2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

もっと不自由を

2010年04月24日 | 民主主義の行くところ
ところで。

私たちは自由なわけなのだ。

そんなこと、当たり前なのだけど。

でも、少し前だけど、尾崎豊は歌ってた。

「もっと自由を!!」

若者は自由じゃなかったんだろうか?

現在の日本人で自由じゃないと感じている人はいるんだろうか?

自由だけど、思うようには暮らせないと言うなら分かる。

生き難いとか、結婚できないとか、友達がいないと思われるのは恥ずかしいとか、就職できないとか、お金がないとか。

今の時代はそれなりに問題があるようだけどこんなに自由な世の中になって自由に暮らしていいのに、どうして???





景気の良かったころは、自分の自由な時間に働けるからフリーターや派遣がいいって、自分らしい生き方を選べた。

景気が悪くなって自分らしく生きるのは少しリスクがあるって分かったけど、今だって自由に生きてかまわないのだ。

自由に生きるのは歓迎だけど、お金がないと面白くないかもしれない。

お金は仕事しないともらえないし。

就職はいつの間にか簡単にできなくなってしまった。

世の中に仕事がなくなってしまったらしい。

仕事がなくなってお金もなくなったらどうやって食べていこう?

たとえば、田舎があって、年取った親でもいれば、畑とか手伝ったら食べて暮らすくらいは出来るかもしれない。

でも、田舎は親戚がうるさく口を出すし、近所づきあいも面倒だ。

そのうるさい親戚や、近所のおばさんたちは、昔はお見合いの話とかまで持ってきてホントにうるさいったらなかった。

結婚する相手は自由恋愛で自分で見つけるつううの。

高校を卒業したらこんな田舎は出て、都会に就職しておしゃれに暮らしたいに決まってる。

なのに、親はせっかく家業があるんだから継いでくれって言う。

田舎のとうふやなんかやってらんない。

農家なんかもっとやだ。

日本人は会社に勤めて言われた仕事をしていれば、楽だしきれいだし、それでハイテクな工業製品を輸出して儲ければいいのだ。

と、この前まではそうだったんだけど、急に様子が変わってきてしまった。

自由にやっているんだけど何にも思うようじゃない。

何をやったらいいんだか分からない。

誰か、何をやればいいのか教えて欲しい。

本当にやるんだったら教えてくれるって。

まず、紹介してあげるからお見合いをして結婚しろって。

冗談じゃないよ、やだよ。


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