86と花咲け歌々同窓会

花咲け歌々同窓会と静高86期卒業生諸君!!好き勝手なこと書いていますが他意はありません。たかがブログ・・・・

商売、考え方色々。

2012-02-08 00:42:20 | 管理人のぼやき
こんな景気でも元気な店があります。(2回目の紹介かな?)
勇気があるというのか、この発想は・・・・真似できません。

経営者は静岡の方ですが敢えて藤枝にお店を構え3店、
しかも100m以内に。

藤枝のあの人口で何故やってけんの?

これがやっていける訳はターゲットは藤枝だけじゃないのです。

藤枝・島田・大井川・金谷とちょっと焼津、ここら辺の

殿方を静岡に行かせない。これです。

これが清水区あたりだとちょっと難しいのです。

まず、内装(インテリア)に思いっきりお金をかけます。
普通の経営者が予算を抑えようという部分に最高のお金をかけます。
カラオケ機器も最新型の最高のもの。(家賃が安いからできる?)

そして、充分に教育された女性を用意し、楽しく夢のような
世界を作り上げます。同レベルの競合も少なく、他店にお客を取られる
こともなく、殿方たちは静岡に行くこともありません。

4月に4店目OPENの予定ですが、花部門は指名されると思います。


静岡にお店を出さない理由は、「静岡だと街でお客様に
会ったりすると落ち着かないじゃないですか、ちゃんと
挨拶もしなきゃいけないし、すっぴんでも歩けないし。」
(また来てねみたいな空気が嫌いみたい)


若きママは今はもうお店にも出ません。閉店頃、静岡からご自分で
運転して行き、従業員さん達にお礼のご挨拶に回る程度だそうです。

これは完全に立地条件を逆手にとった隙間産業だと思います。
店作りも豪華で落ち着きのある店はだめ、ワクワクウキウキ
楽しさを感じる店、豪華な店はそれ以上豪華な店が次々と
いくらでも出てくる。あの地域で、静岡でも上の部類の店の作りと
お持て成しができれば客は浮気はしないという考え。

私がショックを受けたのは、お花の打ち合わせの時に、
「胡蝶蘭とカサブランカは使わないでください、
あれはお年寄りの花ですから。」(ここのママというより
社長?どちらかというと前衛芸術思考)

この町ではもう一軒、というよりやはりこの地域に
7店舗展開している居酒屋さんがありますが、
ほぼ同じようなやり方、看板は一切出さず、これといった
宣伝もしない。3ヶ月ほど前に1度行ってきましたが、
未だに忘れられません。もう一度行ってみたい店です。

これを書きながら思ったのですが、1番のポイントは
これはどちらも「お酒」を飲む店だからやって行けるんじゃ
ないのでしょうか。衣料品などの昼のお店はご遠方から
車でじゃんじゃん静岡に来るもんね。

もしかしたらあの社長、飲酒運転の取締が厳しくなって
思いついたのかなァ。

4月OPEN予定のお店のテーマは「サワヤカ」。
「白とグリーンのお花で風にそよぐような」なんて考えじゃ
全く相手にされません。手強いです。