ティコ・ブラーエ


パパとママの視点から
子供と建築探訪
こどものおやつから考える体にやさしいレシピ

七変化

2010-08-07 | ママ


最近どんどん表情が豊かになり、鏡で自分の顔をみるのが大好き。
一人おしゃべりどんどん上達。
今はブーブー、パパ、パイ(おっぱい)の三語。
次はどんな言葉がでてくるかな。

食育3

2010-08-04 | ママ
少し身近な例で考えてみよう。
給食費の問題。
児童生徒の給食一食あたりは200円前半から、高くても200円台後半。
もともと安いがため、地場産を使うのが困難な理由もわかるが、月100円の値上げに対して、猛烈に反対する保護者が少なくないようだ。
一年で1200円、六年間としても7200円、子供の成長を考えるのならば、そう高い値段ではないのではないか。
その反面、このような例もある。
秋田県は世界でも著名な漆器の産地。
稲川町では伝統・文化・産業の大事な継承者であるこどもたちに伝えようと、漆器を給食に取り入れた。
子供たちは「あきたこまち」を漆器で頂くのだ。
しかし1セット約1万円ほどする漆器は確かに高い。
だが、視点を変えてみると、漆器は約60年使える。
地元では修理なども数百円、小学校六年間どころか、高校大学、お嫁に行っても使える。
入学時に両親や祖父母から買ってもらった食器を、その後の人生でずっと大事に使えるものがあるのは、幸せだろう。
ものを大事にする心も養われるだろう。

費用ぎりぎりの中で、どこの食品かわからないような無国籍メニューを食べさせられるのと、美味しいものを五感で感じながら頂くのと、どちらが心豊かだろう。
極端な例かも知れないが、このような差が日本全国にあるのは事実だ。
まずは関心を持つことが、大事だろう。

お金の価値とは、値段の低い、高いではなく、どう使っていくかだ。
目先の損得だけではなく、目に見えない、けれども子供たちの未来のためになることを様々な視点で捉えていきたい。
こんな時代だからこそ、みんなで考えていきたい問題だ。
これから子供が幼稚園、小学校へと通う中で、自分に出来ることを考えて行きたいと思った。


食育2

2010-08-03 | ママ
学校給食に関して衝撃を受けた直後、これらの本に出会ったので、少し内容を紹介します。

日本人の主食はご飯のはずである。
その米飯給食がなぜ困難なのか。

戦後慢性的飢餓に苦しんでいた日本に救いの手を差し伸べたのがアメリカ。
農産物貿易促進援助法により、小麦をはじめとしたアメリカ余剰農産物の処理の場として学校給食が選ばれ、「学校給食会」が設立した。
もちろんこの時代はありがたいことだったはずだ。
しかし戦後60年を迎えた今でも牛乳にパンという献立が変っていないのは、よく考えると不思議だ。
結局アメリカからの物資を安定供給するという状態から抜け出せなくなり、アメリカ流栄養学を基に献立が立てられているのだ。
そして全地域とは言わないまでも、食材の多くが大手食品メーカーや商社によって冷凍加工品が輸入されている。
食材調達業者の選定は「安さ」なのだ。
学校給食でこそ、その土地でできた食物を使い、農業の活性化を図るべきであり、チャンスの場であろう。
しかし地域の中小業者や生産者に勝ち目はなく、参入が著しく制限されているとか。
こういうところからも、自給率の低下の原因が伺われる。
目の前にある畑は荒廃しながら、はるか数千キロはなれた土地から、莫大なガソリン代をかけ、安全性のリスクを負いながら食料を調達しているのだ。

しかし、これらの現状に立ち向かっている県もあるようだ。
それが岩手県。
今まで地元産食材使用率は他県とほとんど変らなかったが、平成11年「岩手県総合計画ーー『自立・参画・創造」による持続的な地域つくり」を策定。
学校給食を核として、生産者ー商工業者ー子供たちー家庭をつなぎ、見事に地域の食文化を再興したのだ。
具体的に書くときりがないが、様々な取り組みが始められているのも現状のようだ。

上記に書いたことは、本の要約であり、今まで私の知識は皆無に等しい。
またこのような情報も一部に過ぎない。 
食育というと、まずは家庭の食事からという程度しか認識していなかったが、これからの子供を育てていく世代として、知っておくべきことはたくさんあると感じた。




食育1

2010-08-03 | ママ
戦後の「欠食」から今は食べ物があふれる「飽食」時代。
でも自給率は減少し続けるという、悲惨な状態の日本。
家族の崩壊ともに、食の世界も崩壊している今、食育の重要性は色々な場所で叫ばれている。
しかし具体的な情報はあまり持っていない私。

大阪市中央図書館で食育フェアをやっていて、たまたま見つけた本。
「生きる力を育む 食と農の教育」
      鳩野道弘 佐藤幸也著 社団法人 光の家協会出版 



「学びあう食育 こどもたちのニュースクール」
      関西大学人間活動理論研究センター著 中央公論新社出版



なんとなく借りた本だが、読んで現状を知れば知るほど、こわくなる。
しかし反面、色々な取り組みがなされている現状も知り、希望もわいてくる。
まずは知ることが大事だと痛感。
テレビなどの情報は分かりやすく、簡単に手に入る。
しかし、一方的な見方のみであり、その情報だけを自分の中に取り込んでしまうのは危険だとも感じた。

以前ニュースで見た衝撃の内容。
学校給食が崩壊しているとの話で、何例かのメニューが挙げられていた。
例えば焼きそばパンにぜんざい。
組み合わせもさることながら、育ち盛りの子供たちに与える食事、まして学校という何百人単位で作る食事でこんなことが起こっているなんて、信じられなかった。
しかも主食の米が週2回だったり。
理由は、残飯が多すぎるため、子供の好みに合わせるしかないとか。
ただ何校かの話だとしても、おそろしい。
大事な時期の味覚も栄養もあったものではない。
一体どうなっているのだろう。

このニュースを見た時はそれで終わってしまったが、これらの本でこの現状への流れが分かってきた。
 

芦屋のお店

2010-08-01 | ママ


芦屋まで来たので、ちょっと寄り道。
友達から教えてもらったパン屋さんへ行ってみることに。
ベッカライ・ビオブロート。
オーガニックな素材にこだわり、工房の石臼で自家製粉しているお店。
初めての来店とわかると、それぞれの味見と、説明までしてくれた。
丁寧な対応のお店は本当に気持ちが良い。
ほとんどが全粒粉のパンだが、重たい感じはなく、ふんわりと良い香り。
渉くん、美味しいね~。







お昼に立ち寄ったお店もたまたま自然食のお店。
十五穀米のご飯に野菜のせいろ蒸し。
今日はいいことが続くなぁ。

ベッカライビオブロート
芦屋市宮塚町14-14-101
9時~18時半
火曜・水曜休

カムカム
芦屋市茶屋之町1-12
11時半~22時