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どうしてだか、埼玉、群馬など北関東にはとんかつ屋が多いように思います。
うちが通う寄居にも、花園インターの近くに「三峰」というとんかつ屋がありまして、たまに行きます。
たたずまいは和風ファミレス形態で、見た目は普通です。
でも、お皿の大きさ、とんかつの大きさ、キャベツの大量さが尋常ではありません。
そして、キャベツ、ご飯のお替わり自由、トン汁に変更可などのサービスも付いています。
帰りにはコーヒー無料券までくれる。
また来たいけど、来たくないっちゅうの。
とにかく、ものすごい量なわけです。
これを食べたらおなかの脂肪が2ミリは厚くなりそうです。
周りを見ると、まるまるとしたおばさんが目につきます。
ふむ、納得です。
それから推定年齢70歳以上というお年寄りが結構多いのです。
前の座敷にいた家族は、おじいちゃん、おばあちゃん、息子、孫という一家。(嫁はどうしたんでしょう?つい物語を想像する。)
その一家、食べ終わって帰る時、おばあちゃんはテーブルにつかまってゆっくりと膝をたて、やっと立ち上がりました。
おじいちゃんは立てません。
四つん這いばいで座敷を這ったまま出口に向かいます。
斜め前には真っ白な頭髪で腰の曲がった80歳はいっているだろうというお年寄りです。
こういうお年寄りがとんかつを食べるなんて考えられません。
驚きと謎です。
考えるに、おばさんたちは太っていましたが、年寄りは普通から痩せているくらいの体型です。
きっと、農作業を若い時からやっていたのだと思うのです。
関節や骨は悪くなっていますが、筋肉や内臓は丈夫なんですね。
年をとってもとんかつをおいしく食べる秘訣は労働のようです。
何か軽作業を毎日続ける生活を目指そうと思ったことでした。
いや、軽作業ぐらいでは年寄りになって、このとんかつは消化できないかも。