去年10月にTNRした黒猫くん
その時はそこまで人なれしてなかったのですが
リリースしたら
どんどん餌やりさんになついてきました。
餌やりさんが来たら、飛んできて
ついて歩き、スリスリします。
まるで犬のよう〜笑。
捕まえたわたしにも、すりよります。
持ち上げもできます。
これは保護した方がいいだろうなぁと思いつつ
なかなか一度TNRした猫を家に入れるのは
踏ん切りがつかないものです。
それは保護は簡単ではないからです。
保護には最後まで責任がつきまといます。
なにがあっても途中で放り出せません。
いつまでも狭いケージ暮らしを
させられないのです。
一番心配なのはキャリア猫であることです。
キャリアであれば隔離が必要になります。
長い保護生活になることも予想され
その分お世話も必要になります。
我々にのしかかる負担があります。
可哀想な状態でのお世話はつらい。
外よりましで保護はしたくないです。
保護したからには、とびきり幸せに
してやらないとと思っています。
でも人なれした猫は里親さんは
見つかりやすいです。
人なれトレーニングをしないでいいのです。
そんなところ、耳に怪我をしました。
外で薬を飲ませて様子もみれるのですが
関わるみんな、もうこれを機に
保護した方がいい
という気持ちになって来ました。
怪我がきっかけになることがよくあります。
餌やりさんと相談したところ
娘さんに話をしたらうちで引き受けてもいいよ
と言ってくれたんだそう！
黒くん、ラッキー！！
ほんなら、はやいとこ捕まえようと
餌やりさんがキャリーに入れようとしたら
失敗してしまいました。
なれてても捕獲器を使った方が安全です。
触れるのに捕まりにくい猫になってしまいました。
飼い猫だった猫はキャリーに
ネガティブです笑。
途中、新入り茶トラと喧嘩したり
なかなかごはんを食べにきません。
明日あさっては春の嵐です。
今日なにがなんでも捕まえたいという
私たちの粘りが勝ち、網で捕獲しました。
ギャーギャー鳴きますが
そんな暴れもせず
ケージにインしました。
ケージでも落ち着いていますし
触れます。
２週間投薬して怪我は治りました。
病院も初期治療に行ってきました。
推定２〜３歳、身体所見問題なし
マンソン裂頭条虫がでましたので
注射してもらってます。
ワクチンは去年の10月に済んでいます。
もうすこしなれてから
娘さんのお家に移動できればと思います。
勝手にくまモンと呼んでます笑。
環境慣れに時間がいるタイプ
鳴き声が大きいです。
先住猫もいますので、しばらくケージで
訓練となりますががんばろうね〜
久しぶりに他の猫も見てきたのですが
なぜが背中が濡れてる、、、
なんでだろー
２０１５年にTNRした当初からいる
茶白のチャチャくん
ずいぶん痩せてきました。
寒い冬を何度も越えて毎日通ってきています。
仲の良かったマメちゃんが来なくなったそうです。
５年前10匹以上いた猫は
２匹となってしまいました。
TNR管理は猫を確実に減らします。
なつこい猫はできる限り、保護しています。
みんな家の猫にしてやれたら
どれだけいいだろうと思います。
力不足でごめんね。
心の中で謝るしかできません。
餌やりさんは痩せたチャチャくんのために
鶏のレバーをゆでてもってきてくれたそうです。
喜んで食べてたわーとそんなことが
ただただ、うれしいのです。
この子たちが一代限りの命を
まっとうできますように！
それだけが願いです。
