散歩の時間

東武東上線をたどりながら池袋から秩父湖まで散歩をします。その様子をスライドショーでご紹介します。

JAふかや用土農産物直売所

2008-07-03 13:47:59 | リホーム


国道254号線沿いは農産物直売所がたくさんあります。

ここもそのひとつ、寄居のはずれ、用土というところにあります。

今、入口から入ろうとしている親父は、うちの旦那ではありませんのでよろしくお願いします。

たたずまいは非常に素朴ですが、内容はかなりユニークで充実しています。

魚をビニール袋にいれて売っているのは驚きです。

なまずは食用か飼育用かわかりません。

なまずの運命は、たぶん買った人によるのでしょう。

それから、裏に植木とサボテンを売っています。

ちょっとした園芸センターよりサボテンの充実ぶりは大したものです。

サボテン好きには楽しいところです。



床に合板を使った家

2008-04-06 22:50:02 | リホーム
床のことだけは書いておかねばと思って、特に1階の床のことです。

大体20年か30年かそれくらい前から家の基礎はぐるりとコンクリで固めたものになっています。

そして、20ねんか25年くらい前から、べた基礎というのか、地面にも平らにコンクリを打つことになりました。

べた基礎になる前は床下は地面でした。

寄居の家は床下は地面です。

随分湿気が上がるだろうと思うとそうでもなかったようです。

地面は割りと乾いています。

でも、やはり湿気は上がるので、床材が痛んでいます。

床材は合板です。

キッチンは結構厚い合板にフローリング模様を貼った床材です。

よく歩く場所はぶかぶかと揺れてきしんでいました。

6畳の畳の部屋は、畳の下が合板でした。

押入れの床も合板でした。

いずれも湿気と歩く重みで合板がだめになってきていました。

合板は薄板を接着剤でつけて固めたものなので、長いうちには接着剤がだめになるのです。

湿気にも弱いです。

東京の家は、やはり20年ちょっと経っていますが、地元の工務店が建てたということで、畳の下は杉か何かの板です。

キッチンはフローリング模様の合板でした。

床下はコンクリがべたに打ってあるタイプです。

それでどうなったかと言うと、畳の部屋はなんともありませんが、キッチンの床はぶかぶかになってしまっています。



分かったことは、床下が地面でも、コンクリでも、合板の床は20年過ぎるとぶかぶかになるようです。

合板はだめだね。

と言う考えもありますが、20年も持ったのだからまあいいか、と言う考えもあります。

20年の月日は割りとすぐに経ってしまい、修繕をするのはけっこう面倒なようでもあります。

でも、荷物をどかすのは大変ですが、修繕は簡単です。

大工さんが1日か、2日で直してしまいます。

20年目の修繕をすると決めればば、合板でもいいのかもと思えます。

注文状宅を建てるなら、1階の床は全部ちゃんとした木の板を使いたいとは思いますけど。


とにかく、20年経つと、いろいろと痛んできます。

お金がかかっても修繕しないといけなくなります。

今時の家はそういう風にできています。

最近は、地球温暖化の対策として、もったいないからもっとよい材料を使って丈夫に作って長持ちさせよう、などと言われてきていますね。

20年は痛みがくるには少し早いのかもしれません。

リホーム  壁の中に水が入っていた

2008-02-17 23:12:43 | リホーム
久々にリホームねたです。

写真は内装の壁を取り払ったところです。出窓の左側の壁の中が水漏れでだめになっています。

「左がだめでも右ならいいさ。」と言うようなことはなくて、右も同じようにだめです。

この家は20年以上前の建売で、外壁はモルタルぶきというタイプです。出窓と言うのがこのころ登場して、人気だったのかもしれません。2階の洋室にそれぞれ1箇所づつと、キッチンに1箇所で、3つ付いています。

この出窓の取り付けと言うのか、出窓の設計と言うのか、両方かもしれませんが悪かったので両端から雨が回り込んで壁の中を流れていたのです。

どうも、出始めの出窓には設計不良で雨が回り込むものがあったのではと思います。

でも、ベテランのサッシ屋さんなら(家は非常に分業化が進んでいて、アルミサッシ類はサッシ屋が取り付ける)取り付けたときに、構造をみて雨が入りそうだと分かりそうなものです。

家の外壁と言うのは、「いかに雨が入らないように作るか」ということに8割以上の知恵と工夫を凝らしていると言っても過言ではないものなのです。

そうこうして、20年壁の中を雨が流れた家は外から見てどうなるかと言うと、ひびが入っています。

そういうわけで、家に外側に窓の取り付けあたりからひびが入っていて、窓の締りが悪くなっている家は雨が入っている可能性があります。

家の周りをぐるりと回ってみて、コンクリの基礎にひびが無かったら、外壁のひびは雨のせいかもしれません。

それで、壁の中に水が入るとどうなるかと言うと、見てのとおり、横木が腐れて無くなってしまっています。

20年以上、新築のときから水が入っていたと思われるので、2階から入った水は1階まで伝わって、梁という、横に渡した大きな柱も半分近く腐らせてしまっていました。

梁が弱ったため、家は2階の西の角が少し傾き2階の窓に締りの悪くなったものがあります。

これは素人にはどうしようもないので、大工さんを頼んで横木の梁の追加や補強をしてもらいました。



そう言うことが分かってから、外を歩きながら見てみると、目につく家に「ひび」けっこう入ってますね。

でも、思ったのは、それでもけっこう丈夫だと言うことです。

20年くらいははよほどの手抜きでもなければしっかりしています。

20年たったら、ちょっと本格的な修繕をしたほうがいいかもしれませんね。





木造家屋の壁と言うのは、構造体の柱をはさんで外壁側は横板を少しの隙間を空けながら外壁全体に打ち付けます。

次に防水の黒い紙を一面にホチキスのようなもので止めつけます。

この黒い少し厚手の防水の紙がとてもえらくて、外壁のひびから入った雨は中に通さないのです。

(写真では黒い紙が破れて、外側から塗ったモルタルの裏側が見えています。)

その紙の上に針金の格子状の網をホチキスのようなもので止めつけます。

その上にモルタルを1センチくらい塗って塗装をするのです。

これで、一応防火と言うことになっています。



壁の内側はというと、柱の間に断熱材を隙間無くつめて、ボードと呼ばれる石膏を紙ではさんだような板を部屋の内側全体に止めつけます。

内装はこのボードに壁紙を張ればおしまいです。

壁には壁らしい模様の壁紙を、天井には天井らしい模様の壁紙を、床にはさすがに床模様の紙というわけにはいかないのですが、木目模様のタイルや、クッションフロアなどというものがあって、フローリングかと思ったら違った、ということはよくあります。

本当によく見てみると、今時の家の内装というのはよくできていると言うのか、よくできていないと言うのか、簡単でお手軽なものです。

フローリングと言われているものの中にも、ふかふかした感じのがあります。

あれは、クッション状の板の上にフローリング模様の樹脂を張った床材です。

木でできているものも、合板に薄く削った板を貼ったものがほとんどです。


合板といえば、ベニヤ板のことですが、

次回は床に合板を使った家について。








リホーム  キッチンセットの排水溝

2007-11-29 22:00:54 | リホーム
いきなり、汚い写真で恐縮です。

流しのシンクの下です。

普通の住宅のキッチンセットは扉を開けると排水管が見えます。

排水は下の丸い穴から床下に続く塩ビの管に流すようになっています。

この写真ではシンクから出た管が右に曲がっています。

本当はまっすぐ真下に塩ビ管があって、上からの管がはまっていなくてはいけないのです。

この流しの場合はキッチンセットの穴とあっていないので上からの管を曲げたわけです。

そうしたら管の長さが足りなくなり隙間ができていました。

そのため、水を勢いよく流したときに床に飛び散っていたのです。

常に濡れている状態ではなかったようなので、カビが生えたり、キッチンセットの床が抜けたりということはありませんでしたが、いい加減な施工です。

排水管が少しずれているということは、わりと良くあります。

その時は上からの管を長めにして、しっかり下からの管とつないでおけばよいのです。

ほんのちょっとした手抜きが、長年には大きなダメージを与えることもあります。

もうひとつ、シンク下に付いている野菜くずなどがたまるカゴがはまる膨らんだところの周辺も接合が悪いと水が漏ることがあります。

お暇な時には、台所の下を覗いて見て、ほんの少しでも水が漏れていないかチェックしてみるとよいです。

早く見つければ本当に安い金額ですぐに治ります。

田舎の家をリホームする    田舎の家の収支

2007-11-14 08:48:56 | リホーム

近所で撮った写真です。
下の文の内容とは関係ありません。



ところで、この田舎の家は賃貸に出していたのですから儲かったのではないか?

と、思っている方もいるかもしれません。

よくいう「投資物件」というやつです。

田舎の家が投資物件として役に立ったのかどうか?

家は、土地が35坪、60平方メートルの2階建て。

このあたりでは普通の建売住宅だったものを買いました。

買った値段はいろいろな諸経費込みで、1200万円くらいです。

家賃は、月に4万5千円。

(東京では駐車場を借りるのに2万円するのにです。)

約14年借りてもらったので、回収したお金は、約750万円。

かかった経費は、固定資産税と保険、それに確定申告して税金を払ったりして、年に5,6万円。

14年の経費は約80万円位でしょうか。

それから、中で一回大規模修繕をしています。それが約120万。

計算すると、まだ650万円残っています。

650万円で売れれば、いちおう損も得もなかったことになります。

(14年も何らかの活動をして収支が0だったらそれだけですでに損ですけど)

で、今のこの家の相場はというと、なんと400万円です。

ひえー! すごく損をしている。


投資物件の場合、普通、利回りというのを考えますね。

この家は1200万円に対して、月に54万円しか働かないので、4.5パーセントの利回りしかありませんでした。

最初から間違えていたことが分ります。

では、今回、相場は400万円の家だということが分ったので、400万円の家を4万円で貸したらどうかと考えてみます。

利回りは12パーセントです。

投資物件として働ける数字です。

おーこんな田舎の家が投資物件になるのか?

でも、そう単純ではありません。

まず、かなりの田舎なので借りてくれる人がいるのかどうか?

すぐに入居者が見つかるとは思えません。

とにかく間違えて買った家です。

ここは気持ちよく負けを認めましょう。

これが古民家かなんかだったらかえって借り手がいたかも。



田舎の家をリホームする   何を書こうかな

2007-11-13 23:17:08 | リホーム
「リホーム」というカテゴリーを新設はしたのだけれど、具体的なリホームを書いても面白くないと思いました。

ペンキの塗り方とか、コーキングのやり方とか、CF(クッションフロア)の張り替え方とか、ブログで自慢したい気もする。

けど、そんなのはホームセンターに行けば、やり方の小冊子が無料でもらえてそのとおりにやればできるわけです。

実際そうやってだんだん覚えたわけなのです。

あとは、そういう仕事が好きかどうかだけです。

私は子どものとき、図画工作だけが得意という女子には珍しいタイプの子どもでしたから手仕事は好きなのです。

ダンナは壊れているものを見たら修理しないではいられなくなる病気です。

格好の獲物が目の前に出現したのです。

きっと、この日々の為に、昔、この田舎の家を買っておいたのだと思います。

そうだ、そうだったのだ!

「あーそー、勝手にやってれば。」と、つぶやいていますね。



そこで、毎週のように行くわけだし、リホームばかりやっているわけじゃないので、田舎のよかったことや、すごいお店や、特筆すべきことなど書いていくことにします。

あと、建売住宅というものがけっこういい加減なものだということもよく分かったので、「ここがいいかげん!」と言うところを紹介したりしましょう。






田舎の家をリホームする    週末はリホーム

2007-11-12 08:24:34 | リホーム
歩け大会をしばらく中断して、リホームをやることになりました。

リホームは数年前から実益を兼ねた趣味というか、けちだから自分の家を家族で修理したのが始まりです。

昔から外階段など、鉄部のペンキくらいは自分で塗っていましたが、今はほとんど何でもやるようになっています。

実は寄居町には、10年以上前に、別荘のつもりで買った古い家があります。

その家は、今ではどうしてそんなものを買ったのか分からないほど、無謀な買い物だったと思うのですが、なぜだか買ったのでした。

あの頃は私も若くて、この東京の家にいるのがいやでした。

傾斜地に密集して建っているので、田舎育ちの私には息が詰まりそうでした。

といって主人の実家ですから出るわけにもいかず、我慢が溜まって判断力がなくなっていたのでしょうね。

主人は、なんだか家を買ってみたかったんだと思う。と言ってました。

私は、結婚してすぐから、とにかくお金を貯めようと、けちにしてほんの3,4年で1000万円以上貯めました。

結婚してしばらくというのは、家賃もなかったし、車を持たなければ駐車場代もいらない、子どもを保育園に預けて私もパートに出て主人は残業をすごくしていたので収入の3分の2を貯金していたのだと思います。

結婚する前は、私も、主人も働いていたのもぜんぜん貯金がありませんでした。みんな使っちゃってた。

それなのに結婚するって不思議です。すごく貯金できちゃう。

それで、田舎に安い家を買ったのです。

そして、「週末にはここへ来て田舎生活を楽しむのかなぁ」なんて、買うなり心細くなっていた時に、不動産屋さんから、「この家を借りたいという人がいるんですがどうしますか?」と言われたのです。

それで、そのまま貸すことになりました。

それから10数年の月日が流れて、最近家が返されてきました。

木造は築20年ともなるとさすがにあちこち痛んでいます。

じゃあ、リホームだね。

ということで、週末は土曜と日曜は泊りがけでリホームと掃除です。

合間にあちこち散歩したり、夜は温泉に行ったり。

そういういろんなことを、これからしばらく書いていきたいと思います。