強いよ。。。。最高だよ、ほんと君たち。。。


荒北。。。
運び屋の荒北。。。
いつもはエース福ちゃんをゴール前まで運んで勝たせる荒北。
でも、この日は、もう、マチミヤとの勝負が彼のクライマックスでした。
まだ、ゴールは遥か遠い、荒北はペースを上げてエースの福ちゃんを引っ張り始めます。
まるでゴール前のような猛スプリント。
まるでゴール前のような。。。
荒北にもう、ゴールまで福ちゃんを運ぶだけの足は残ってなかったのです。
スプリントポイントにさえたどりつけず、荒北はペースを落とし、
チームの牽引はエーススプリンター新開が引き受けます。
新開が荒北を引き戻そうと、のばしたその手は、荒北に届くことはなく、
空を切る。

荒北は後方に、落ちて行くのです。
仕事を終えた男の姿。
。。。
なんと美しいことか。

「崩れ落ちてく君は とても素敵に見える」
”限界破裂” by hide





坂道
「みんなで走るのはこれが最後なんだ。。。
 だったら僕は。。。。。
 何でもします! 勝利のために!」

マキシマ
「こいつらバカか?」
田所
「いや。。。。
 大バカだ!

田所、金城、マキシマ
「直進しやがった
 たった一枚のジャージを(一位でゴールに)届けるために」


坂道、今泉、鳴子
「どけやハコガク
 そのポジションは
 俺たちのもんだ!」

気仙沼活動記録と感想 2011 1130-1229

2012-02-10 22:59:29 | mundus - world - 世界
smile makes it happier
smiles make it happiest

■index
1. 自分のこと
2. チームのこと
3. 地元の人々、または助けを受ける人々のこと



■1. 自分のこと
今回ボランティアに参加するにあたり、「困ってる人を助けたい」とか「社会の役に立ちたい」などの目的意識はなかった。
自分は健康で、時間の余裕もあるので、とりあえず何か行動して自分や世界に変化を起こしたかった。
大災害の現場を自分の五感で感じたかった。
そういう個人的な都合で参加した。

活動の中では、仮設住宅や幼稚園などの訪問を何度もして、人が人に心の底から感謝する姿を何度も目にした。
特に嬉しかったのは、地元の人々が、台湾やスリランカなどの海外からの支援に対して心から感謝しているという話をしてくれたこと。義援金を直接一人ずつ手渡ししてくれたり、炊き出しをしてくれたり、親身な心遣いが嬉しかったよ うだ。
世界がちょっと近くなった気がして嬉しい。
もちろん自分が感謝されることも嬉しかった。

地元の人々やチームのメンバが嬉しくて笑ってたり泣いてたり、悲しくて泣いてたり、体調崩してぐったりしてる仲間を心配してたり、子供たちが本当に楽しそうに走り回って遊んでたり、そいういう場面に何度も立ち会って、
自分は人が好きなんだなと思った、そういう、個人的な収穫がありました。
これから自分が、どんな仕事をするか、どんな活動をするか、具体的にはわからないけれど 
これからも世界の人々の笑顔が増える生き方をしていきたいと思います。



■2. チームのこと
メンバーの中で、活動内容などに対する意見を持っているにも関わらず
「リーダーに言ってもどうせ変わらない(もう何回も言っている)」
と、諦めモードに入って、リーダーのいないところで愚痴ってしまう場面が見られた。

当然だけど、リーダーに対してに限らず、意見や不満は全部共有して、話し合ってクリアにした方が良い。
簡単な報告ミーティングは毎日やってるけど、毎日でなくていいからじっくり話し合う時間も設けた方が良い気がする。
個人的には話し合ってるかどうかわからないけれど、どうせなら、問題や意見はメンバー全員で共有したい。
1対1でなく、多数で話し合えば、視点が増えるので、冷静な話し 合いもできると思う。



■3. 地元の人々、または助けを受ける人々のこと
自分は特殊技能がないので、ひたすら「相手が元気になってくれたらいいと」思って、体のケア、家の手伝い、お話など、をしてきた。そうして、相手が笑顔になってくれるのも、別れを名残惜しそうにしてくれるのも心底うれしかった。
ただ、ボランティアがいない時に彼らがどのような生活をしてるのかなと想像してみると不安が残る。
例えば、家の片付けのお手伝いに伺った一人暮らしのおばあちゃんの家では、庭の草むしり、いらない物品の仕分け、ゴミ捨て、掃除などチームで一手に請け負ったけれど、手伝ってくれる人がいない時に、おばあちゃんが、一人で片付けやゴミ捨てをできそうな感じではなかった。体力的にも精神的にも( 捨てられなくて溜め込んでしまう感じだった)。
素直に、相手が喜ぶことを続けていきたい気持ちは大切にするけれど、
何が本当に相手の幸せにつながるのか(そもそも幸せって何?)、行動しながら考えて行きたい。
(助け無しで生きていけないならば、助けが必ずあるようにすれば良いという考えもある)




■感想
気仙沼ではイライラすることが驚くほど少く(1ヶ月通して3回ぐらい)
本当に俺の人生?ってぐらい幸せな日々でした。
普段、イライラしてばかりの僕がこの有様とは、奇跡です。
きっと、癒し系のチームメンバや地元の人々の笑顔のおかげです。
朝なかなか布団から出て来てくれなかったり、ゴミをちゃんとゴミ箱に捨ててくれなかったりの、だらしない皆様が可愛くてしょうがなかったです。

(*ー*)

感謝!!!!

凄い寂しいけれど、みんなそれぞれやること、やりたいことがあるのでずっと一緒にいることは難しい。
けど、いつかふと目が覚めて、寝ぼけて「みんなどこかなー?」って探してしまう日がまた来たら、会いに行こう(笑)

さて、これからも未来へ、周りへ、笑顔が広がってくように生きて行くぞ!!!
笑う角には福来る

smile makes it happier
smiles make it happiest





P.S.
ちなみに、僕が気仙沼でイラっとした(ちょっとへこんだ)ことは
1. 自転車で直進してるところに車が横から暴走して来て怖かった
2. 皆がゴミ袋を150%になるまで交換しない!
3. 風呂に入ってたら、仲間に外から「遅い!」って怒鳴られた

^-^

「お手本なしの人生」木藤亜也、潮香(母)

2012-02-08 21:48:37 | liber 本
意識、思考ははっきりとしているのに、体だけ段々動かなくなって行く。
”脊髄小脳変性症”という病気で25歳で亡くなった木藤亜也さんという女の子の手記です。

「ありがとう」と言いたくても、口が自由に動かない。
付き添ってくれる母のてを握りたくても、力が入らない。
友達に手紙を書きたくても、手が思うように動かせない。
走りたくても走れない。

自分がそうなることを想像しようとしてみるけど、なかなか難しい。
想像したつもりになっていたことを、後で本当に体験してみて、
「全然わかってなかったんだな」って思うことがよくある。



この子はどれほどの切実さで
一瞬一瞬を生きていただろう