散歩の時間

東武東上線をたどりながら池袋から秩父湖まで散歩をします。その様子をスライドショーでご紹介します。

寄居 円良田湖(つぶらだこ)ハイキング

2008-10-11 22:51:07 | 普通の散歩
10月4日(土)

晴れた秋の日、久々に行楽らしい散歩に出かけました。

寄居からJR八高線で一つ目の用土と言う駅から、北に向かって歩き始めました。

ゴルフ場地帯の小高い山を越えて、円良田湖というダム湖の横を通って、簡易保険寄居保養所まで歩きました。

距離はたいしたことはなくて6,7キロだと思います。

ゴルフ場地帯は低い山なので舗装道路ではありますが、上り坂です。

のぼりが続くのはきつい。

それで、小さい峠を越えたら今度はしばらくずっと下りで、「下りは快調だね。」なんて言っていたのもつかの間、下りは膝に来るのでした。

でも、秋は素敵です。

柿は赤くて、空は青い、風はさわやか、それからところどころに栗が落ちていたりするのでした。

円良田湖は、美しいとは言いにくい湖ですが、へら鮒釣りの人がたくさん来ていて桟橋に並んで釣りをしていました。

観光地なのかどうかは微妙なのですが、昭和40年代の雰囲気の漂う食堂や閉鎖した旅館など、寂れた風情で秋の風に吹かれているのでした。

でも、釣りの人たちには全然関係ないみたいだし、食堂なども、入漁料でちゃんと営業しているので、景色は寂れていても明るい感じなのでした。

寂れた風景を好んで見て歩く私としては、雰囲気が明るいのは助かります。

やはり、おおっぴらに喜んだりしては人としてだめでしょう。

何気ない顔をして普通に通り過ぎていても、内心は喜んでいるという風なのですね。



円良田湖から下ったところに簡易保険の保養所があります。

保養所は秩父鉄道の波久礼(はぐれ)という駅の近くの高台にあります。

秩父鉄道沿いに歩いて秩父こまで行くと言うのが実はこのブログのテーマなのでした。

忘れたわけではありません。

波久礼は寄居から1つ目の駅です。

今回の散歩は用土からだし、線路沿いじゃないけど、とりあえず歩いたことにしてもよいのじゃないか?

などと言う意見も出ましたが、そんなつまらないずるをしては歩け大会の崇高なポリシーに傷が付くではないか、ということで、ずるはしないことになりました。



朝から出かけてきたのでゆっくり歩いてきてもお昼少し過ぎに保養所につきました。

ここで、1000円のお昼のバイキングを食べて、ビールを飲んで、温泉に入って休憩して、保養所のバスで寄居の駅まで送ってもらうという計画なのでした。

計画は順調に滞りなく完了していき、4時には寄居の駅前に到着していました。

今日もよい散歩でした。



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