農ある暮らし☆美味しさサプライズ

昭和初期、青森県南は米のとれない厳しい土地だった。私達、三本木農業高校は当時の食材を栽培し、伝統料理の再現に挑戦した!

神々の年取り

2005年12月01日 | 食の知恵
かつて旧暦の11月から12月には、神様の「年取り」という祭事が続きました。まず人より先に神様に「新年を迎えるお祝い」をするためです。一般的にお供えはお餅ですが、米のとれなかったこの地方では先人の知恵で珍しい料理が誕生しています。「なべっこだんご」の次は、「豆しとぎ」を再現します!

食のチャレンジャー

2005年12月01日 | 食の知恵
11月22日
昨日、「イチオシフォトブログ」として、gooブログトップページへ青森県南の伝統料理「なべっこだんご」の写真が掲載されました。ありがとうございます。さてこれは何でしょう?これは同じ伝統料理の「あずきばっと」(はっとう)です。なべっこだんごと同じ餡ですが、入っているのは餅ではなくて「うどん」です。お米はがとれない地方なのでお餅は祭事のための食材、普段は小麦粉で作るうどんを入れたそうです。さすがにためらいはありましたが、そこは何でも挑戦する私たち食農科学チーム。気合で食べると見た目以上にいける味!今ではほとんど姿を消した「あずきばっと」の美味しさと先人の知恵にサプライズ!勇気のあるチャレンジャーを待ってます