散歩の時間

東武東上線をたどりながら池袋から秩父湖まで散歩をします。その様子をスライドショーでご紹介します。

床に合板を使った家

2008-04-06 22:50:02 | リホーム
床のことだけは書いておかねばと思って、特に1階の床のことです。

大体20年か30年かそれくらい前から家の基礎はぐるりとコンクリで固めたものになっています。

そして、20ねんか25年くらい前から、べた基礎というのか、地面にも平らにコンクリを打つことになりました。

べた基礎になる前は床下は地面でした。

寄居の家は床下は地面です。

随分湿気が上がるだろうと思うとそうでもなかったようです。

地面は割りと乾いています。

でも、やはり湿気は上がるので、床材が痛んでいます。

床材は合板です。

キッチンは結構厚い合板にフローリング模様を貼った床材です。

よく歩く場所はぶかぶかと揺れてきしんでいました。

6畳の畳の部屋は、畳の下が合板でした。

押入れの床も合板でした。

いずれも湿気と歩く重みで合板がだめになってきていました。

合板は薄板を接着剤でつけて固めたものなので、長いうちには接着剤がだめになるのです。

湿気にも弱いです。

東京の家は、やはり20年ちょっと経っていますが、地元の工務店が建てたということで、畳の下は杉か何かの板です。

キッチンはフローリング模様の合板でした。

床下はコンクリがべたに打ってあるタイプです。

それでどうなったかと言うと、畳の部屋はなんともありませんが、キッチンの床はぶかぶかになってしまっています。



分かったことは、床下が地面でも、コンクリでも、合板の床は20年過ぎるとぶかぶかになるようです。

合板はだめだね。

と言う考えもありますが、20年も持ったのだからまあいいか、と言う考えもあります。

20年の月日は割りとすぐに経ってしまい、修繕をするのはけっこう面倒なようでもあります。

でも、荷物をどかすのは大変ですが、修繕は簡単です。

大工さんが1日か、2日で直してしまいます。

20年目の修繕をすると決めればば、合板でもいいのかもと思えます。

注文状宅を建てるなら、1階の床は全部ちゃんとした木の板を使いたいとは思いますけど。


とにかく、20年経つと、いろいろと痛んできます。

お金がかかっても修繕しないといけなくなります。

今時の家はそういう風にできています。

最近は、地球温暖化の対策として、もったいないからもっとよい材料を使って丈夫に作って長持ちさせよう、などと言われてきていますね。

20年は痛みがくるには少し早いのかもしれません。