農ある暮らし☆美味しさサプライズ

昭和初期、青森県南は米のとれない厳しい土地だった。私達、三本木農業高校は当時の食材を栽培し、伝統料理の再現に挑戦した!

三本木農業高校の室内庭園とは?

2009年02月28日 | 農業土木科
もうすぐ3月ですが、まだまだ寒く畑は雪の下です。
この畑には樹木の苗木が植えられています。
三農では野菜や花だけでなく、このように樹木も育てているのです。
これらの苗木は売るのではなく三農に植えるのが目的です。
このような樹木を扱う学科は植物科学科ではなく農業土木科です。
かつては園芸科で造園分野を学べましたが
今は農業土木科が造園について指導しています。
平成18年度の学科改編で新しくなった農業土木科は、
都市公園など緑空間作りと樹木など必要な素材について学習できます!
ところで三農の卒業式には校内の広場にいつも屋内庭園が作られます。
この庭も農業土木科が担当します。いったいどんな庭をつくるのか
楽しみですね。製作は明日です!

課題解決学習の成果、プロジェクト発表会!

2009年02月27日 | 農ある暮らし
三農の代名詞ともいえるのが「プロジェクト活動」!
何十年も続けている課題解決学習です。1年生から3年生まで全校生徒が
個人や小グループでそれぞれのテーマについて研究しています。
この学習をより楽しく、より有意義にするために
全校生徒が成果を競い合う発表会を企画してくれるのが
農業クラブという生徒組織。農業の生徒会のようなものです。
みんなが一番楽しみにしているのが冬に行われる
「プロジェクト オブ ザ イヤー」ですが、3月にも開催されます。
これは農業クラブ県大会に三農を代表して出場するチームを
決めるために行う予選会で、各研究室の2年生が出場します。
しかし、各研究室にはテーマが異なる小グループが複数存在します。
したがってこの予選会に出場する前に、研究室の代表になる必要があります。
その研究室の代表を決める予選会がただいま始まりました!
県大会に出場できるのはたった3チームですが、このように
全生徒が参加しているのです。一部の生徒たちやグループだけが熱心に
研究するのではなく、みんなで課題解決学習を楽しみ競い合うことに
喜びを感じる。これが「プロジェクトの三農」として全国から評価を
受けている理由です。課題解決学習は京都の堀川高校探究科が有名ですが
三農にも毎年、全国の先生が視察にいらっしゃいます!

アザレア開花!

2009年02月26日 | 農ある暮らし
つつじのような花が人気のアザレアです。
暖かいのでもう咲き始めました。
もちろん春になれば植物科学科が販売する商品です。
別の温室にはサイネリアの花が咲いています。
三農の卒業式にはこのような鉢花が式場や保護者の控え室を
飾ります。また卒業生の胸を飾るコサージュも
生活科学科の生徒の手作りです。毎年、生花でしたが
今年は学習の一環からプレザーブドフラワーにしました。
何百個ものプレザーブドフラワーを製作するのは
本当に大変だったようですが、おかげで作り方をマスターしたようです。
また他校から卒業式場に飾る盆栽の松を貸してほしいとの依頼が
今年もあったようです。卒業式が近づくとこのように植物関係が忙しくなります。
三農の卒業式は3月2日です。

一面雪景色、本日高校入試!

2009年02月25日 | 農ある暮らし
4階から西を見た校舎です。
屋上や中庭などあたり一面真っ白です。
遠くにうっすら八甲田が見えます。
この地域の積雪量はそもそも多くありませんが
気温が低いので降った雪がなかなか溶けません。
自動車はもちろん、歩ク場合も注意しないと危険です。
今日は高校入試。
いつもはたくさんの三農生が登校する雪道ですが
今日は中学生であふれかえります。

起業教育盛ん!副賞は時計!

2009年02月24日 | 農ある暮らし
地域の魅力発信アイデアコンテストの副賞はこの時計でした。
自分たちの開発した商品の写真が入っていたのでびっくりしました!
このコンテストは起業教育の一環として数年前から開催されています。
商品開発ということで、商業高校がたくさん参加しています。
また小学校・中学校部門もありました。小さな子供たちにとっては
地元を見つめ魅力を発見するところに大きな意味があるのでしょうね。
内容はイベント開催もありますが、お菓子などの食べ物を開発したものが多く、
なかには企業に実際作って販売している本格派もあります。
三農の作品は農産物そのものよりも、栽培法や販売法に工夫を
こらしたものなので、ちょっと異色な感じがしましたが
逆にこれが受けたのかもしれません。料理や食品加工と違って挑戦できるのは
1年間にたった1回だけ。失敗は許されません。またアイデアを
実現するために確かな栽培技術が必要です。こんな難しい挑戦ですが
2回目になる来年度も挑戦してみたいと思います!