散歩の時間

東武東上線をたどりながら池袋から秩父湖まで散歩をします。その様子をスライドショーでご紹介します。

寄居のとんかつ事情

2008-06-02 17:52:55 | その他




どうしてだか、埼玉、群馬など北関東にはとんかつ屋が多いように思います。

うちが通う寄居にも、花園インターの近くに「三峰」というとんかつ屋がありまして、たまに行きます。

たたずまいは和風ファミレス形態で、見た目は普通です。

でも、お皿の大きさ、とんかつの大きさ、キャベツの大量さが尋常ではありません。

そして、キャベツ、ご飯のお替わり自由、トン汁に変更可などのサービスも付いています。

帰りにはコーヒー無料券までくれる。

また来たいけど、来たくないっちゅうの。

とにかく、ものすごい量なわけです。

これを食べたらおなかの脂肪が2ミリは厚くなりそうです。

周りを見ると、まるまるとしたおばさんが目につきます。

ふむ、納得です。

それから推定年齢70歳以上というお年寄りが結構多いのです。

前の座敷にいた家族は、おじいちゃん、おばあちゃん、息子、孫という一家。(嫁はどうしたんでしょう?つい物語を想像する。)

その一家、食べ終わって帰る時、おばあちゃんはテーブルにつかまってゆっくりと膝をたて、やっと立ち上がりました。

おじいちゃんは立てません。

四つん這いばいで座敷を這ったまま出口に向かいます。

斜め前には真っ白な頭髪で腰の曲がった80歳はいっているだろうというお年寄りです。

こういうお年寄りがとんかつを食べるなんて考えられません。

驚きと謎です。

考えるに、おばさんたちは太っていましたが、年寄りは普通から痩せているくらいの体型です。

きっと、農作業を若い時からやっていたのだと思うのです。

関節や骨は悪くなっていますが、筋肉や内臓は丈夫なんですね。

年をとってもとんかつをおいしく食べる秘訣は労働のようです。

何か軽作業を毎日続ける生活を目指そうと思ったことでした。

いや、軽作業ぐらいでは年寄りになって、このとんかつは消化できないかも。