![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8e/c3ab05d48208a20b1159835955aff13c.jpg)
近所で撮った写真です。
下の文の内容とは関係ありません。
ところで、この田舎の家は賃貸に出していたのですから儲かったのではないか?
と、思っている方もいるかもしれません。
よくいう「投資物件」というやつです。
田舎の家が投資物件として役に立ったのかどうか?
家は、土地が35坪、60平方メートルの2階建て。
このあたりでは普通の建売住宅だったものを買いました。
買った値段はいろいろな諸経費込みで、1200万円くらいです。
家賃は、月に4万5千円。
(東京では駐車場を借りるのに2万円するのにです。)
約14年借りてもらったので、回収したお金は、約750万円。
かかった経費は、固定資産税と保険、それに確定申告して税金を払ったりして、年に5,6万円。
14年の経費は約80万円位でしょうか。
それから、中で一回大規模修繕をしています。それが約120万。
計算すると、まだ650万円残っています。
650万円で売れれば、いちおう損も得もなかったことになります。
(14年も何らかの活動をして収支が0だったらそれだけですでに損ですけど)
で、今のこの家の相場はというと、なんと400万円です。
ひえー! すごく損をしている。
投資物件の場合、普通、利回りというのを考えますね。
この家は1200万円に対して、月に54万円しか働かないので、4.5パーセントの利回りしかありませんでした。
最初から間違えていたことが分ります。
では、今回、相場は400万円の家だということが分ったので、400万円の家を4万円で貸したらどうかと考えてみます。
利回りは12パーセントです。
投資物件として働ける数字です。
おーこんな田舎の家が投資物件になるのか?
でも、そう単純ではありません。
まず、かなりの田舎なので借りてくれる人がいるのかどうか?
すぐに入居者が見つかるとは思えません。
とにかく間違えて買った家です。
ここは気持ちよく負けを認めましょう。
これが古民家かなんかだったらかえって借り手がいたかも。