2019年１２月半ばバス停に捨てられていた
４つの命
散歩中のワンちゃんママが見つけてくれました。
猫を飼ったことがないご夫婦が
救ってくださいました。
こちらに相談があったのは
知人を通して
里親さんを探したいというお話でした。
里親探しの方法は、、、
＊まずは友人知人をあたる
＊SNSで頻繁に発信する
（facebook,instagram,twitter,ブログなど
＃里親募集＃大阪などタグをつけます)
＊動物病院などにちらしをはる
（エイベットさんの里親募集支援で
お世話になりました）
＊インターネット里親募集サイトで探す
（ぺっとのおうち、ぽちとたまでお世話になりました）
＊譲渡会に参加する
（キャットソシオン譲渡会
大丸譲渡会にお世話になりました）
などがありますね。
どこで応募されても同じです。
応募していただいた方とお会いして
お見合い面談を行い
適正飼育をしてくださる方
幸せにしてくださる方なのか
どうか見極めてください。
お話がまとまれば、必ず
ご自宅にお届けするのがポイントです。
どこかで引き渡すというのは
住所が分からないので
もう連絡が途絶えてしまい
どうなったか分からなくなることがあります。
信じられませんが
虐待目的で里親になる人もいるのです、、、。
慎重にいきましょう。
そして幸せになった姿をみせてもらいましょう。
近況報告ですね。
愛情こめて育てた猫が幸せになれるから
保護なんて大変なことができるのです。
それを教えてもらえないのなら
どんなにいい方でもわたしはお渡しできません。
さびしすぎるー笑。
そんなこんなでワンちゃんママのところから
うちにきた白黒姉妹たち
これ以上、一緒にいたらますます
手放すのがつらくなります。
譲渡会も開催されませんので
うちでアピールしていこうとお預かりしました。
もう手術も終え、ピカピカです。
いつでもスタンバイオッケーよ！
それがうちに来た日にお問い合わせがあり
次の日にお見合いにきていただき
姉妹でトライアルが決まりました。
トントン拍子〜
よかったね〜
あなたたち、文句なくかわいいもんね。
アシンメトリーな白黒ガール
ずっと一緒にいられるよ。
アネモネちゃん
最初はちょっと隠れていましたが
すぐにひっついてきます。
人間のお膝が大好き！
食べるの大好き！
ミモザちゃん
人なつこく活発
人のそばが大好き。
相手しなかったらかじられます笑。
カジカジ〜ねずみか！
天使のような姉妹、幸せになるね。
ワンちゃんママ、お母さん、お父さん
お姉ちゃん
たくさんの愛をありがとにゃー！！
お世話になりました。
猫は絶対に思ってないですが笑
かわいい姿を見せてくれて
幸せになってくれたことが
親孝行なんですね！
お名前も決定！！
うちは猫の引き取りは受けていません。
自分の活動で手一杯、、、
外から受けいれる余裕がないです。
できる範囲の個人活動なのです。
保護は自分たちが決断したときだけ
あとはお知り合いの方からの
預かりという形でのお手伝いとなります。
でも保護のアドバイスならできます。
みなさんうちは保護できなくて、、、
といいますけど
私たちも無理をして保護してるんです。
できることをがんばりましょう〜
何とかなります笑。
みんなができることを持ち寄って
地域の猫問題解決できればいいなと
思います。
子猫が幸せになってくれて
みんなが幸せになれました！
でもね、これを美談にしては
いけないと思います。
捨てても助けてもらえると思わないでほしい！
子猫はいい人に助けられたから
こうやって幸せになってくれましたが
200g前後の子猫をバス停に捨てることが
そもそも間違っています。
外で産まれた猫か家の猫かは分かりませんが
避妊去勢手術をしていれば
このような悲劇は起こらなかったはずです。
子猫を拾って見てみぬふりのできない人の
身になってください。
大変ですよ〜
今も日本全国あちこちで子猫が捨てられ
保護されています。
異常な状況です。
みんながこのように保護されて
幸せになれる訳ではありません。
こんな子猫がセンターに届けられ
年間３万頭ちかく殺処分されてます。
路上でも命をおとしています。
TNRがまだまだ進んでいないんです。
飼い猫なら必ず手術をしてください。
命を捨てないでいいように
避妊去勢が進む活動をすすめていかないとと
強く思います。
育てた猫とさよならするのつらいんです。
活動になれた私たちでもさびしいです。
お世話もお金もすごくかかります。
誰もが簡単に保護なんてできません。
TNRなら誰でもできるんです。
こんな大変な保護、しなくていいように
地域のTNRをすすめましょう。
そして飼い主のいない猫の不妊手術が
すすみやすいよう手術の助成金が必要です。
今年度も行政にお願いをしていこうと思います。
先日、岐阜で大きな事件がおこりました。
ご存知でしょうか。
８１歳のホームレスのおじいさんを
大学生が５人で暴行して殺害したそうです。
ホームレス殺害事件 帰りを待つ猫
すべてがつらすぎます。
こんな悲しい事件、、、
どこにでも起こりうることです。
そして、起こらないようにできたと思うんです。
男性は20年この暮らしをされてたそうです。
暑い日も寒い日も空き缶を拾い
毎日、猫のお世話をされていたそうです。
野良猫だから、ホームレスだからと
命の軽視があったのでは、、、
子どもたちに命の大切さを
大人は教えないとなりません。
いろんな状況が積み重なって
取り返しのつかない
大きな事件が起きてしまった。
人事ではないです。
地域猫活動があったら、、、
また違ったんではないのかと
考えさせられます。
猫の問題は地域の環境問題であり
子どもたちの心を育てる
教育の問題にもなります。
地域で猫問題に取り組み見守ることが
地域のコミュニティを保ち
街の防犯にもつながります。
排除ではなく共生
人と猫 平和に暮らせる
命を大切にする社会
みんなでめざしていきたいです。
